別れの春 門出の春 | ミノーとキャバと時々おとん

ミノーとキャバと時々おとん

渓流ルアーにどっぷりはまった魚キチガイ。
ハンドメイドミノー「Quelle(クヴェレ)」を作り、
愛犬キャバリアのモカさんとのんびり暮らしてます。
(キャバ嬢にあらず)
アメブロ移転前のブログ名は「サンゴとキャバと時々おとん」

6月22日に販売を開始したクヴェレは、おかげさまで40S、45S、50Sは即日完売しました。

御購入いただいた皆様、ありがとうございます。(^ ^)


まだクヴェレ・ツヴァイ50Sが2個残っていますので、今後も引き続き御注文を承ります。

緑龍の方は私も欲しいとか思っているので、数日経っても御注文が無かった時は、私のルアーケースに入れられる可能性大ですw




さて、いつも釣りの事ばかり書いているので、たまには家族のことも。




3月。

次女のこっちゃんは小学校を卒業。

この日がランドセルを背負う最後の日。




買ったばかりの頃はでっかく見えたランドセルも、だいぶ小さく見えるようになりました。



その数日後、会津若松に住む私の祖母が亡くなりました。


祖父母の中で唯一健在だった祖母。

その半生は、まるで朝の連続テレビ小説にでもなりそうな波瀾万丈なものだったそうです。

99歳の大往生ですが、後半年頑張れば100歳だったのですが…。

祖母には昨年秋に家族旅行で会いに行ったばかり。

コロナ禍でなかなか会いに行けませんでしたが、最後に会って話をする事が出来て良かったです。

まぁ、私の事を孫だと分かっていたのか、だいぶ怪しい感じでしたが…。(^_^;)




会津若松での祖母の葬儀から帰宅した3日後。


今度は奥様のお祖母さんが逝去。



まさかの2週連続葬儀。

こんな事ってある??


そんなドタバタな春だったわけです。(^_^;)



時は移り桜が満開となった4月。



12年前に奥様のお祖母さんに抱っこされ、「ママがいい」と言わんばかりの甘ったれ顔をしていた赤ん坊は…



中学生になりました。

何故かスカート嫌なんですと。


制服一式と新しい通学バッグ、自転車通勤なので新しい自転車。

なんだかんだで十数万の出費。

金掛かるもんですね。


そして、そんなこっちゃんが選んだ部活は意外にも剣道部。


運動なんてほとんどしないインドア派な子ですが、本人なりに何か思う所があるようで、中学になったら運動系の部活をやろうと決めていたそうです。


剣道となると…


出費再び。(^◇^;)


まぁ、色々やってみなさい。

ていうか、結構金かかってんだから、やるならちゃんとやりなさいw




長女のひーちゃんはと言うと、就職し社会人になっています。

なんならパパの会社のお客さんの、そのまたお客さんの一部上場企業に就職です。



先日は味の素スタジアムでのスポーツイベントに、会社の有志で集まったチームの一員としてリレーマラソンに参加。

これまた妹同様、運動なんてしないインドア派な子ですが、自ら手を挙げて参加したそうです。


日々トレーニングをして本番へ。



170以上のチームが出場したイベント。

かなりガチな人達から、緩い人達までレベルは色々。

そんな中で、誰からも抜かれる事無く順位をキープして襷を繋げていました。


他にも、学生の頃以上に様々な事に挑戦しているようです。

青春楽しんどけw



5月後半には奥様のお祖母さんの納骨に。

16年前に先立たれたお祖父さんが眠る墓地は、御夫婦の故郷である栃木県の那珂川町。

そこそこ距離があるので、1日前から前泊してプチ家族旅行にしました。


何気に私、先週も奥日光遠征をしていたので、2週連続栃木県ですw


那珂川町に向かう途中、ちょっと寄り道して佐野市へ。

本場の佐野ラーメン専門店に行ってみました。



行ったのは人気店「ゐをり」。

青竹打ちの幅広ちぢれ麺は味覚が会津人に近い我が家の好みにドンピシャ。

X(旧Twitter)のフォロワーさんに勧められて行ったお店ですが、初めての佐野ラーメン専門店、満喫させてもらいましたw


この日のお宿はキャンプ場。

とは言え、テント泊ではありません。

もうテント泊に誰も付き合ってくれなくなりました。( ;∀;)



やって来たのは「サンタヒルズ」というキャンプ場。

その名のとおりクリスマスをモチーフにしたキャンプ場で、写真は撮り忘れましたがセンターハウスには沢山のクリスマス&サンタクロースグッズが展示されていました。


なぜこのキャンプ場に来たのかというと、コテージの質がものすごく高いのです。



私達は「レインディア」というコテージに宿泊。

なかなか立派な造り。



テラスにはブランコ付き。



テーブルやソファーもあり、冷暖房完売。

寝室にはベッドも備え付けられ、最早キャンプでは無く貸別荘w


私達は使いませんでしたが2階もあり、10人以上が宿泊できるようです。



テラスには焚き火スポットも設けられ、雨が降っても焚き火が楽しめます。

スノーピークの焚き火台が常設されていましたが、BBQには対応していないようなので、自前のユニフレームを設置。



この日のディナーは特に手の込んだ事はせず、炭火で焼きたい肉を焼きます。

メインは仙台牛と上州牛のステーキ食べ比べ。



我ながら絶妙な火入れ加減のミディアムレア。

和牛のステーキは口の中で蕩けて消えますねw

お味の方は、やはり仙台牛がお値段相当の差を見せつけてきました。



ドリンクはこちら。

ご当地クラフトビールを探していたら、「あれ?これTAKATOさん家の辺りじゃん。」ていう倉吉のビールを発見。

正直、ラガータイプなのかエールタイプなのかよくわかりませんでしたが、味わい深く香り高さが口の中に余韻となり残り、エールっぽいかな…?と思いました。


ワインの方は個人的に最近気に入っているフランスのコート・デュ・ローヌ産のグルナッシュ(ブドウの品種)。

カベルネ・ソーヴィニヨンのワインを選んでおけば失敗はそうそうありませんが、最近はグルナッシュやシラーみたいなスパイシーな味わいのワインにハマってます。


焚き火を突きながら夜はふけ、翌朝…



朝からキャンプ場のすぐ近くにあるレトロ自販機コーナーへw

うどん・そばの自販機。

ハンバーガーの自販機。

ホットサンドの自販機。

かき氷の自販機。

丼物の自販機などなど。


子供の頃になんか見た事あるような無いような、見かけたとしてもすでに稼働していないスクラップだったような、そんなレトロ過ぎる自販機達が元気に稼働中。


これを朝飯にするために来ましたが、パパ独り。

妻子は付き合ってくれませんでした。(^◇^;)


とりあえずうどんです。

うどんを食わないという選択肢はありえません。

本当は蕎麦にしたかったのですが、蕎麦は売り切れていたので。(^_^;)


お金を入れてボタンを押すと…



ドボンッと丼に落ちてくるうどんとツユ。

素敵💕溢れてるwww

この緩さというか、おおらかさが昭和レトロw



トッピングとして天ぷらを乗せたかったのですが、売れ残っていたのは蓮根のはさみ揚げのみ。

はさみ揚げ自体に割と塩っ気がある上に、うどんのつゆも気持ち濃いめ。

血圧が気になるおっさんにはちょいとヘビー。


残った汁はどうするんだ?

見渡すと、残り汁を捨てるような場所は見当たらない。

そうか、飲めということか。

OK了解した。迎え討とう。



後から、ちゃんと残り汁を捨てる場所がある事に気付きました。

そりゃそうですよね…。( ̄▽ ̄;)



まだまだ昭和を味わいたい私。

ハンバーガーに惹かれていましたが、そちらの自販機は故障中。

どうやらこの自販機コーナー、故障しては日々修理・メンテナンスして続けているそうです。

頭が下がります。(^_^;)



「おにぎり🍙の具で一番好きなのは焼きたらこ」

という私を煽り倒すかのようなこのスイッチ。

押さないわけにはいきませんw


スイッチを押すと…



数十秒間の「トースト中」。

「マジでたらこ5秒前」というのは何処へやらw

しかしもう、この昭和との邂逅の時間にドキがムネムネ。



出て来たのはアルミホイルに包まれた塊と、マジックで手書きされた賞味期限。

萌えるとはこのこと。




お味の方はなんつーかもう、そういうの期待するのはジャンル外ってやつ。

栃木の通りからも隔てられた谷戸地形の田んぼに囲われた一角に昭和が息づいている。

それがここの魅力なんです。

令和の美食とかお呼びじゃないね!




…と、無駄にレトロ自販機コーナーで独り盛り上がっちゃいましたが…



朝食を済ませたら、喪服姿でコテージを出ます。

周りが楽しそうにしている中、喪服でチェックアウトする黒の家族。



このキャンプ場にはこんな本格的ツリーハウスもあり、最初はここにも泊まりたかったのですが、このツリーハウスの売りは料理も出来る暖炉がある事。

暖炉を使うにはもう暖かい時期だったので、こちらはまた寒い時期に墓参りに来た時に利用したいと思います。


その後、すぐ近くのお寺で法要を行い、お祖母さんを納骨。

全くの初対面になる奥様方の栃木在住の親戚皆様方と会食。



この辺りは鮎が名物のようで、鮎食べまくり。
もちろん運転があるのでノンアルビール。

近くには観光ヤナがあったり、「鮎小屋」なんていう鮎料理だらけの場所もあったり。
いつか行ってみたいです。


帰りに喜連川温泉に入って帰宅。


そろそろ鮎釣りの方も気になりはじめたプチ家族旅行でした。