昨年末のこと。
サンタさん(自分)からクリスマスプレゼントw
ドイツの老舗メーカー、ドイターのエアコンタクトライト40+。
中古ですが、ほとんど使ってないくらいに綺麗な物を破格で見つけたので買っちゃいました。
3年前のモデルでロゴも新しくなる前の物ですが、全体的な形・仕様は現行モデルとほとんど変わりません。
これで山小屋泊はもちろん、ツェルト泊なんかもしてみたいなぁ…と。(^ ^)
そして12月30日、いつもなら「釣り納め」とか言ってどこかに釣りに行く年末の連休ですが、是非これを使ってみたくて山に行く事に。
もちろんただ登るだけでなく、来季の釣り場の偵察も兼ねてw
電車で奥多摩へ向かいます。
奥多摩は私にとっては通い慣れた遊び場の更に手前の庭先みたいな場所。
しかし、いつもは車で通り過ぎているので、公共交通機関に乗って行くのは非常に稀で、なんだかとても新鮮w
しかし、朝から盛大にやらかしました。
事前に調べておいた電車の時間「6:28」を「6:38」と見間違えていたローガン…。
電車は少ししたら次が来ますが、奥多摩からのバスは1時間に一本くらいしか無いのです。
奥多摩駅に到着。
ここで40分以上次のバスを待つ事に。( ̄▽ ̄;)
駅前のレトロな裏路地とかを散策して時間を潰しました。
車で通り過ぎるだけだと何も無さそうに見えていた奥多摩駅前ですが、意外と飲み屋がいくつもあったりします。
登山帰りに一杯ひっかけて行くとか楽しそうですねw
この後、バスに揺られて日原方面へ。
予定より1時間遅れで川苔山登山口からスタート。(^_^;)
日原方面からの登山道は、川苔谷の渓流に沿って進む気持ちの良いルート。
5年くらい前は私も何度か釣りに来ていましたが、聖滝までしか来た事がありませんでした。
ヤマメの魚影は割といて、尺イワナも釣った事がありますが、かなりスレている印象の川。
もっと奥はどうなっているか、偵察がてらの山行です。
木々の間から見える流れは段差あり、プールありと、釣り場としてはなかなか楽しめそう。
川の中を覗き込んでいたら、何ヶ所かでヤマメの姿を見ました。
結構上の方までヤマメがいるようですね。
とは言え、東京の奥座敷である奥多摩。
登山客だけでなく釣り人も過密の激戦区。
ここもかなり人が入るんだろうなぁ。
まぁ、それは都内アングラーの宿命か…w
渓流沿いを進んで行くと……
…あれ?この先に行くの?
川の石を渡って行けば良いのかな??
YAMAPで確認すると、少し後ろで山側に登って行く曲がり道を見落としていました。
渓流沿いの道無き道を歩きまくっている源流馬鹿。
感覚がバグっていて「これ絶対道じゃ無い」と気付きませんでした。(^◇^;)
登山道に戻ろうと振り返った時、岸壁に何かを見つけました。
川苔谷で遭難した方の追悼碑でした。
昭和53年、享年18歳。私の生まれた年かぁ…。
道を間違えなければ見つける事は無かったでしょう。
アクセスも容易で登山客にも人気の川苔山ですが、割と険しい場所もあるため事故が後を絶たない山域でもあるそうです。
追悼碑から百尋ノ滝への道は切り立った岩沿いの道で、ここで滑落事故が多く発生しているそうです。
源流での高巻きに比べたらずっとイージーな道ではありますが、うっかり踏み外したら無事では済みません。
多くの登山客が訪れれば、中にはそういった事も起こるのでしょう。
川苔山の名所である百尋ノ滝までやって来ました。
なかなか迫力ある滝ですw
私は十数年前に秩父の三峰側からここまで来た事がありますが、こんな感じだったっけ。
以前、地元のおっちゃんに
「百尋ノ滝の滝壺には尺ヤマメがいる」
なんて聞いた事がありますが、ひっきりなしに登山客が訪れる目の前でルアーを打っ込むのは躊躇われます。(^_^;)
ここから先は割と本格的な登りになってきます。
トレッキングポールを使えば楽でしょうけれど、周りが誰も使ってないのでなんか出せず。(^_^;)
おニューのザックにあれこれ詰め込んで、無駄に荷物が多いから登りがキツイのよw
川苔山山頂に到着✨
1363m。
あまり高くはありませんが、渓流あり、滝あり、苔むした谷やそれなりの登りありと、変化に富んでいて飽きない山です。
展望はこんな感じ。
真正面に雲取山が見えています。
ここで山ランチ。
家で切って冷凍しておいた海老🍤を炒め、家であらかじめ炒めておいた玉ねぎ、しめじと合わせます。
朝から水に浸けておいたスパゲッティ。
「水戻しパスタ」なるものを試してみます。
こいつを浸けていた水ごとクッカーにぶち込み…
エビのクリームスープパスタ🦞完成です。
お味の方は……うん。美味い。
美味いけど………オマール海老風味はあまり感じられず…( ̄▽ ̄;)
普通にクリームシチューw
水戻しパスタは、食感がモソモソしていてなんかイマイチ。
これなら早茹でパスタを使った方が好きかもしれません。
山ご飯の道はまだまだ研鑽が必要ですなw
レギュラーコーヒーまでしっかり楽しみましたw
こんなふうに色々持って来過ぎだから荷物が重いんよ。
(なんなら、帰りに温泉寄るつもりなので着替えやバスタオルも詰めて来ている)
ここからは来た道とな反対側の鳩ノ巣駅方面へ下山。
途中でカケスが死んでいました。
ブルーの羽根がとても鮮やか。
フライの人は持ち帰っちゃうんだろうかw
しかし、この鳩ノ巣ルートはあまり見所無し。(^_^;)
延々と展望も変化も無い杉林の中を歩く道で、傾斜もそこそこ。
下りだからまだ良いけれど、ずーっとこの景色の中を登って行くのは正直修行。
百尋ノ滝付近の道で下り中に滑落するケースが多いそうなので、そういう点も含めて日原側から登る事をお勧めします。
次来る時は、鳩ノ巣に降りずに本仁田山や鋸尾根を縦走して奥多摩駅に降りて来るのも楽しいかな。
帰りに一杯やれるしw