女性の骨粗しょう症の薬に要注意 | ナチュロパス びんせい

女性の骨粗しょう症の薬に要注意

Stronger Cautions Backed on Bone Drugs for Women ニューヨークタイムス
女性の骨粗しょう症の薬に重要な注意書を

2011年9月9日のニューヨークタイムスに骨粗しょう症の薬に重要な注意事項として記載すべきというニュースが出ました。それはその主要な適応である骨粗しょう症をさらに重篤にする可能性を指摘。重要な副作用の注意書きをすべきかどうか検討しているといいます。

ジェニファーP.シュナイダー博士はニューヨークの地下鉄に載っていただけで突然大腿骨骨折を起こしたような111例の異常な骨折例を紹介しています。その女性の多くは5年以上ビスホスホネート系治療薬を服用していた人たちです。

500万人以上の米国女性が服用している骨粗しょう症治療薬に長期服用で骨粗しょう症のリスクが高くなることが懸念されています。

これは日本でも使われている骨粗しょう症の第一選択でビスホスホネート系治療薬(ダイドロネル、フォサマック、ボナロン、アクトネル、ベネット) です。

もともと5年以上の服用ではその有効性はないといいます。ところが有効でないならまだしもその副作用で骨粗しょう症ではどうすりゃいいのでしょう。

では5年以上服用していて止めれるかどうかですが止めてもリスクは増えないようです。

井蛙内科開業医/診療録より

“5年で投与中断しても骨折リスクの有意な上昇見られず閉経女性の骨粗鬆症に対する治療期間はどの程度にすべきか。これまで、最適な治療期間を検討した大規模研究はなかった。
米California大学San Francisco校のDennis M. Black氏らは、アレンドロネートを約5年間使用、その後5年間治療を継続した場合と、後半の5年間に偽薬を投与された場合の骨量や骨折リスクを比較した。
その結果、多くの症例で、5年で治療を中止しても骨折リスク上昇に結びつかない可能性が示された。
研究成果はJournal of American Medical Association(JAMA)誌2006年12月27日号に報告された。”


骨代謝の異常について顎についてはすでに厚生省からも注意が呼びかけられています。

(2007年1月中旬以降、ビスホスホネート(BP)系薬剤を製造・販売する製薬会社から、歯科処置に関連した顎骨壊死・顎骨骨髄炎の副作用に関する注意喚起文書が、医療機関や薬局に配布されている。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%88%E7%B3%BB%E8%96%AC%E5%89%A4%E9%96%A2%E9%80%A3%E9%A1%8E%E9%AA%A8%E5%A3%8A%E6%AD%BB
骨が死んでしまう病気がおき、その治療法はまだありません。これだけ聞いても怖すぎです。

今回FDAは注意書きをすると言っていますが顎関節の壊死など副作用としては深刻なだけにその薬のメリットデメリットを良く研究して欲しいところです。もともと多くの研究は製薬会社から研究費が出るでしょうからフェアな情報が出てるとは考えにくいのですがこの薬に関しても昨年だけで76億ドルを生み出しています。製薬会社はそう簡単に手放しません。議論をしているうちにさらに被害者が増えるのは常。

同様の問題が胃酸抑制剤でもあります。PPI(胃酸抑制剤)がやはり大腿部骨折のリスクをFDAは呼びかけています。逆流など胃酸減少の症状に胃酸抑制剤を出すのは納得がいきません。“サンフランシスコ公衆衛生部門のMitchell H. Katz氏はPPIに対し,「同薬の全処方の53~69%が潰瘍や炎症,重度のGERDなどがないdyspepsiaや消化不良といった不適切な適応症に対し処方されている可能性がある」と指摘しその副作用にも配慮すべきだといっている。”消化不良の第一選択は六君子湯でしょう。

日本ではPPI(胃酸抑制剤)について合理的にその有効性を製薬会社は説明していますが日本人の特質として60歳の8割近くで胃酸減少症を持っているという民族的特質があります。

さてそれでは自然療法の考え方では

骨粗しょう症と胃酸減少症は深い関係があります。胃酸減少症ではたんぱく質を初め多くの栄養素を吸収できません。また日本人女性の50%は年齢に関係なくビタミンD不足 胃酸は蛋白質分解酵素ペプシノーゲンを活性化させます。つまり胃酸が少ないとたんぱく質の分解吸収が出来ません。たんぱく質が消化できなけれ新しい細胞を作ることも、たんぱく質と結合しているビタミンBグループの吸収が出来ないなど基本的に新陳代謝にかかわる栄養も吸収できません。

B1不足ではブドウ糖は無酸素呼吸で乳酸を産出するためそれを中和するために骨からのカルシウムの流出が増えます。玄米やアルカリ食品が重要です。

では今日からできる骨粗しょう症の第一選択は梅干やせんぶりなど胃酸胃酸刺激と筋力運動と日光浴。サプリなら梅エキスとビタミンD3(2000IU程度)。やさいを多く摂り玄米に変える。 低胃酸では多くの栄養素は吸収できないのでマルチビタミンミネラルは50歳を過ぎれば必要でしょう。牛乳によるカルシウムの摂取は動物性脂肪やリスクの高い女性ホルモンの摂取につながるので薦めません。

私のクライアントの中ではアルギニンサプリメントで血行と成長ホルモンの分泌を上げるためか骨密度の著しい改善が見られました。

先ずここまで自分でやってからヘルスプロフェッショナルに相談しましょうね。
$ナチュロパスBINSEIのブログ