「あき」は、躁うつ病(双極性障害)という病気を抱えて生活しています。


官僚・研究者として働きながらやむなく中途で離職。

現在は、地域活動支援センターという福祉サービスを受けながら生活しています。


この病気は、離職・離婚・死という大きな社会的危険性をはらんでいます。

治療者の自覚・家族や医師の支援・福祉の利用をもって、社会的な活動を維持することが大切になっています。



「うつ病」と同じように「気分障害」という病気。


気分は、生活の中で高ぶったり落ち込んだりするのは当たり前。。

この病気の特徴は簡単にいえば「気分の上下が普通の人より高い」ことです。

一方で「うつ」病は気分が落ち込むことが普通です。



また、精神疾患は治療効果がでるまで時間を要する病気でもあります。

一般的な治療法はうつ病と同じく薬の服用(薬物療法)が基本です。

「うつ病」は最終的に治り(治癒)ます、一方「躁うつ病」は気分を良好に維持することが治療の目標となっています。


また、身体障害者と同じように「精神障害者」になる場合もあります。

現在、「障害者基本法」で身体・精神・知的の3障害は「障害」として同一に取り扱うことになっています。

身体障害者と精神障害者の人数は人口の6%と一緒です。

にもかかわらず精神障害はいまだに厳しい状況にあります。


このような病気をもつ治療者・家族に情報提供するのが、「あき」のポリシーです。

どうぞ、皆様のお役にたてますように。


ご一読ありがとうございました。