今回の東日本大震災でタンクから漏れ出した油による油含有土壌。津波による塩害土壌。
油汚染土壌は従来の鉱物油分解菌や油吸着分解剤「オイルゲーター」 で十分に分解できる。問題は塩害土壌。原始地球では酸素もなく、今から見ると人間の生存できない状況。この中で出てきたシアノバクテリア(藍藻)。光合成を行いながら酸素を放出。
実験で土壌を若干アルカリよりにして、天然のシアノバクテリアが生えてくるのを待っている。このバクテリアが1~2%の塩分濃度をゼロにしてくれるはずである。
先週アメリカ人、フランス人、日本人等と一緒にすごす機会があった。
日本人は旅行については行先の観光地を調査済みで、毎日数箇所をこなすという動き方。フランス人はバカンス休暇中で特にスケジュールはなし。のんびりしながら、1日に一度ぐらいハイキングに出かける感じ。アメリカ人はその中間で、のんびりしていても良いし、スケジュールを組んで動いても良いというもの。のんびりしてお茶を飲みながらお話をし、気楽なのはフランス人であった。
バイオ分野における最近の新しい発見は今後30年間でこの分野が飛躍的に伸びる可能性を示している。
例えば、米国で発表されたヒ素を利用する細菌。これは炭素、窒素、リン、硫黄、酸素、水素から成る生物に対し、今後他の元素からでも生物が成り立つ可能性を示している。
次に、今まで高温高圧下で生産してきたアンモニアが、窒素固定細菌の酵素の構造を参考にして開発された触媒を利用して、常温常圧でアンモニアを合成する事に成功したと東京大学が発表した。これは今後植物や昆虫を研究することにより新たな分野が切り開かれることを示している。
又、筑波大学では従来の10倍以上の効率で油を生産する藻類を発見した。これを使うと1Lあたり50円程度で油をできるとの事である。自然の中にはまだまだ知られていない事が存在している。