なにかと忙しくて(夜は酒ばっか飲んでいて)、書きたい事は溜まっているのにブログの更新は滞りがち。
そんなわけで、連休中に怒涛の更新ラッシュの予定w
一月一山
なんて目標を立てておきながら、3月は気が付けば釣りに狂って山には行っていませんでした。
早春は落石の危険性もあるので、あまり源流奥地にも行けず、冬の間に山トレで鍛えた身体はあっという間に鈍っていく…。( ̄▽ ̄;)
そんなわけで、4月最初の週末は登山へ。
埼玉県は秩父地方の主峰、日本百名山に名を連ねる両神山にやってきました。
標高は1723mと2000mには満たない高さですが、山岳信仰の深い森と山頂の岩稜帯が魅力のようです。
登山口には鳥居。
登山道の脇にはいくつもの石仏が置かれており、この山が信仰に重要な聖地なのだという事が伝わります。
登山道は薄川の源流を縫うように通っており、源流の雰囲気を味わいながら登山が出来るのは楽しいですね♪
何度か川を渡過する場所がありますが…
「どうしろと…?」と言いたくなるような丸太が沈んだだけの場所だったり。
目印の赤いペンキを見逃すと渡過ポイントを通り過ぎてしまいそうな場所もあったり。
お年寄りには難しそうなコース。
この山は首都圏から近い百名山ということもあり、多くの登山客が訪れます。
そのためか遭難事故も多い山。
まぁ、その辺は奥多摩も変わりませんけど。
なんなら、釣りの時はもっとエゲツない所に行ってるし。(^_^;)
それにしても、源流釣りバカとしてはこの流れが気になるw
登山道が川に近付くとスローペースになり、川から離れると馬鹿みたいにスピードハイクになるという変態登山www
何ヶ所かでイワナの姿も見れました。
この川のイワナは赤みが強くて噂の「秩父イワナ」なんだろうか…?
釣りしても良い場所なんかな??
川ばかり見て歩いていましたが、しばらく登ると川も細く小さくなり伏流へと変わっていきました。
川が消えた頃、霧の中から見えて来たのは清滝小屋。
ログハウスの立派な山小屋ですが、現在は休業中。
しかし、避難小屋として解放されているようです。
そこから先は、両神山らしく鎖場も出てくる割と急峻なコース。
そこを登って行くと…
鳥居が見えてきました。
山岳信仰の場である両神神社です。
ここも奥多摩や奥秩父に拡がる狼信仰の山で、神社の狛犬は狼を模っています。
一度見てみたかった両神山の狛犬。
神聖さとユーモラスが融合したような造形です。
ここからはより霧が深くなった稜線歩き。
鬱蒼とした森を包む濃霧が神秘的な雰囲気を作り出しています。
そして現れた山頂付近の岩稜帯。
この辺の鎖場の険しさは昨年登った乾徳山程ではありませんが、山頂から先に続く八丁尾根のコースはかなりハードみたいです。
両神山山頂に到着♪
久しぶりに新たな百名山を更新。(^ ^)
山頂からの景色は……
ガスに覆われてなんも見えないしwww
まぁそれも趣き。
冬の間に快晴の山ばかり登ってきたので、これもまた良い雰囲気です。
この日のランチは熊本ラーメンにコンビニのカット野菜をぶち込み。
なんだか段々と山での食事も凝らなくなってきて、麺料理ばかりになってきたなぁ…。( ̄▽ ̄;)
いつもだったら、登りと降りは別のルートを通るのですが、ここは来た道をピストンする以外に方法はありません。(^_^;)
下りは草木を愛でながら下山。
無理なく山歩きを楽しめましたが、日頃から意識的に身体を鍛えていないと鈍っちゃいますね。
現在オーダーメイドで登山用のテントを注文しているので、夏頃には南アルプスなどでテント泊登山にチャレンジするつもりです。
それまでにもっと体力をつけなければ。
山だけでなく秩父の源流も見る事ができ、この辺でも釣りしたいなぁ…と思った山行でした。(^ ^)