アミグダリンと杏仁水 | ナチュロパス びんせい

アミグダリンと杏仁水

アミグダリン ビタミンB17 http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail678.html
アンズやモモの仁は、生薬の材料 (杏仁<キョウニン>、桃仁<トウニン>) でもあり、アミグダリンを薬効成分として経口で去痰・鎮咳などの用途に利用されています (2) 。また正常な皮膚に塗布すると局所麻酔 (かゆみを止めるなど) の作用があります (3) 。青酸はごく少量であればミトコンドリアの酵素 (ロダナーゼ) の作用により、毒性が弱く排泄されやすい形に変換されます。これは毒も少量を上手に用いれば薬に転じる典型的な例です。ただし上記のような目的での利用は必ず医療従事者の監督の下で行う必要があります。(国立栄養研究所)


アミグダリンに関しては、メキシコのサンタモニカ病院、ゲルソン病院、オアシス病院などでがん治療に使われており、日本でもアミグダリン注射をする統合医療があります。

アミグダリンを分解して青酸とベンズアルデヒドに変える酵素は胃の中で酵素(エムルシン)やがん細胞付近で大量に存在するβ-グルコシターゼがあります。このため注射では特にがんに対して選択的に分解するともいえます。

「がんの特効薬は発見済みだ」で登場する東風博士は、この薬効をベンズアルデヒドのチロシンキナーゼ阻害作用であるとして、その効果を動物実験で証明しました。これらの研究に関して、その当時東風博士が、研究をしていたスローンケタリングの所長モス博士が研究成果を認めない政府と研究所の名誉をかけて裁判になりましたが負けています。科学が通じないのが政治の世界です。

ちなみにベンフォチアミンはこのベンズアルデヒドと同等の働きをするビタミンB1誘導体です。

日本では大阪大学の片瀬教授の研究が注目されており、同博士はアミグダリンががん細胞に働く顕微鏡撮影の様子を捕らえ発表しており、その様子を「殺虫剤を散布された昆虫のようにガン細胞が100%死滅」と表現しています。

作用の機序はここにわかりやすく書いてあります。

さてこのアミグダリンですが日本では杏仁水として日本薬局から出ていたのです。
劇薬にもかかわらず発生頻度がわからないという とりあえず劇薬 指定ですので医師の処方がいるそうです。

日本薬局方
キョウニン水(杏仁水)
規制区分
劇薬
指定医薬品
組成
本品は定量するとき、シアン化水素(HCN:27.03)0.09~0.11W/V%を含む。
性状
本品は無色~微黄色澄明の液で、ベンズアルデヒドようのにおい及び特異な味がある。
pH:3.5~5.0 比重 d20・20:0.968~0.978
効能又は効果/用法及び用量
急性気管支炎に伴う咳嗽及び喀痰喀出困難
用法及び用量
キョウニン水として、通常、成人1日3mLを3~4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
但し、極量として、1回2mL、1日6mLをこえないものとする。
使用上の注意
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
その他の副作用
大量投与(頻度不明)
悪心・嘔吐、下痢、めまい、頭痛、瞳孔散大、心悸亢進、過呼吸、チアノーゼ、意識喪失、窒息性痙攣等の症状があらわれるおそれがある。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
小児等への投与を避けること。[小児等では副作用が発現しやすい。]