ラピッド プルーフ フェンス 盗まれた時代の映画 | ナチュロパス びんせい

ラピッド プルーフ フェンス 盗まれた時代の映画


オーストラリアの隔離政策のときに起きた実話をもとにして作った映画です。
日本名は「裸足の1500マイル」 第8話「英語版」
ココに出てくる子どもに送る歌を聴い下さい。

1931年、オーストラリアでは先住民アボリジニに白人文化を教育するために子どもを家族から隔離し、白人社会に適応させようとする隔離・同化政策により、14歳のモリーと妹で8歳のデイジー、モリーの従妹である10歳のグレイシーという3人の少女が、強制的にパースの北にあるムーア川の寄宿舎に収容された。気丈なモリーたち3人は施設から逃げ出し、母のもと
ジガロングへ帰ることを計画。脱走した3人は、2400キロの厳しい家路を歩き始めた。地図も無く荒野をさまよう3人に、ある白人女性からオーストラリアを縦断するうさぎよけ用のフェンス(ラピッドプルーフフェンス)を教えてもらう。それをたどれば故郷に続いていること頼りに歩き始める。アボリジニ保護局の局長ネヴィルとアボリジニ追跡人のムードゥは執拗に追い掛け彼らがフェンス沿いに歩く事を予想し待ち伏せる。やがてグレイシーはお母さんの故郷に向かう列車に乗ることを勧められるが、だまされ彼らに捕まってしまう。幼い妹と2人きりになりフェンスの無い荒野を逃げ続けるモリーとデイジーだったが、妹はやがて歩けなくなり姉も力尽きる。
その頃自分の子ども達が
ジガロングに向かっている事を風の便りで聞き村の女達は祈りの歌を歌い使いのとんびを子ども達に送る。
力尽きて倒れている子供たちの上空をとんびが回っている。そのとんびを見た瞬間モーリーはお母さんからの使いだとすぐわかりスピリチュアルな力で遠くの故郷に続く見えないフェンスや山を見つけ、再び2人は故郷にたどり着くというお話。

ココに付けてあるのは第8話。力尽きた子ども達にとんびを送ったくだり。
お母さん達が歌う子どもたちの歌を聴くと思わず涙がちょちょぎれる私でした。
この隔離政策は1969まで続けられ彼らの土地は切り売りされ彼らの文化は継承できなくなり、全て失った民族になってしまいました。


ABCに拠ればこの舞台になったジガロングですが今水が不足しており、ある水は硝酸が多く特に子どもたちの飲料に適していません。近くの鉱山にはきれいな水があるのになぜこの村には水が無いのか問題になっています。今も昔も初めに被害を受けるのは子どもたちというのは切ないです。