オーストラリアの洪水 | ナチュロパス びんせい

オーストラリアの洪水

今ケアンズに来ているが連日洪水の情報がテレビで流されている。

電気がいつ来るかいつ食料が来るかもわからない状態の町もある。交通も完全に分断されている。
ある炭鉱の町は完全に水没しており生存者の有無もわからないが、炭鉱に限らず小さな町では生存者がいるのかいないのかもわからない。上空からは屋根だけが見える。友達のうちに遊びに行ったまま行方の判らない子供がいる。初めての外泊で大喜びをしていったが、その家はすでに水没しているという。

ある寝たきりの親を持つ25歳の男性は母親のベットをベットの上に重ねていったが、連絡が取れなくなった。その家は完全に水没しておりその家族の死亡が確認された。25歳の男性だけなら脱出できる状態だったがが、母のそばを離れられなかったという。郊外の多くの家は平屋建てだが8メートルの増水ではひとたまりもない。

ケアンズのショッピングセンターで買い物をしているとあるブリスベンの男性にあった。
ブリスベン空港は閉鎖され自宅に帰れないそうだ。長男の行方は判らないそうだが今は停電で連絡の手段はない。政府が運営するホットラインのみが頼みの綱である。

政府は被災者に一時給付金$400、ビジネスをしている人たちには$1000をすぐ出すという。避難所に担当者が行くという配慮を見せている。日本だったら財源確保でや結論を出せない議会でこの様なことは期待できそうにない。

食べ物もそこを尽きている町では自主的に配給制限を行っている町もあると聞く。水道水が使えなくなった町もあるようだ。食べ物の争いはほとんど起きてはいないようだが、もう心理状態は限界に来ている被災地もあるようだ。多くのヘリが今状況を確認している最中だ。

トロピカルな場所なので蚊の異常発生に注意を呼びかけている。ウイルス感染を招くというが多くの人々はそのような情報を聞くこともできない。電気の復旧までには、早いところで数日遅いところは数週間かかるそうだ。電気は配線の安全が確認されてから流すように注意が言われている。感電の危険があるからだ。

クイーンズランドの州知事はクイーンズランダ-・スピリッツを思い出してほしいと被災者に涙ながらにエールを送った。

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