あなたのガンを消すのはあなたですを読んで(その1)
渡邊勇四郎先生のあなたのガンを消すのはあなたです。を読み始めた大変興味深いところが一つ。先生はめまいが起きたときに体が酸性になったと判断して重炭酸ナトリウム(重曹)を摂っています。
重曹は実は貧者の抗がん剤といわれていますが、この事を多くの医師は血液が酸性にはならない!と言いあまり問題視しません。実際に多くの酸塩基システムがあり、血液がpH7.4から大きくずれるのは大変まれのようです。
しかしがん化した細胞が糖の吸収を増やすことで検査するシステムPETは、癌の糖をより多く取り込む性質を利用したものです。癌細胞がこのような状態になっているときは乳酸脱水素酵素(LDH)に異変が起きて大量の乳酸を作ります。通常のLDH-Mなら乳酸がある程度起きれば乳酸に抑制がおきてそれ以上乳酸を作らないようになります。しかしガン細胞は乳酸の濃度に関わらず乳酸を作るLDH-Hを主体にするのでいくらでも糖を乳酸に代えてゆきます。
ご存知のように乳酸は筋肉の痛みなどを起こす厄介者です。酸性の微小環境はこのようにして生まれます。つまりがん細胞の周辺は酸性なのです。しかし血液はそれほど大きく酸性にはなりません。だから血液検査をみた多くの医師は無視をします。
ここで渡邉先生は別の理由で(めまいを取る)重曹を摂りました。このような方法はがん治療においてはほとんど認められていませんが、その理由は安すぎる治療だからだと思っています。イデオロギーはさておいてメモリアルすローンケタリングの元所長Ralph Moss博士もこの重曹の研究が元で所長をやめたといいます。(モス博士はアミグダリンの有効性などに対する医学界の反対を裁判で争った。ベンゾアルデヒドで有名な東風博士の元上司)
重炭酸塩に関する情報は多くは無いのですが、その有効性を示す論文などもあります。特に重炭酸カリウムがガン治療には向いているのではないかとこの本を読んで再認識しています。
これは、がん細胞付近の酸性度が上がり(水素イオンH+増える)細胞内のカリウムK+と入れ代わり酸性度を下げようと働くためです。一方細胞には取り込みすぎたK+を外に出すために濃度差を利用した出口(イオンチャンネル)があります。細胞の元気を出すためにはこのカリウムを外に出さないようにするために血中カリウム濃度をあげておこうと言うのがゲルソン療法の高カリウム栄養療法の一つの理由です。細胞が胃液のカリウムを増やせばカリウムが細胞害に出にくいためです。(ナトリウムを減らすのは逆の理由で、細胞からナトリウムの排出を増やすためです)
ならアルカリ環境を作りカリウムを増やすには重炭酸カリウムが一番適していると思うのですが、あまり臨床で使っている話を聞きません。誰か実践していたら教えてください。
重曹は実は貧者の抗がん剤といわれていますが、この事を多くの医師は血液が酸性にはならない!と言いあまり問題視しません。実際に多くの酸塩基システムがあり、血液がpH7.4から大きくずれるのは大変まれのようです。
しかしがん化した細胞が糖の吸収を増やすことで検査するシステムPETは、癌の糖をより多く取り込む性質を利用したものです。癌細胞がこのような状態になっているときは乳酸脱水素酵素(LDH)に異変が起きて大量の乳酸を作ります。通常のLDH-Mなら乳酸がある程度起きれば乳酸に抑制がおきてそれ以上乳酸を作らないようになります。しかしガン細胞は乳酸の濃度に関わらず乳酸を作るLDH-Hを主体にするのでいくらでも糖を乳酸に代えてゆきます。
ご存知のように乳酸は筋肉の痛みなどを起こす厄介者です。酸性の微小環境はこのようにして生まれます。つまりがん細胞の周辺は酸性なのです。しかし血液はそれほど大きく酸性にはなりません。だから血液検査をみた多くの医師は無視をします。
ここで渡邉先生は別の理由で(めまいを取る)重曹を摂りました。このような方法はがん治療においてはほとんど認められていませんが、その理由は安すぎる治療だからだと思っています。イデオロギーはさておいてメモリアルすローンケタリングの元所長Ralph Moss博士もこの重曹の研究が元で所長をやめたといいます。(モス博士はアミグダリンの有効性などに対する医学界の反対を裁判で争った。ベンゾアルデヒドで有名な東風博士の元上司)
重炭酸塩に関する情報は多くは無いのですが、その有効性を示す論文などもあります。特に重炭酸カリウムがガン治療には向いているのではないかとこの本を読んで再認識しています。
これは、がん細胞付近の酸性度が上がり(水素イオンH+増える)細胞内のカリウムK+と入れ代わり酸性度を下げようと働くためです。一方細胞には取り込みすぎたK+を外に出すために濃度差を利用した出口(イオンチャンネル)があります。細胞の元気を出すためにはこのカリウムを外に出さないようにするために血中カリウム濃度をあげておこうと言うのがゲルソン療法の高カリウム栄養療法の一つの理由です。細胞が胃液のカリウムを増やせばカリウムが細胞害に出にくいためです。(ナトリウムを減らすのは逆の理由で、細胞からナトリウムの排出を増やすためです)
ならアルカリ環境を作りカリウムを増やすには重炭酸カリウムが一番適していると思うのですが、あまり臨床で使っている話を聞きません。誰か実践していたら教えてください。