管理栄養士からの質問 摂食障害と食べ物アレルギー | ナチュロパス びんせい

管理栄養士からの質問 摂食障害と食べ物アレルギー

栄養士の清水さんからメールを頂きました。

清水さんはトラストファーマシーと言う薬局で管理栄養士としてどのようなことが出来るか考えている方です。もちろんこちらの田中社長の経営哲学があってこその話です。

このような薬局が増える事を願っています。


さて質問

米国での栄養士の存在は日本よりも大きいと感じています。オーストラリアでもサプリメント指導が薬局で行われているというのはとても興味深いです。 ただ日本人には日本人にあった食生活で健康に楽しく過ごしていけるのが一番かなと感じてもいます。サプリメントも様々なものがありますが、どちらにせよ【食】が大切で疎かにしてはいけないものだと強く感じています。 病院に勤めたことはございませんし、知識も深くありませんが・摂食障害・食物アレルギーなどには興味があります。 

答え

西欧社会において職の専門家は進んでいます。経理で雇った社員にお茶を入れたりなどさせられません。医師にしてもそうですが、彼らは資格が無ければ栄養指導や運動指導など出来るはずもありません。

ところが日本では医師が無資格で栄養指導をしているのです。そして栄養の偏りから来ている健康問題で薬物治療をして状態を悪化させている事を頻繁に見ます。しかし面白い事に患者はそれを求めていることです。栄養の専門家の話など聞きません。


食に関しては全くその通りだと思います。

しかしながら日本の野菜の値段で果たして若者の安給料で食べていけるのか疑問です。(オーストラリアでは野菜を3倍ぐらいはたべてました)


摂食障害に関しては僕は精神的なことと中医で考えると脾臓を中心に考えます。

脾が弱まれば食欲もなくなりますが六君子湯は乾姜や半夏などの熱を出す生薬が入っているので寒を嫌う脾臓を温めるのに適しています。ちなみの他の配合は消化を促進するような配合です。

いずれにしても女心と間違ったダイエット情報でてんやわんやと言ったところでしょうか。地道な食と心の教育も必要だと思います。私のところでは潜在意識のカウンセリング(ワイルドフラワーエッセンスによる)を使ってトラウマなどを開放しています。

 

食べ物アレルギーに関してビタミンD不足、必須脂肪酸不足などが無い状態で考えなくてはなりません。栄養失調は日本においてかなりシビアな現実です。

またお母さんの感情の問題を治療したら子供の重度のアレルギーが完治したこともあります。炎症と感情は密接な関係があります。

私のところではそれを起こす一番の原因をまず見つけますが、一般的にはアレルギーは腸から考えるのが基本です。


最近リーキーガッツの話を良く聞くようになって来ました。ストレス、飲酒、カンジタ症、薬物の副作用など様々な理由がりますが、帝王切開の子供のリーキーガッツがあります。通常は食べ物アレルギーなどの症状が出ますが治療するときはリーキーガッツの標準治療はまず悪玉菌駆除、プロバイオ、プレバイオの順で行います。ここに腸の破損がひどいときは甘草、マシュマロ、スリップリーエルム、トウガラシ、海草などを使います。海草は大変強い止血作用があります。戦場で使う止血剤アルギン酸の原料ですから。アルギン酸ナトリウムは医療用の胃粘膜保護剤です。当然リーキーガット(腸漏れ)も改善します。

日本ではバイオジェニクスと言う乳酸菌生成エキスがありますが、ややこしい事を抜きにして一気に環境を変えてくれます。これはぜひ海外でも使ってほしいアイテムです。

さて帝王切開の子供にアレルギーが多いのはDysbiosisと言う病態が考えられています。産道を通らなかった子供の腸内菌が通った子供に比べて様々な雑菌が腸内に定着しないためです。

今米国では帝王切開は出産の50%です。彼らは腸内菌不足になっておりクローン病やアレルギーを起こしやすくなっています。

新生児には産道の雑菌(悪玉菌、善玉菌を含めた)が必要なようです。悪玉菌がいないと白血球の自制がうまく出来ず自己免疫疾患を引き起こすと言います。

子供のころ家畜やペットと一緒に暮らすとアレルギーにかかりにくくなりますが適当に汚い環境も必要なんですね