株式市場が大きく暴落しても何年か経てば元に戻り更に上昇する。
しかし、日経平均やダウ平均が元に戻っても個別銘柄を見ると、下がったままのものもあれば平均を大きく上まわって上昇するものもある。産業構造そのものが変わってしまう。
経済をリードする分野もあれば取り残される分野もある。
新産業はリードし、旧飽和産業は縮小する。
今回の不況はあまりにも衝撃が大きいため、単に産業の主役が変わるのみならず、経済構造や生活思考も変わるであろう。
今までは企業の立場から見ればより多く生産し、より多く販売し利益を拡大することが願いだった。消費者の購買意欲を刺激するため、新しいモデルを市場に出し人間の5感、6感に訴えた。消費者も必要以上に物を購入し、購買を楽しんだ。
しかし、このような生活様式自体が経済を常にバブル化する原因となっている。
そのため一度経済が縮小し雇用が減少すると、消費者は不安を感じ、バブル化した生活を緊縮させる。
今後はお金と利益だけを求める拝金・拝益主義は適度という名の自己規律を要求されるであろう。
経済は金銭で生活を支える片輪であり、もう一方は金銭で測れない生活そのものでありこれが両輪となって人生を豊かなものにした。
欧米で大きなお金を扱う者は片方でボランティア活動をしたり寄付行為をして社会に貢献し精神を安定化させた。
日本に於いてはビジネスそのものの中に求道精神を加え精神の安定を求めた。
さて自己規律により適度な生産や消費を行うようになると現在の過剰生産/過剰消費の経済モデルは大きく変わり適度なる生産/適度なる消費へと生活様式が変わるであろう。
余った時間は新たな研究課題に取り組んだり芸術文化余暇等の安らぎを求めるであろう。
このような社会構造のなかでは経済モデルも変わるであろう。
適度なる生産と消費を前提として経済全体を組みなおすと内容が大きく変わるであろう。自動車、家電、農業等大きな分野から適度をキーワードに経済を書き直すと経済モデルも変わってくる。
この経済モデルを一緒に数字で作り上げませんか。関心のある方は連絡ください。bfiyoshioka@gmail.com