こんばんは。
仕事始めを迎えた方も多いかと思いますが、皆さま、年末年始は、ゆっくりとお過ごしされましたでしょうか
元日に発生した石川県能登半島地震。
犠牲となられた方へ謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
また、一刻も早い復旧復興を、心よりお祈り申し上げます。
本日は、一年を締めくくる年末の旅、「星のや 軽井沢」さんでの冬の滞在についてご紹介をさせていただきたいなと思います。
広大な野鳥の森に囲まれた自然豊かな星野温泉に位置する、100年以上の歴史を誇る滞在型温泉リゾート「星のや 軽井沢」さん。
秘密基地のようなスペース。
また、ソファベッドを備える広々としたテラスや
浅間山から湧出する源泉掛け流しの温泉を愉しめる檜の香り溢れるバスルームを配し、
そして、階段を上がると、
自然の温かな光の差し込むベッドルームのあるお部屋
まずは荷解きを終え、早速、滞在中の楽しみの一つでもある集落の散策へと向かいました。
“谷の集落に滞在する”をコンセプトとし、軽井沢野鳥の森の谷あいに、せせらぎに包まれて離れ家のような客室が立ち並ぶ「星のや軽井沢」さんの静謐な空気は、
そこに居るだけでも一年の疲れをゆっくりと癒してくれるほど
信州の季節のお酒を嗜み、信州のお菓子をいただく寛ぎのひと時に心安らいだり。
夕刻までを家族それぞれが思いのままに過ごしました
そして身支度を整え自然豊かな高原リゾート「軽井沢ホテル ブレストンコート」までお送りいただき、
森の中に佇む一軒家レストラン「ブレストンコート ユカワタン」さんにてディナーを
続いて、カリフラワーのピュレに合わせたウニや、イカと黒オリーブのカナッペ、ブラックトリュフをふんだんに使った菊芋のフランなど、目にも華やかでボリュームも満点。
そして、コース料理の一皿目は、パセリ、燻製した生クリームやトマトのピュレが点在する美しい芸術的なお料理“アカヤマドリのブリュレ”を。
花梨のグラニテをいただき、メインのお魚料理。
ボイルした5年もののイワナに、オランデーズソースや落花生を重ねてオーブンで焼き上げたグラタンのような一皿”岩魚と落花生のポンファム”。
そして、メインのお肉料理は、野うさぎや猪、雷鳥などのジビエに、黒トリュフやフォアグラ、カカオのチュイルを添えた重厚感ある一皿”ジビエ・ア・ラ・ロワイヤル”を。
メイン料理の後は、ハードやウォッシュなど多様な5種のチーズを
それぞれのチーズの特性に合わせたカットや食材と合わせ、また、エスプーマやアイスと製法を変えるなど、チーズの新たな魅力と出逢えた一皿
“フロマージュ デギュスタシオン”を。
柚子のギモーブ、ゼリーやエスプーマに、ジンジャーパウダーやパチパチキャンディーを加えた食感も楽しい”柚子のコンポジション”。
そして、綿飴で覆ったお皿にキルシュをかけると現れたのは、紅茶のスポンジにショコラアイスなどを重ねてメレンゲを纏ったケーキ”ベイク・ド・アラスカ”。
また、スパ施設前に広がる集落の灯りに癒され、
“集いの館”へと向かい、優しい自然光の差し込む柔らかな雰囲気のダイニング日本料理”嘉助”にて、山の朝食を。
続いて、野菜出汁で仕立てたふっくらとした出汁巻き玉子の他、鮭の幽庵焼や、醤油仕立てのふろふき大根、ほうれん草のお浸し、切干大根や蕪の柚木酢漬けなど、多様な副菜を詰めた和箱。
そして、そば茶で炊いたお粥と里芋と粟麩のお味噌汁を。
季節のデザート”2種の林檎のシロップ漬け”と共に黒豆茶をいただき、冬の信州を味わう滋味豊かなお食事を、時間に追われることなく、ゆっくりと落ち着いていただくことのできる朝の時間に、深く安らぎました
朝食後は、息子のお勉強に付き添ったのち、軽井沢星野エリア内の温泉”星野温泉 トンボの湯”までお散歩を
昨年2023年3月にリニューアルされた”トンボの湯”は大きな造りの変化はないものの、下駄箱や露天風呂の足場、照明を変えて、より一層魅力的になっています
観光スポットとしても人気で皆に愛される”トンボの湯”は終始賑わっているため、宿泊者専用の時間帯は、軽井沢の自然に包まれる開放的な露天風呂でゆっくりと過ごせる絶好のチャンス
個人的には、とってもお勧めしたい朝時間です◎
穏やかな気分で、作業に集中するワークタイムを過ごしたり。
集落へと戻り、
午後は、谷の集落内にて行われる多くの催しものを満喫
木々の中にひっそりと佇む”茶屋”の
畳敷きの日本家屋の中外で、
おはじきやお手玉、竹とんぼといった昔ながらの道具で遊んだり。
また、”ライブラリーラウンジ”にて、信州の年の瀬らしい鯛の形をしたお菓子と共に、シャンパーニュをいただく昼下がりや、
夕刻となり、パパと外出から戻った息子が、嬉しそうにお土産を持ち帰り、摘み立ての甘い苺を一緒に味見したり
そして、2日目のディナーは、朝食と同様、集いの館に位置するメインダイニング日本料理”嘉助”にて、
信州の素材本来の持つ旨味を引き出す調理法で作られた季節の夕食”山の懐石”を愉しみました
ウェルカムドリンクである、林檎を加えた甘酒スパークリングで乾杯♪
ほうれん草のペーストの上に、白子のお豆腐やほうれん草を巻いた林檎などを重ねた美しい先附からはじまり、
また、イサキ、マグロ、とんぶり、鯉などの海と山の向附。
烏骨鶏の温泉卵を鹿のお出汁やマッシュルームのソースと共に。
菊菜のお浸しや鹿肝の最中や鹿肉の麹漬け、鯖の棒鮨や干柿の豆乳バターなどの八寸や、
選べる焼物で、九絵の塩焼きや
牛ももの炭火焼をシェアしたり。
最後に、3種の舞茸の釜焚きご飯を、
かぶのべったら漬けなどと共にいただいたのち、
きのこのお出汁をかけ、お茶漬け風として2種の味わいを愉しんだり。
食後は、柿やシャインマスカット、洋梨などの水物と、
結びの甘味、花豆の甘露煮と胡桃入りのお団子を濃いお抹茶と共にいただき、風土と調和する、冬の信州らしいダイニングの静けさと、食材の奥深さを堪能するディナータイムに、ダイニング“嘉助”の魅力を再認識する夜となりました
冷え込む朝の軽井沢の空気や
そして、客室のダイニングにて、
お野菜を中心とした信州らしい朝食をゆっくりといただき、冬の軽井沢にて深く安らぎを得る濃厚な旅を終えました。
大切な人と、長い夜を華やかに過ごし、
また、旬の滋味豊かな信州の食材で心身を整える美食を堪能するひと時を、共に刻めたこと。
冬の軽井沢の景色や空気、湧き立つ温泉の湯力に癒され、心を尽くすおもてなしに包まれながら過ごす贅沢な時間より、日々の疲れを癒し、新たな年を清らかにお迎えする、心と身体の準備を整えることができました
軽井沢の恵みを愛でる温泉リゾート「星のや 軽井沢」さんにて、温もり溢れる至高のおもてなしと四季折々の軽井沢の美しさで心身が満ちる、贅を尽くす滞在をご堪能されてみてはいかがでしょうか
「星のや軽井沢」さんの夏の様子については、▽こちらを
また、冬の魅力については、▽こちらもご参考となりましたら幸いです
いつも応援をしていただき、ありがとうございます
本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございました