21-10-30(土)

 

 思いちがいをしてはいけません。神は、人から侮られることはありません。人は、自分の撒いたものを、また刈り取ることになるのです。(ガラテイア書6章)

 

 先日の眞子さんと小室圭の10分ほどの会見は本当にひどかった。あれははっきり言ってカルト宗教の学芸会である。今朝はそれを話題に書く予定であったが、速報が入ったので、まずはそちらから。

 ニューヨーク州の弁護士試験の合格名簿が昨日発表になったが、その中に小室圭の名前がなかったそうである(爆笑)

 皆さんご存じかと思うが一応書いておくと、アメリカでは地方分権が強く、弁護士試験(司法試験?)は各州毎に行われる。日本では司法試験が全国一律であって、法科大学院を出た人はそこを受験して、合格をすれば判事、検事、弁護士のいずれかになれる資格を得るなど国家資格であるが(最近では法科大学院を出なくても試験一発でいいコースもあるらしい。そんなところに通るのはよほど優秀な人に相違ないが、試験の一発勝負というのは結構私の好きなシステムである。)アメリカでは各州毎に弁護士資格が認定される。もっともそれが国家資格として全米で通用するのか、各州毎にしか通用しないのか良く知らない。何にしても法科大学院を卒業した小室圭は(実は卒業できなかったという説もある。アメリカのフォーダム大学の卒業生の名簿に小室圭の名前が確認できないらしい)この度試験受けて、合否は結果待ちであった。アメリカの場合、法科大学院で結構ハードな勉強をさせられるので、試験そのものの合格率は70%前後になるそうである。これだと公認心理師や日本臨床心理士資格認定協会のテストとあまり違いはない。ちなみに私のSVを受けている北鎌倉心理相談室の研修生は現在のところ100%一発で公認心理師、臨床心理士に合格している。

 話しを小室圭に戻すが、アメリカの法科大学院を出て、試験に落ちた人はどうなるのであろうか?また翌年同じ試験を受けて、受かるまで弁護士になれないのだろうか。(ニューヨーク州では年に2回弁護士の試験があるそうだから、最初は落ちてしまう人は結構多い(と言っても受験生の70%は受かる試験に落ちてしまうのは結構恥ずかしい。)のかもしれない。)もっとも今回の合格名簿は合格者の“全て”を載せたものではなく、その一部を載せた(?)名簿という説もある。(そんな名簿を発表して何の意味があるのか?)そして追加の名簿(?)にKei Komuroとか書いてあったら“ロイヤル忖度”の疑惑がまた再燃し、結構面白いことになるのかもしれない。小室圭は何度も「弁護士なんとかコンペ」に入賞していて、優秀なはずであるが、客観的な試験の結果は非情であった。結局「プリンセス・眞子のフィアンセ」と言って周囲から持ち上げられて、本人も優秀なつもりになって天狗になっていたというあたりが事実だろう。

 眞子さんの思い描いていた生活は早くもとん挫した。今のままの「法務助手」だと年収は600万、弁護士試験に通ると1千5百の年収であって、これでも物価の高いニューヨークだと生活が難しいそうである。眞子さんがニューヨークの名門メトロポリタン美術館(私も実は行ったことがあるが、1週間くらいかけても展示物を全て見ることは不可能であろう)で司書(?)として働き、共働きで生活して行く計画であったが、これも「日本のエンペラーの姪」というので急遽作られた職場であるらしい。あらゆる面で皇室の援助(その原資は私たちの血税。この間の会見ではその国民に喧嘩を売ってしまったのだから、拙いことをしたものである)を早くも受けながら生活していくことになる。こういうことを恥ずかしいと思わないところが小室夫妻の(いろいろな意味で)凄いところである。

 最後にこの間の会見について一言だけ書いておくが、眞子さんの話しだと「小室圭が独断で動いたことはない」そうである。小室佳代の元婚約者への700万円の借金問題の解決にも眞子さんが主体的に動いたことを国民の前で告白してしまった。法律にさほど詳しいわけではないが、民事上の金銭をめぐる係争に皇室がかかわっていたとすれば、憲法違反になる可能性が濃厚である。今度弁護士に会う予定があるのでちょっと聞いてみようと思う。宮内庁はあの発表の文面にスミを入れようと必死になったであろうが、眞子さんは聞き入れなかったのだろう。

 これでひょっとして、皇室から「前科一犯」の犯罪者が出ることになる。