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バイオ燃料使い発電実験成功
機械や農畜産関連の技術者を養成する東村の沖縄産業開発青年協会(青年隊、伊集盛元理事長)が22日、沖縄電力子会社の沖電設計(浦添市、鳩間国弘社長)と共同で、インドネシアの非食用植物ヤトロファ(ジャトロファ)の種子油を軽油(ディーゼル燃料)の代替としたディーゼルエンジン発電機の公開運転実験を宜野湾市のヤンマー沖縄で行った。
両者は国の生物資源(バイオマス)活用に関する補助事業として取り組んでおり、青年隊農地でヤトロファの苗木を栽培中。実用化に向けてさらに研究を進める。実験はヤンマー沖縄(後藤智司社長)が協力し、ヤトロファ種子から生産した100%油での発電に成功した。インドネシアからのヤトロファの調達などで日本植物燃料(東京、合田真社長)が協力した。
トウモロコシやサトウキビなどから生産するバイオ燃料をめぐっては、地球温暖化対策として利用が拡大。原油高騰も背景に各国が力を入れているが、無秩序な栽培拡大が熱帯林破壊や食用、飼料向け供給の減少などの問題も招いている。
インドネシアではヤトロファ100%油の工場発電や自動車燃料利用が始まっているという。青年隊と沖電設計は昨年夏に現地から種子を持ち帰り、9月から栽培。今年夏には実が収穫できる予定という。
日照時間や気温などが栽培面での課題となる。青年隊技術顧問の新里隆男琉球大工学部元教授は「実験はまだ入り口」と述べ、栽培に伴う在来種などへの影響や搾りかすの害毒性評価などを併せて研究すると説明した。
(2/23 10:07)