子癇は血管障害 | ナチュロパス びんせい

子癇は血管障害


ぽんぽこ自然療法勉強会の副産物は現場の話が聞けることです。
新生児専門のお笑い系看護師、ロビン浅田によればビタミンD不足で子癇のリスクが5倍も高くなるといいます。

ふ~んと何気なく聞いていましたが勉強不足の私は、子癇てなんとなく妊娠中に起きる病気という程度にしかわかりませんでした。
そこで早速調べてみると

妊娠高血圧腎症に伴う高血圧と末梢循環機能障害の結果として、脳の循環血流量の変化を介した血流自動調節能の障害がおこり、局所的な浮腫による機能障害を原因として痙攣や意識障害、視野障害が起こると考えられている。

母体全身の血管内皮細胞の機能が障害され、プロスタサイクリンやNO産生障害、アンギオテンシンIIへの感受性亢進、などの結果末梢血管が収縮し、弾力が低下して高血圧を生じる。
WIKIより抜粋


子癇は血管障害だったんですね。
しかしこれも何かわかりにくいですね
はじめの症状は妊娠中毒症状と同様で妊娠後期に起きる高血圧を伴うひどいつわりみたいな症状です。これにタンパク尿が加わると前子癇と呼ぶという分類もあります。これがさらに悪化すればケイレンを起こして母子ともに危険な状態になります。
しかし妊娠中毒症って言ってもなんの中毒だかわかりません。(実際毒は関与してません)
しかし最悪の場合では、お母さんの脳の血管が痙攣を起こして、てんかんや意識不明を起こし赤ちゃんは酸欠、場合によっては脳梗塞を起こし母子ともに命を失うこともあるという大変な病気でした。
早産の15%は前子癇が原因で、開発途上国でお母さんがなくなる主要な原因(約80%)です。

子供がおなかにいるときの癲癇みたいな症状を起こすので子癇と解釈するのがわかりやすいかもしれません。

さて血管の痙攣といえば若い年齢での心臓発作があります。CRPという炎症物質でモニターができます。
炎症を抑えるならEPAとビタミンDが効果的です。
痙攣と関係するミネラルはマグネシウム。
血管内皮の損傷ならアルギニンでNO【一酸化窒素】を出せば著効があります。

ビタミンD 
ピッツバーグ大学大学院のボッドナー博士の研究ではビタミンD不足は前子癇のリスクは5倍高めるといいます。ビタミンDを200~400IU摂っていたグループでも十分な血中ビタミンD濃度にはならず2倍の発症率だったといいます。(ビタミンD欠乏の方は検査をしながら10000IU程度のビタミンD投与が必要です。ビタミンDの血中濃度を50ng/mlまであげたら 4000IUを維持するのが主要な研究者の処方です。
日本ではこういう事を医者に言ったらと言う医者もいます
そのときは上の研究をクリックして印刷して診察室をでるまえに「今度来るまでに勉強しときなっ!」といって振り向きながら渡しましょう。サングラス着用のこと) 
注意:これをほんとにやると医者は完全にプッツン切れることは覚悟してください。


L-アルギニン 
http://www.bmj.com/content/342/bmj.d2901
20 May 2011BBC BBCによればサプリメントで前子癇のリスクを低減できるといっています。
メキシコシティーの産婦人科の研究では、栄養補助食(心臓疾患用の抗酸化物質ビタミンミネラル)とL-アルギニンを与えたグループでは12.7%、栄養補助食のみでは22.5%、特に栄養補助をしなかったグループは30.2%、子癇前症を発症したことがわかったといいます。循環器のサプリメントとL-アルギニンでリスクは1/3程度になるんですね

マグネシウム
医師らは痙攣防止剤として硫酸マグネシウム(にがりの主成分)の静脈注射を使います。
事前に十分な栄養管理ができていればマグネシウム不足は起きないはずですが、医師らが使っていない方法で毛髪ミネラル検査というのがあります。マグネシウムは血清より組織に大量に含まれるので毛髪で検査します。事前に不足がわかっているなら経口摂取をします。栄養の専門家に聞いてください。

これらの栄養が十分なら前子癇は高い確率で予防できそうです。病状が出ているときは高い容量のサプリメンテーションが必要です。薬を使うよりリスクが小さく効果が高いです。(日本ではサプリメントに効果があるというと逮捕されるという法律を作っている政府機関があると聞きます。何十年遅れとるのか??)

最後に一言
前子癇、子癇は栄養失調と思うべし。