早産からの死というのは、なかなか辛い体験でした。
「自分のせいで子を死なせてしまった」という気持ちと

「いやいや、助けようがなかった。私は悪くない」という気持ちの間で日々揺れ動き、
「『悪くない』と自己弁護するなんて、自分は悪い親だ」と落ち込んでしまう日も。

こういうときに、やはり宗教的な物に頼って、

経験の意味を見つけたくなるものです。

そんなに強くないですから。

 

ネット上でのご縁で、

お空に帰った赤ちゃんのことを

得意としている方に見てもらいました。

 

・一度お腹に宿ったことは、赤ちゃんにとって大きな前進だった

・両親(私たち)が愛情深い人だから、それを大切にしてほしくてやってきた

・お母さんが赤ちゃんの憧れだったから、一目会いたかった

・今回は、赤ちゃんの気持ちや都合で帰ってしまったと強く感じる

・家族に憧れがあったけれど、(生きていても)ずっと一緒にいられる運命ではなかった

・ずっと一緒にいられる方法として、魂になって傍にいることを選んだようだ

・たぶん、赤ちゃんの前世とも関係がありそう
・ずっと生きることには執着がなかったようだ

・一度、繋がって生を受けたことでもう安心した
・繋がれたことで親を守れると赤ちゃんが信じていた

・いなくなってしまったことより、一緒にいたことに対してもっと意識を向けてほしい

・リーディングのカードがとても珍しい出方をして不思議に思った
・きっと強い意志を持って宿ってくれた子だと思う

という結果を伝えてもらいました。

紫の文字のあたり、凡人の私にはなかなか理解し難い考えですが

こまちゃんには、なにか深い考え&事情があったのかもしれません。

 

そして、こまちゃんからのお手紙も貰いました。
これは一人でかみしめることにします。
優しい子なんだなと涙が出ました。
「一緒にいたことを、明るく考える」ということ、心がけようと思います。

というか、今も隣にいるんだもんね。一緒に楽しく過ごさないと。

実は、先にこんなお祝いをもらっていました。

この頃、とある大会に出場するのを手伝った人たちから、
「入賞賞金が余ったので!」と。

くまちゃんのガウンと、
女の子でも男の子でもいいように
ピンクとブルーの模様の入ったハンカチ。


素直に嬉しかったし、
今も「次に生まれたら使わせてもらおう」と思ってますが
韓国だと「出産祝いは生まれた連絡があってから」という
文化はないんでしょうか。

実は、8年前に結婚したときに、
ベビー靴をくれた人もいて、
「結婚=子ども」なんだな~と思ったこともありました。
20代の若い人たちも。

 

義理のお姉さんも8年前に

搾乳機くれてましたし(笑)


しばらく出番待ちです。

妊娠前は、年1回の健康診断でくらいしか
血圧を測る機会はなかったのですが、
だいたいいつも、110以下/60 台くらいでした。


妊娠後、
7w1dの検診では 127/66で、「なんか高いな?たまたまか?」と思ったのですが、

11w1dでいきなり 152/90を叩き出しました。


夫と妹は「いやーすぐ変動するし。よくあるよくある」と言っていたんですが
私は初めて見る数字だったので驚き、管理のためにあわてて血圧計を買いました。

韓国でも同じタイプが売っていたので、シチズンの手首式の物を。

(あまり考えてなかったんですが、正確に知りたいなら

上腕式にしたほうがよかったそうですね)

家で、朝測定を始めたところ、
11wから21wまで、だいたい上が107~114くらいで推移していたのですが、

病院に行くと、その後も132、138と高めに出てました。
先生からは特に何も言われませんでした。

そして、21wの検診後、そのまま入院になったときは、
環境に慣れたのか、寝たままだったからか、
毎日正常範囲120以下に落ち着いていました。

そんな経緯から、自分の中で、血圧が高いのは
「白衣高血圧(病院でだけ高くなる)」なんだろうと
勝手に決めかかっていたんですが、
違ったかもしれません。

22wで大学病院に転院となり、
23w5dまで入院しましたが、そのあと「ちょっと高いですね」と
いわれることが増えていきました。

120~140くらい、たまに測り直しなど。

結局23w5dで出産し、その1週間後には退院したのですが、

最終的な診断書には「妊娠誘発性高血圧(疑い)」と書かれていました。

驚いて、退院してから家庭用血圧計でも何度か測ってみましたが
しばらく、138、134あたりが平均になっていました。

次回の妊娠では確定してしまうかもしれません。
ハイリスク要素がもう一つ増えてしまいました。

この日も休みだった夫とともに検診へ。
 
受付するとまず、体重と血圧の測定をするのですが、
この日なんと上が「152 」という、見たこともない数字を叩き出しました
(通常110以下でしたが、病院で測ると120近かったり、
高めになるような気はしていました)。
でも受付にいる看護師さんはそのままスルー。
手帳に書かれただけでした。
 
診察の際、先生もスルーだったので聞いてみると、
「次から10分くらい座って休んでから測ってみて〜」とのこと。
でも、もしかして、妊娠性高血圧を発症したのではと心配がおさまらず
(高齢、肥満、親高血圧なので・・・)
家庭用血圧計を買うことにしました。
 
さて、この日のこまちゃんですが、
しっかりニンゲンになってましたびっくり
 
 
感想は、「ヒトがいる〜!」
 
しかも自転車漕いでるのかってくらい、
足をバタバタ手をぶんぶんするという
超元気な様子を見せてくれました。
5センチしかないとは思えない。
夫は大興奮で、しばらくマネしてましたニヤリ
 
私も、この頃から少しずつ、
「子どもがいるんだ~」という意識になっていきました。

まぁ大丈夫だろう、ということで
(覚悟と準備はした上で)

台湾出張してきました。
心配したようなことは何も起こらず、幸いでした。
 

韓国から台湾へ嫁いだ友達は、
「妊娠中、台湾の食べ物の味が本当にダメで辛かった」と言っていたんですが、

私はそんなこともなく、美食を堪能してきました。


結婚式披露宴レベルの豪華な中華コースやら、
(食べるのに夢中で写真を撮っていない)
「毒茶」とかいう、すごい名前の喫茶&レストランやら
(メニューは普通の現地の家庭料理っぽいもの。美味しい)
雑居ビルの中のビジネスホテルでオーダー式の朝ごはん
(野菜まんとか、トマト入りスクランブルエッグのモスバーガー)やら。


↑お気に入りになったメニュー「金莎豆腐」

 

渡航直前に、別業務でトラブルが起きて対応に追われていたせいで
台湾に来たのに、一日ホテルでパソコン仕事をする羽目になりましたが、

それでも、会議の合間にもちょこっと街歩きしたり、

終了したあとフリーだった半日は
近くの友達(現地人)のおうちに遊びに行ったり、
ゆっくりペースは心掛けつつ、かなり楽しい思いもしてきました。

この旅行中、何もなかったことに本当に感謝しています。
家に帰りついて、初めてお腹の中のこまちゃんに声をかけました。


「つきあってくれて、ありがとね。」

 

 


ドラゴンフルーツジュース
↑ドラゴンフルーツジュース in 民族柄のドリンクホルダー

決して褒められたことではないんですが、
他の人には頼めない会議の出席があり、
9wあたりに台湾出張に行くことになっていました。

 

妊娠発覚のあたりで、同じセッションでプレゼンする予定の人たちに

「もし行けなくなったら、私の分をオンラインでやりたいんですが・・・」と伝えておきました。

実際にはまだ会ったことのない人たちだったのでドキドキでしたが

「どうにかするから気にしないで&来られたら体にいい薬膳食べに行きましょう!」と

言ってもらえていました。
 

病院で聞いてみると、ニコニコ笑顔を崩さないまま
「まぁ~気をつけて行ってきてよ~」と言われたので、行くことに決定。

 

とりあえず、普通の出張準備のほかに

①日本語の通じる病院の場所と連絡先の調査

②妊娠に関する受診&治療費も出る保険への加入
をしました。

 

①はさすが台湾で、宿泊先の近所にもちゃんと、

日本語で診察を受けられる産婦人科がありました。
 

②は、一つだけ発見。
アトラストラベル海外旅行医療保険(Atlas travel )

これに加入しました。
26週までの妊娠合併症をカバーしてくれるものです。
(ただし、出産と新生児費用はカバーしていない)。
説明ページだけでも日本語のものがあってよかった・・・!
申し込み手続きや書類などは全て英語です。

(ちなみにこの保険、米国籍以外の人は、
母国に帰るときにも使えるということで、

次に帰省するときはこれに入ろうと決めました。
ずっとこういうの探してました。)

最初は韓国(と日本)の保険会社を調べていたんですが、その時に知ったこと。
多くの人たちが「胎教旅行(태교여행)」と称して海外に行ってるんですね。

胎教って。自分が行きたいだけでしょーと思ってしまいますが(行きたい気持ちはよくわかる)。
日本語では「マタ旅」でしたっけ。

で、「胎教旅行のポイント!」とかいうブログが沢山出てくるんですが、

どこも、「必ず旅行保険に入りましょう」としか書いてありません。
「単なる旅行保険、妊娠合併症はカバーしてないのよ大丈夫???」

言いたくて仕方ありませんでした。
私が、韓国の保険でカバーしてるの、見つけられなかっただけで杞憂ならいいんですが。
 

私も、行くかどうかはだいぶ迷いました。

万が一のこともないわけではないので・・・。
ですが、まだ初期で、エコーの形を見て
「赤ちゃんだ~♡」という気分になるわけでもなかったので
(今思うと申し訳ないですが)
「万一、何かあっても仕方ないと思えるかな」と割り切ることにして出発しました。
もちろん、フリーの日に遠出して友達に会おうとか、

そういう無茶目な予定はキャンセルしました。

空港についたら、やたらと妊婦さんが目につきました。
もちろん自分が妊娠しているから、自然にアンテナが仲間の姿を

キャッチしているのかもしれませんが、それにしても多いような・・・・・・
どうか無事で、と思わずにはいられませんでした。

はれさんから教えてもらった超重要情報。
それは、「胎児保険」
彼女に聞いてなかったら、入りそびれて大後悔するところでした。
韓国では常識のようですが、夫は果たして教えてくれたかどうか。
要は、出産前に胎児・産児の異常に備えて入っておく保険のことです。

日本の場合は、子どもに保険が必要ならば

(学資保険以外は)生まれてから入るしかないと思うんですが、
韓国の場合は、胎児の時期からかけられます。
出生後は、医療費の自己負担分(の大半)が返ってくる「実費保険」に
自動的に移行するというもの。
私たちは、「20年払いの30歳満期」、

夫のお姉さんの友人だという保険代理店の人に聞いて、

郵便局保険を選びました。

が、最近の流行りは「20年払い、100歳満期」だそうで。すごい。
30歳だと、男の子が大学行って、途中軍隊行って、

就職して稼ぎ始めるまでの保障か~と思うんですが、
100歳ってどういうこと?と最初はよくわかりませんでした。
要は、若いうちに大きな病気をすると普通の保険に入りづらくなるから、

ある意味終身で保障を受けられるようにするということみたいです。なるほどね・・・。

(胎児保険について詳細が載ってるFCさんのブログを見つけたので貼っておきます)

うちの子の場合、後で領収書を見て「負担額が思ったよりだいぶ少ない?」と思いました。
それはムン・ジェイン政権になってから、子どもの医療費がだいぶ下げられた
(例えば、入院治療費は、15歳以下20%から5%へ)からだったんですが、
我々夫婦、全然その情報知りませんでした。
情報キャッチ能力低いですね・・・
韓国人の夫に頑張ってもらいたいところなんですが。

でも肺出血の治療薬など、保険適用でない薬も使わなければならなかったし
(たしか1回約100万ウォン=10万円)、未熟児助成金も申請しましたが、
入っておいて損はなかったと思います。
ただ、コロナ騒ぎで保険会社も大変(担当者も出勤できていない)らしく、

給付を受けられるのはもう少し先になりそうです。

はれさんからの3つ目のアドバイス、それは、職場復帰後、
保育園(オリニチプ)かベビーシッター아이돌봄서비스か、
どちらで子どもを見てもらうのがいいかという疑問についてでした。

彼女の意見は、「最初のうちは断然ベビーシッター」

 

私の場合、里帰りできたら産後2か月半くらいで韓国に戻り、
子が3か月になるかならないかで職場復帰せざるを得ない状況でした。
職場では、たまに土日に仕事が入ったりすることがあるのですが、

「そういう時にも先生が空いていればお願いすることができる。
保育園だと、そういう対応ができないから」
という理由でした。

確かにそうだ・・・・・・。

この制度には、フルタイムで契約する「全日制」と、
必要な時間だけお願いする「時間制」があるということと、
私の場合、時間制のほうが若干お得に使えるのではないか、
ということも一緒に考えてくれました。

先生との相性もあるけれど、条件検索もかけられるし、
彼女がお願いしていた先生がとても良かったから紹介もできると、

心強い提案もしてくれました。

はれさん二つめのアドバイスは、
「できるなら里帰りしたほうがいいよ~。」

彼女が言うには、
「日本の病院のほうが助産師外来とか母乳外来とかがあって

総じて検診以外にも手厚く見てくれる。お医者さん以外にも相談できるのがいい。
韓国だと調理院(産後の休養施設)に入らないと、そういうサービスが無い気がする」
ということ。
 

(実は、通っていた病院では妊婦教室が毎週開かれてたんですが、
それを知ったのは、このブログを書きながら、病院HPのあるページを開いたときでした。
遅すぎる・・・。オフラインの広報はしてたんでしょうか。まったく目に入りませんでした。
保健所の月1回の教室も、都合が合わずに行けずじまいでしたし。)


その頃は、職場の都合でいつから休むことになるのか不透明で
結論が出るまで少し時間がかかりそうな状況でした。

でも、「日本の病院に問い合わせて、可能なら予約もしてしまったほうがいい」と言われ、
他の友人の「あとでキャンセルとかは大丈夫なはずだよー」という声も受けて
本格的に受け入れ先を探し始めました。

現在私は夫と離れて住んでいるのに比べ、

実家は、誰かしら人がいつもいる環境で、みな運転ができます。
その点でも、里帰りが安心だと私も考え始めました。

ちなみに、出産後は、夫が10日の「配偶者出産休暇」を取って日本に来る予定でした。

仕事で知り合った、とても頼もしい先輩ママがいます。
仮に「はれさん」としておきましょう。強力な晴れ女なのです。
日本人で私よりも韓国事情に精通しているので
妊娠・出産・育児についても沢山アドバイスをくれました。
 

彼女にはインタビューもしたり、
ランチドタキャンしたり、ということがあったので

早々と妊娠を報告していたのですが、
それから特に気にかけてくれるようになりました。

7wの検診の後にも、ランチをして、
貴重なアドバイスを山ほどもらいました。

この時に聞いたのは、たしか
出生前診断について、里帰り出産するかどうか、
保育園かベビーシッターか、そして胎児保険についてでした。
長くなるので分けて書きます。

まず、生前診断について。
韓国では「奇形児検査」と呼んでいるようです。


あ、出生前診断の内容の詳細(日韓比較あり)を知りたい方は、
とてもよく整理されている記事があって感動したので、こちらをご参考に・・・!

で、私のランチの話に戻りますが、
その直前の検診で、NIPTまたは羊水検査の2択を迫られた話をすると、

「え~別にやらなくていいはずですよ。私やってないし。 

たしか、一段階目の検査だけして異常が出なかったから、 それ以上はやってません」とのこと。

なんだ、やはり強制ではなかったのか・・・・・・ 病院は説明不足なのでは?
と思うのと同時に、 韓国ではほとんど勧められるままに受けるんだろうなと思いました。
街中で障碍者を見ることが日本と比べても、ものすごく少ない韓国、
よくない結果が出たときに 、なかなか「それでも産む」とは言いにくいだろうと感じます。

(実際、中期に大病院に転院したときに
検査を受けてないと言ったら「なぜ?」と聞かれました。
「覚悟がなかったから」と言ったら、

「ああ、ご自分の意志でですか」で終わりましたが。)

 一緒に受診した夫にもこの話をして、
「良くない結果が出たときに、決断できる気がしない。
 中絶を選んだら後悔しそうだし、悪いけど、この社会の中で育てるとなると、
わかっていて産んでも後悔することが多いかも・・・・・」とグジグジと。
そんな思いをするために60万ウォンかけなくてもいいよね、
そもそも、一次検査で異常なしと言われるかもしれないし、 ということで同意しました。 

 

次の検診の際、二次奇形児検査(←正式名称っぽい)はしないと伝えると、
意外とあっさり「あ、そうですか」で終わってしまいました。

そして、一次検査も異常なしでした。