ゲルソン療法 光と影 | ナチュロパス びんせい

ゲルソン療法 光と影

さてゲルソン療法といえばジュースと浣腸でがんが治るかと思う人も多いと思います。この療法の大きな特徴は、自然療法の理念に基づき身体を正常にして自らの免疫力で病気を治します。

しかしゲルソン博士もここに至るにはそれなりの道のりがありました。もともとは彼の偏頭痛の患者が食事療法をしたところ皮膚結核が治ってしまったことに端を発します。当時結核は不治の病であり今でもレオナルド熊 渥美清 青島幸男をはじめ160万人ほどの人が毎年結核で亡くなっています。しかしもう100年近くも前に大変奏功率が高かったこの食事療法で、当時ノーベル賞を受賞したシュバイツアー博士の妻の結核が治癒したばかりか、シュバイツアー博士自身の糖尿病も治ってしまいました。

1928年ごろからこの治療法で癌治療をヨーロッパで行い、1946年アメリカに移民し当時1億ドルをかけた癌プロジェクトの主要なメンバーになります。(この時4人の医師が議員になってこの法案そのものを阻止しました。)そしてゲルソン博士は医学的な根拠が乏しい治療をして患者を危険な目に合わせたという理由で医師免許剥奪、1959年に肺炎で亡くなっています。(ロックフェラー財団はこの時期アメリカ医師会を通して徹底した祈祷と自然療法を排他した)

長年の交友をもつシュバイツアー博士は彼の死にさいし“医学史上まれに見る天才の一人”と賛辞を贈っています。当時のアメリカの医学界はロックフェラー一族が創設し彼らの計画に反した医師らは徹底的の攻撃されていた時代です。薬と手術で治していく方針を立てていたため、栄養で病気は治らないと教育し、未だに医師のコースに栄養学は入っていません。

ゲルソン療法は1920年代に博士マックスゲルソン博士により開発された、コーヒー浣腸、解毒や天然サプリメント、ジュース、有機食品を使用する安全で、自然な治療法です。ゲルソン研究所によると、"過去60年間にわたり、何千人もの癌、糖尿病、心臓病や関節炎などの難病患者を治療するためにゲルソン療法を使用している“といいます。"ゲルソン療法では、3つの重要なステップそれを含む同時に実行する必要があります。

さて私もジュースダイエット、コーヒー浣腸と試しましたが、血糖値の調整、精神的ストレスなどなかなか大変な治療法です。ところでこの治療法は古典の自然療法にそのルーツを見ます。これはあくまでも全人医療として身体全体が見れなくてはいけません。さて栄養学も全人医療も勉強したことのないただの医師が指導して大丈夫なのか不安です。

事実夏場など日本においては大変汗をかきますが、多くのゲルソン療法を実行している方にナトリウム不足が起きていると指摘している統合医療の医師がいます。またどんどん痩せていく段階ではたんぱく質の摂取も必要になります。特にさっぱりした菜食に徹すればたんぱく不足で免疫が低下します。この状態を飢餓に拠るエイズと呼ぶ事があります。

しかし日本人は胃酸不足が一般的。ここで六君子湯や梅エキス、膵臓酵素などで消化器を応援する必用があります。また栄養が摂れないならフルボ酸などで画期的にビタミンミネラルを吸収させることも出来ます。

ゲルソン博士が現代生きていればどの様に治療法を進化させたでしょうね。

当たり前ですがこの内容は情報のみでこれにかかる健康問題は自己責任です。ほとんどの医師でさえ全人的健康はわかっていないのですから素人がひとつの療法にこだわるの大変危険です。