今日はこの講座に行ってきました。
第4回 東京医科歯科大学「がんを考える」市民公開講座
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一般的な化学療法や疼痛ケアのお話の他に、免疫療法・プレシジョンメディシンのお話、口腔ケアのお話があり、とてもわかりやすくタメになりました。
化学療法中は副作用で口内炎になる人が多いのは有名ですが、化学療法に入る前に虫歯を直したり、専門家にキレイにしてもらったりするのが重要とのお話でした。歯科もある医科歯科大学病院ならではのお話だったと思います。
質問票が配布されたので「高齢者の化学療法について」ということで質問を書きました。
「母が80歳で子宮体がん、手術が終わり、これから化学療法をするかもしれないが、副作用が心配。75歳以上の化学療法については治験や臨床研究のエビデンスも無いらしいのですが。」という内容でした。
パネルディスカッションで、この質問に回答がありました。
80歳だからダメということはない。身体が耐えられるかどうか。元気で他臓器に障害が無い、副作用をちゃんと伝えられる、家族のサポートがあるか、元気で続けられそうという状況ならば化学療法も可能、という回答でした。ただ90歳となると、、ということでした。標準量ではなくて弱い治療から始めてだんだん増やす、ということもおっしゃっていました。
この回答をしてくださったのは、実はT先生の論文にもよく名前が出てくる先生なのでした。(T先生にはそんな話はしていませんが、T先生の専攻分野を知りたくて、論文を調べたりしていたときに名前がよく出ていました。)
月曜日から新入社員のトレーニングをしますが、ITや自社製品以外にMedical/Clinical Trial Basicも教えるので、そこで使える資料ももらってきました。
今週もなかなかハードです。がんばります。