抗うつ薬の治療でも薬を減量する、あわよくば薬がなくなるよう考えた。15年近く昔の話である。
今では薬物療法が欠かせないのは当然としても、時には症状を軽くするグッズもいいかな、と思ったりする。

もう止めてしまったこと2つ
アルファ波
アルファ波はリラックス効果をもつ脳波
リラックス効果のあるクラッシックを聞いていた。職場で朝や昼休みに聞いた。楽になれた。ただ、入院を繰り返すようになってからは、いつの間にか聞くのを止めてしまっていた。もともとクラッシックは好きでなかったので自然消滅したのだろう。
アルファ波の状態はリラックスしている時なので適度に作ると気分にメリハリがでる。

ビタミン
本を読んでいて、ビタミンB6B12C葉酸うつが効くと思いビタミン剤を飲んだ。特に、効かなかった。疲れやうつの予防といって多めに飲んだこともあるが、気持ちを引き締めるおまじないに過ぎなかった。
薬と一緒に服用するのが手間だから今は飲んでいない。気合いを入れるときはドリンクにしている。主治医も同じように言っていた。健康補助で飲むときはある。

今でもしていること。
光療法もどき。
光療法は冬季うつ病に有効な治療法で高照度の光を一定時間浴びながら治療する療法。当時は冬ばかりにうつになったので、光療法でよくなると考えていた。主治医は北大には機械があるが無理や効果はないと言われた。諦めきれないので民生用のライトを探した。用途は時差ボケ解消。輸入品がある(確かブライトライト)。朝1時間程ライトの光を浴びること。使ったのは高照度の電気スタンド。(生産中止)
いつの間にか使わなくなっていた。
一昨年の冬に使ってみた。布団に横にながら光を4~5時間浴びた。一週間位でうつは軽くなった。薬の作用やうつの期間的なものがあっただろうが、後押しする効果はあっただろう。偶然なのかもしれない。

今でも続いているのは、ウォーキング。
最近ではアロマテラピー。

健康にいいと思って何かをすることを、うつの支えと拡大解釈してみることもいいだろう。ただし、取り憑くのは大変危険なこともしっておくべきだ。


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