ワクチンと変異続き
前回からの続きで
健康な人に投与するから、高い安全性が要求されると、
いう意見に対する私見です。
私は、某大手製薬企業において、
医科向け新規医薬品の開発に携わった経験をもっています。その経験から医薬品開発の一相、二相そして三相試験について述べます。
一相で安全性が二相で有効性がテストされます。
ここまでは費用も数億という製薬企業にとってはそれほどでもない額です。そして最終工程の三相では数十億、時に数百
億そして期間も数年から10年以上の非常に長期にわたります。
振り返ってみますと
大体、二相までのテストでほぼ副作用の見当もつけています。
でないと製薬企業と
しても巨額の費用と期間を博打する気にはなれません。
そして今回はこの第三相テストを
多少スキップしようという考え方です。
新型コロナウイルスの緊急性からみて、これ以上の小生の私見は不可能ですが、やむを得ないこととして、そして開発者の立場からはお疲れ様としか言えません、可能性の限りの安全性も考慮されていますので、今後に注目です。