ワクチンと変異続き
効果のあるワクチンは確実にできると考えています。
では、どのような課題があるのか、その対策は?を出来るだけわかるように説明していきます。
よくこんなウイルスが出現したもんだと感心するくらい
遺伝子数が小さいです。
通常、遺伝子列を構成する
塩基:アデニン(A)、グアニン(G)チミン(C)そして
ウラシル(U)(DNA遺伝子はTのチミンなんですが、新型コロナウイルスはRNAなのでこうなります)の内の3個列で一文字と仮定(日本語のアイウエオの一文字)します。
すると3万文字を3で割って1万文字となります。
これは400字詰め原稿用紙20枚とちょっととなります。新型コロナウイルスって本当に効率が良くて少ない情報の設計図で出来上
がっているんですね、まさに生き物と無機物の境目です、驚きです。
次に、ここに遺伝子の突然変異を考えたとき、
24文字/3万文字/年とすると、突然変異は通常、全配列中で均一に起きます、ワクチンに関係する部分に変異が起きる頻度
も同一です。
また、1/3は遺伝子突然変異があってもタンパク質のアミノ酸配列には表現されません、サイレント突然変異である可能性が高い。さらに新型コロナウイルスのタンパク質性突起部分つまりタンパク質を構成するアミノ酸について考慮した時(ウイルスがヒト細胞に侵入する武器の部分でワクチン創りのターゲットになりやすい箇所)、すべてのアミノ酸変異がワクチンとの反応に関与しているわけではありません。
アミノ酸変異がおきても
前記突起部分の機能に変異を起こさない場合も多いんで
す。こう考えると、いくら新型コロナウイルスの変異が早くても数年でワクチン耐性ウイルスが出てくる可能性は低いと予想されます。だから、ワクチンできれば効果は十分に期待できるとも推定されます。
続く