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木版画家 葉風のブログ

神秘的な「宇宙と自然」に抱かれ、けなげに生きる「小さないのち」の美しさに魅せられて、多色摺り木版画を制作しています。「花鳥風月の世界」から見える景色や感じる事について、自由気ままに書き綴ります。

この季節の散歩の楽しみは、色とりどりの花々に出会うこと。

 

今朝の街歩きで見かけた白いボール状の花は?

 



ああ、これが「オオデマリ」(大手毬)か。

 

園芸種には、「ジェミニ」と呼ばれるピンク色の花もあるそうな。

 


いま、街中の至る所で「ツツジ」(躑躅)が真っ盛り。

 

赤や白やピンクも綺麗だけど、やっぱり「ツツジ」と言えば赤紫でしょ。

 



日本古来の伝統色「躑躅色」は、清少納言の枕草子にも「下襲に合う色」と。

 

「岩つつじ 折りもてぞ見る 背子が着し 紅染めの 色に似たれば」(和泉式部)。

 



ツツジの名所、根津神社の「文京つつじまつり」では、100種類3千株が見頃を迎えて。

 



根津神社には、見所が盛りだくさん。境内にある乙女稲荷神社の「千本鳥居」、国の重要文化財の「拝殿」や「唐門」など。

 



江戸時代に建造され、およそ300年間も戦火や災害を逃れて生き残った「奇跡のパワースポット」とも言われて。

 

ご神木の「願掛けカヤの木」には、神様の使いの白蛇が、願いを叶えてくれるとの言い伝えが。

 



「ウクライナに平和と自由を!」。

世界中の人々からの願いが、どうか叶えられますように。