昨日、お魚に含まれるダイオキシンと、EPA・DHAサプリに含まれるダイオキシンの記事を書いたところ、お魚が好きな方がけっこう居ましたので、今日は、ダイオキシンを避けるコツについて、もう少し詳しく書いてみようと思います。

 

ひとくちに『魚』と言っても、魚の種類によって、含まれるダイオキシンの量は違います。

しかも、同じ種類の魚でも、海域によって、含まれるダイオキシンの量は大きく変わってきます。

 

一般的に、サバやハマチ、マイワシに、ダイオキシンが多く含まれていると言われていますが、ダイオキシンの多くは、土壌から川を通って海に流れ出ますので、いわゆる近海魚に多く含まれるわけです。

 

一方、遠海にいるサンマやマグロ、カツオなどや、脂肪の少ないイカやタコ、エビなどは、ダイオキシンの量が少なくなっています。

 

 

お魚が好きな方は、遠海魚のお魚を多く食べるようにすると良いですね。

 

 

料理のときの下ごしらえも大切で、うろこ、えら、内蔵は取り除き、頭も切り取ったうえで、海の魚は塩水で、淡水魚は水でよく洗うとダイオキシンの量が減らせます。

 

 

 

 

また、ダイオキシンの許容量も、実は各国で違っていて、

 

 

 

日本は1日に4pgまで許可されていますが、イギリスやドイツでは10pg、アメリカでは0.1pgとなっています。

 

イギリスやドイツでは、魚を食べる事が割と少ないので多めの数値、

 

アメリカでは発がん物質と認定されているので、かなり低い数値になっています。

 

つまり、お魚に限っては、アメリカ産が最も安心と言えます。

 

 

 

 

次に、ダイオキシンを排泄するのに、食物繊維が効果的、と書きましたが、実は食物繊維にもいろんな種類があり、食材によって様々な繊維が何種類も入っています。

 

その中で、もっともダイオキシンを排泄する繊維が米ぬか繊維。

 

精白されたお米には、米ぬか繊維はほとんど入っていませんので、玄米にかぎります。

次いで、そば繊維、ほうれん草繊維、大根の葉の繊維となっています。



つまり、アメリカ産の遠海魚を食べ、玄米を同時に食べるのが、もっとも理想的と言えるお魚料理、という事になりますね。

 

 

ゆっきーも、お魚は大好きなので、よく食べますが、必ず玄米と一緒に食べています。

 

 

もちろん、ディリーバイオベーシックスも欠かしません。

 

こうしたメカニズムを知れば、おいしいものを食べながらも、ちゃぁんと健康は維持できます。

 

むやみに避けるのではなく、知識をつけて、おいしいものをたくさん食べていきたいですね♪