連休真っ只中、薬剤師をやっている幼馴染が整体を受けに来ました。
小学校の同級生で、高校時代は同じ理工学部を目指し、勉強した仲です。
途中で志望を薬学部に変え、今は地元で薬剤師として活動しています。
「宿泊先の寝具合わず、肩と首が痛くなった・・・」
整体をやる技術士として、身体の状態を確りチェックしたいところでしたが、
「この後すぐ仕事がある!」
という事で、即整体を実施しました。
幼馴染ですから、思ったことははっきり言ってくれるため、過度な気遣いは無用でした。身体の状態をチェックしながら、自然と世間話もするようになります。
彼は大学の同級生と結婚し、今は夫婦で薬局を開いています。
早くから二児の父親になり、先日娘さんが無事出産されたようです。
孫・・・
お互いそんな年なんですね。
「独りでいると老後や相続など、色々考えることは多いと思う。しかし家族がいたらいたで、大変だしね・・・」
何気ない一言が妙に印象的でした。
「皆頑張っているんだな!独身の自分も負けてはいけない!」
彼の休日は日曜祭日のみ、休みの間に事務処理を行う、と言う多忙な毎日を送っています。
「無理をするなよ。」
と言うのは無理な話です。
「無理をするなと無理を言う!」
です。
彼の健康状態も気がかかりですが、次の一言が気持ちを変えてくれました。
「実は一年に2回ほど山梨に日帰りで出かけているんだよ。」
ふと語ってくれたのです。
「山梨は温泉もあるし、ワインも飲めるしね。」
毎日仕事と家のことで多忙だと思っていたので、この言葉を聞いたとき妙に安心しました。
「そうか!それは安心したよ。お出かけの日が決まれば、実施日が来るのが楽しみになる。仕事だって張り合いが出てくると思うよ。」
「確かにそうだね。」
「体に気を付けて、今後も山梨の旅行は続けてくれ」
話が弾み、整体にも熱が入りました。
そのため、首も肩もすっかり回復し、職場に向かいました。
「仕事頑張ってくれ!」
バイオメカニクス整体技研のホームページ
篠﨑技術士事務所のホームページ
担当者プロフィール
整体の出来る技術士(機械部門)として活動中。
東京都葛飾区出身、元機械エンジニアで、母親の坐骨神経痛がきっかけで整体を学ぶ。
ロボット工学技術の人体応用への将来性に着目。
「整体を通じて一般の方々に技術を貢献して行く!」
の志から整体師になることを決意する。
各研究機関や大学とも連携し、身体の姿勢や動作を分析。
整体施術に応用し、原因不明の膝痛、坐骨神経痛改善の研究を実施中。