前回のあらすじ
戦場ヶ原の湯川でブルックトラウトがデカニジに変形。
奥日光遠征1日目のつづきから。
湯川での釣りを終えて、湯元温泉にある湯元キャンプ場へ。
今回のキャンプ地。
夜の2時には中禅寺湖に向かうので、パッと片付けられる登山用のテントを設営。
冬にはスキー場のゲレンデとなる場所がキャンプ場になっています。
多くの方が奥の方にテントを張っていますが、深夜に撤収する私は駐車場のすぐ近くに陣取りました。
すぐ隣には「日光湯元休暇村」という宿泊施設があり、キャンプ場利用者も日帰り入浴(有料)が利用できます。
標高1000mを超える高原の爽やかな風を感じながらの露天風呂はマジで最高でしたよ。
ただ、湯元温泉はものすごく濃厚な硫黄泉なので、風呂上がりにシャワーで流しても身体にかなりの硫黄臭が付きました。(^_^;)
しかし・・・、焚火を眺めながら肉を味わっていると、小雨が降ってきました。
レインウェアを着込んで意地でも久しぶりの焚火を楽しもうとしていましたが、雨は徐々に強くなります・・・。
雨粒を受けてジュッジュッと音を立てる薪と、ポツポツと音を立てるレインウェア。
なんだコレ?
なんでカッパ着て焚火弄ってるんだろう・・・?
なんだかおかしな状況に馬鹿馬鹿しくなり、テントの中へ避難。
テントの中でワインを飲み直します。
シラーやグルナッシュのようなスパイス感のあるワインが好きです。
まぁ良いや。
明日は2時起きだし、早めに寝よう……。
遠征2日目。
テントを片付け中禅寺湖へ。
今回も「山側」と呼ばれる南岸へ向かうべく、遊漁券販売所の越後屋さんへ。
3時の販売開始前に着いた頃には、越後屋の前は結構な人が並んでいました。
遊漁券を購入し、真っ暗な山道を歩いて行きます。
初めて来た時は灯りのない山道を歩いていく事にビビり、手前の適当な所に入ってしまいましたが、今では登山でも暗いうちから行動開始しているので、すっかり慣れてしまいましたw
1回目は湖での釣り自体が初めてで、右も左も分からず、回遊するレイクトラウトやブラウントラウトを見ただけ。
2回目は解禁翌日に来るも、−8℃の気温にタックルが凍り付き、湖面に張った薄氷にラインが乗っかるなどして心が折れる。
3回目はその時出来る万全の準備を整えて、様々なポイントを見て歩き、ようやく出会えたのが尺イワナのようなチビレイク。
4回目はリールに巻いたラインが少なくなっている事を忘れていて、スプーンをフルキャストしたらライン全放出。尚且つ予備のラインを忘れてきて釣りにならず。湯川に逃げる。
そして5回目となる今回。
スプーン用とミノー用の2つのタックルを用意し、ラインは全て新品に交換。
万全の備えで臨みます。
ポイントとして選んだのは「小寺ヶ崎」。
地形を見ると水通しも良さそうで、以前この辺りを偵察していた時に大きなレイクトラウトを釣っている様子も見ました。
駐車場から1時間近く歩きポイントに到着。
水際に降りていくと……先行者が2人。
でも、あと2〜3人は入れるだけの範囲はあるはず。
……しかし………
この時入っていた2人組は、自分達の間を広く取り、その中間に如何にも「ここは自分たちの場所」と主張するかのようにライトを点灯させた荷物を置いて、4人分程の範囲を独占していたのです…。
そういう事をする人に「入らせてもらっても良いか?」なんて声を掛けても、良い返事があるはずがありません。
仕方なく、そこから少し先に行った適当な場所に布陣。
まぁなんとかなるだろう。
夜明けの頃。
まずはミノーイングから。
タックルにラインを通し、ミノーを結んで「さぁ、やるぞ」と湖へ向き直します。
そして、リールのハンドルに触れようとした左手が空を振りました。
?????
すぐには何が起こったのかわからず。
リールをよく見てみると……
ハンドルが無い??!!
茫然自失。
どうやら、ここまで歩いてくる間に外れて落ちてしまったようです。
持ってきたタックルの内半分が早くも使用不能に…
しかし、今がマズメタイム。
嘆いている暇はありません。
スプーニング用のタックルにミノーを結び直してキャスト。
無理矢理トゥイッチを入れて誘いますが、8.3ftロッドでは長くて重くてロッドアクションが付けづらい…!
周囲は徐々に明るくなり、自分の目の前が遠浅であまり良くないポイントにいる事に気付きました。
少し離れた所では大きなトラウトが水際で飛沫をあげ、ベイトフィッシュを襲っているのが見えます。
「あそこか!」と急いで移動しミノーを投げると、レイクトラウトが距離を置きながらミノーを追跡してくるのが見えました。
……しかし、それ以外何も起こらず朝マズメの時間は終了。
周囲はガスで景色もへったくれも無し。
明るくなるにつれて気温はむしろ低くなり、結構寒い。
しかも私、追加の防寒着を持って来るのを忘れていました。
銀山湖で自信を付けた湖でのミノーイングは出来ず。
なんだかよく分からないポイントに入ってしまい、ただただ寒いばかり………
今から湯川に行けば、また楽しめるかな?
またも心が折れて撤退を決断。
どうも私と中禅寺湖は相性が悪いようです。
トボトボと歩いて戻っている途中、以前チビレイクを釣った場所が空いているのを目にしました。
とりあえず湖岸に降りてみると、物凄い数の小魚の群れがいます。
よく見ると近くに大きなレイクトラウトの姿も!
「もう少し頑張ってみよう」
そう自分を奮い立たせて再チャレンジ。
ミノーイングは諦めてボトムタップスプーニングに徹します。
そのボトムタップスプーニングもかなり勉強し、自分の中で理論を構築してきました。
着底したら一回跳ね上げ、高速デジ巻きもしくは大きくボトムバンプを数回繰り返します。
そうする事で周囲にスプーンの存在をアピール。
そこからボトムタップに移行。ロッドアクションは極僅かで、軽くスプーンの頭を起こすくらい。イメージは湖底を小さく跳ねるように動くヨシノボリや小エビをイメージ。
そのアクションを続けつつ、ラインに伝わる湖底の状況を感じ、かけ上がりを恐れずに誘い続ける。
トラウトはベイトをかけ上がりに追い詰めて捕食するので、かけ上がりで根掛かりするかしないかまでのギリギリをチキンレースのように攻める。
どうしても何個かは根掛かりでロストしてしまいますが、徐々に根掛かりを回避したり、外す事にも慣れてきました。
何よりもこの場所、前回来た時も感じていましたが、他のポイントと比較して根掛かりが少ないのです。
足元にはずっとおびただしい数の小魚が群れ、時折70〜80cmはありそうなブラウントラウトが行ったり来たりしていますが、そういう魚はだいたい釣れません。(^_^;)
可能性は感じるものの、なかなか反応が得られない時間が続きます。
朝が早くてお腹が減ってきたので、ちょっと早めのランチにする事に。
メスティンで米を炊きます。
炊いている間もキャストを繰り返し攻め続けていると……
……ん?
根掛かり?
根掛かりの場合、ここで無理に引っ張れば外れなくなってしまいます。
軽く揺すれば外れるけれど………
…違う!
この根掛かり、移動している!
ラインに違和感を感じてから、そう判断するまで1秒程。
合わせを入れるには良いタイミング!
ゴツン。
よし乗った!!
重たい手応え。
しかし、8.3ftのロッド+3000番リールにかかればゴリゴリ巻けます。
湖面に浮いてきたのは、特徴的な三角形の鰭。
レイクトラウトだ!
無事ネットイン✨
ヒットルアーはシーレーベルのアドロアグラマー。
何やら口から糸みたいなものが出ていますが、切れたラインが口に絡んでいたようですね。
測ってみると48cm。
70〜80cmもいるレイクトラウトとしてはまだまだ大きいとは言い難いですが、5回目の挑戦でようやく納得サイズのレイクをキャッチ出来ました。
レイクをリリースした辺りで、炊飯用のタイマーが鳴りました。
次から米炊きながら釣りするかなw
ランチは小菅川のミノーイングスクールで風間さんからもらったVARIVASカレー。
VARIVASのラインみたいなパッケージに入っていますw
ジンギスカンのタレが隠し味だそうで美味いですw
ただ、イベント限定配布の非売品だそうです。
風間さんをゆすればまだ出てくるかもw
その後も同じ場所で釣りを続けましたが、一度だけ軽い当たりがあっただけ。
明日は仕事だし、レイクもつれて十分満足。
夕マヅメまで粘らずに引き返すことにしました。
ほぼほぼ中禅寺湖の釣りのためだけに買ったストラディックC3000。
年末に物欲に任せて買ったのですが、それから半年間出番無し。
ようやく訪れた出番で、いきなりレイクトラウトを仕留めるのに貢献してくれました。
パワーのあるタックルだと50cm近い魚も容易く寄せられるんですね。
高価なタックルではありませんが、サクラマスにも対応できます。
・・・いつかやっちゃう?(^_^;)
歌ヶ浜駐車場前の船着き場。
車に戻ってからここでクヴェレのテストをしていたのですが、
なんとテスト中のクヴェレを後ろから追ってくる魚影!
大きなレイクトラウト!!
クヴェレって中禅寺湖でも効くのか?!!
狙っちゃおうか!?
って言うかオーダー依頼品だし!
それ以前にフック付けても無いし!!(^◇^;)
一人で興奮している間に、レイクトラウトは深みへ去っていきました。
…と言っても、中禅寺湖で最も叩かれているであろうポイント。
「なんだアレ?」といった感じに、距離を置いてゆっくり見に来た感じでしたね。(^_^;)
何はともあれ、5回目の挑戦でレイクトラウトをキャッチ。
これでだいぶスプーニングのやり方が分かってきました。
次回こそはより万全の準備でサイズアップを狙いたいと思います。
使用タックル
ロッド: DAIWA ピュアリスト83M
リール: SHIMANO 23ストラディックC3000
ライン: SHIMANO ピットブル4 ライムグリーン1号
リーダー:フロロカーボン10lb

























































































































