風邪にビタミンD
さてインフルエンザの季節ですので、インフルエンザに係わる栄養についてです。実はインフルエンザはビタミンD不足が原因ではないかという話はビタミンDの専門の研究グループ、ビタミンD カウンシルから出ていました。
日本でも2010年3月にAmerican Journal of Clinical Nutrition。に発表された日本の小学生を対象にした研究では、冬季に毎日1,200IUのビタミンDを摂取した生徒は、摂取しなかった生徒に比べて42%も季節性インフルエンザ(A型インフルエンザ)に罹患する率が低かったという報告があります。
以下はハイジーア通信からの引用です。
黒人系アメリカ人の骨粗鬆症とビタミンDの関係を3年にわたり調査していたのですが、その人たちに感染症などの冬季に風邪またはインフルエンザの症状を訴えた人は、プラセボ(偽薬)群では104人中30人でしたが、ビタミンDを(たったの)800IU摂取した群では104人中9人でした。 これは春~秋の確率とほぼ同程度でした。

Aloia JF et al, Epidemic influenza and vitaminD. Epidemiol Infect 2007;135:1095-6 (引用終わり)
このグラフでは■のプラセボ(D 非投与)群は冬季に著しく風邪をひいています。しかし血中ビタミンD濃度が20μgになるとかなり減ります。□の血中ビタミンD濃度が50μg/dなると冬でも特に風邪をひかなくなると言う結果には驚きです。
風邪は冬に流行るものと言うより、冬になると太陽に当たらなくなるのでビタミンD不足による免疫低下が原因だったと言えそうです。
又アメリカの研究で血中ビタミンD濃度が50μg/dlを超えると細菌の感染にかかってもひどい炎症を起こさないことも判ってきました。
http://www.nationaljewish.org/about/mediacenter/pressreleases/2012/vitd-mechanism/
ビタミンDは単に骨代謝に関っているのではなく今では、200種類以上の遺伝子に作用することがわかっていますが、その中で興味深いのは抗菌ペプチドの働きです。
この免疫システムは、大変興味深く、ばい菌の細胞膜に穴を開けてばい菌を殺してしまうもので変えるがなぜばい菌から傷を守れるかと言う研究でわかりました。そしてこの抗菌ペプチドを活性化するのがビタミンDなんです。

ビタミンDは、予防接種より効果があることは、お分かりだともいますが、食べ物で摂るよりサプリメントをお勧めします。もともと日に当たらないのが問題ですので植物からのビタミンD2をとってもD3にはなりません。普通の食事ではビタミンDは摂れていません。下記の図は夏場のものです。
2012年9月、株式会社SOUKENが血中ビタミンD濃度を調査(必要十分と考えられる血中ビタミンD濃度は30ng/mL)。女性は約3人に2人が不足状態、4人に1人は欠乏状態という結果が判明した。
冬場の紫外線は夏場の1/5と言われています。ですので私なら風邪薬のつもりでビタミンDを子供に与えます。大量投与での懸念される副作用は腎臓結石です。今まで世界で2例ほどあったと記憶しています。しかしタミフルや予防接種のような悲惨な副作用はありません。アメリカ小児科学会は母乳で育てている新生児は400IUの摂取を推奨しています。
免疫には亜鉛やビタミンCも重要です。アメのようになめているだけでも良いです。短期間での摂り過ぎは気にすることはありません。
以上は私の個人的な意見です。免疫低下の理由は様々です。個別の問題は専門家にお尋ねください
日本でも2010年3月にAmerican Journal of Clinical Nutrition。に発表された日本の小学生を対象にした研究では、冬季に毎日1,200IUのビタミンDを摂取した生徒は、摂取しなかった生徒に比べて42%も季節性インフルエンザ(A型インフルエンザ)に罹患する率が低かったという報告があります。
以下はハイジーア通信からの引用です。
黒人系アメリカ人の骨粗鬆症とビタミンDの関係を3年にわたり調査していたのですが、その人たちに感染症などの冬季に風邪またはインフルエンザの症状を訴えた人は、プラセボ(偽薬)群では104人中30人でしたが、ビタミンDを(たったの)800IU摂取した群では104人中9人でした。 これは春~秋の確率とほぼ同程度でした。

Aloia JF et al, Epidemic influenza and vitaminD. Epidemiol Infect 2007;135:1095-6 (引用終わり)
このグラフでは■のプラセボ(D 非投与)群は冬季に著しく風邪をひいています。しかし血中ビタミンD濃度が20μgになるとかなり減ります。□の血中ビタミンD濃度が50μg/dなると冬でも特に風邪をひかなくなると言う結果には驚きです。
風邪は冬に流行るものと言うより、冬になると太陽に当たらなくなるのでビタミンD不足による免疫低下が原因だったと言えそうです。
又アメリカの研究で血中ビタミンD濃度が50μg/dlを超えると細菌の感染にかかってもひどい炎症を起こさないことも判ってきました。
http://www.nationaljewish.org/about/mediacenter/pressreleases/2012/vitd-mechanism/
ビタミンDは単に骨代謝に関っているのではなく今では、200種類以上の遺伝子に作用することがわかっていますが、その中で興味深いのは抗菌ペプチドの働きです。
この免疫システムは、大変興味深く、ばい菌の細胞膜に穴を開けてばい菌を殺してしまうもので変えるがなぜばい菌から傷を守れるかと言う研究でわかりました。そしてこの抗菌ペプチドを活性化するのがビタミンDなんです。

ビタミンDは、予防接種より効果があることは、お分かりだともいますが、食べ物で摂るよりサプリメントをお勧めします。もともと日に当たらないのが問題ですので植物からのビタミンD2をとってもD3にはなりません。普通の食事ではビタミンDは摂れていません。下記の図は夏場のものです。

2012年9月、株式会社SOUKENが血中ビタミンD濃度を調査(必要十分と考えられる血中ビタミンD濃度は30ng/mL)。女性は約3人に2人が不足状態、4人に1人は欠乏状態という結果が判明した。
冬場の紫外線は夏場の1/5と言われています。ですので私なら風邪薬のつもりでビタミンDを子供に与えます。大量投与での懸念される副作用は腎臓結石です。今まで世界で2例ほどあったと記憶しています。しかしタミフルや予防接種のような悲惨な副作用はありません。アメリカ小児科学会は母乳で育てている新生児は400IUの摂取を推奨しています。
免疫には亜鉛やビタミンCも重要です。アメのようになめているだけでも良いです。短期間での摂り過ぎは気にすることはありません。
以上は私の個人的な意見です。免疫低下の理由は様々です。個別の問題は専門家にお尋ねください