アルギニンは本当に必要か | ナチュロパス びんせい

アルギニンは本当に必要か

binseiのブログ

Dr.ウイリアムのハートスキャンブログ 
氏は科学的、人間的、個人的な公平な立場から専門の心臓病特に動脈硬化に対する考え方をブログで公開しています。以前ステントはなぜ・・・・・の訳をアップしましたが、今日は 心臓病を撲滅すると言われているアルギニンについて良い所と悪いところト解説しています。

直訳調ですのでご勘弁

では、Dr.ウイリアムのハートスキャンブログ はじまりはじまり

L-アルギニンは本当に必要か?
おそらくほかのどのサプリメントより重要でしょう。しかしL―アルギニンの話になるとイラつきと混乱を起こします。それは、見つけにくく大変高価であったり、そして配合によっては軟便になります。では本当に必要なんでしょうか?

L―アルギニン は一酸化窒素(NO)を作る元になる物質であることを思い出すでしょう。それは排気ガスから出る窒素酸化物と同じ物質ですが、 NOは体の細胞に重要な信号を送る役割をし、体の多くの機能を調整します。NOの重要な役割は確実に動脈をリラックスさせ拡げます。

一酸化窒素(NO)の絶え間ない流れが健康のために必要とされます。しかしその分子はわずか数秒しか存在できません。L―アルギニンは体内での一酸化窒素(NO)の源です。

さらに、非対称ジメチルアルギニン asymmetric dimethylarginine 、あるいは ASDM と呼ばれ、これが強くL-アルギニンが一酸化窒素NO の生産を妨げることが最近わかりました。
高血圧、糖尿病、高いコレステロール、極端な飽和脂肪や炭水化物の摂取のようなさまざまな条件ですべて ASDMのレベルが上昇し、それによって著しく一酸化窒素の生産をブロックします。

「 アルギニン パラドックス」はこの分野の研究者が ASDM に拠りブロックしている特異な状態に「打ち勝つ」ためのサプリメンテーションに与えた名前です。
これは 生体のシステムの中では変わった反応で、ある物質が受容体をふさぐのに対し過剰にその物質を供給することで無理やり反応させます。
例で言うなら自動車がより速く走って欲しいので(ガソリンを入れると遅くなるのを)、ガソリンをどんどん注ぎ足すようなものです。

しかしL –アルギニンの効果は、確実に再現できる観察可能な医療実験で確固たる証明がなされています。
それは”動脈のリラックスによる動脈の拡大、抗炎症作用, 血圧の正常化,インシュリン抵抗の改善”などの利益です。これらすべての効果は 粥状動脈硬化による血栓を改善するかもしれませんが実際にこれが本当であることを立証する限定されたデータがあります。

薬の会社は貪欲かもしれませんが彼らは愚かではありません。彼らは数年、一生懸命に研究のこのラインを追いかけていたとき偶然に 勃起不全 の薬バイアグラを発明しましたが結果的にL-アルギニンの競争相手となりました。(それは男性の勃起不全は内皮細胞の機能不全のひとつで、ペニスの動脈を広げる能力がなくなるために起こります)このような一酸化窒素の素晴らしい性質は世界中の研究室を魅了し続けます。うわぉ

それで不本意は何ですか?血栓の研究の初期(ほんの7-8年前のことです)、私はL-アルギニン血栓回復プログラムで、重要で、必要な部分であると確信していました。
L-アルギニンなしでは、まず成功しないでしょう。この予想はあなたの好意でくつがえされました。実は不思議な現象が最近出現しました。私はかなり多くの人々が心臓スキャン指数を落としているのを見ました。ほんの少しだけではなく、大勢の人たちです。
我々の一番最近の記録保持者ニールは、15カ月で彼の心臓スキャン指数を51%落としました。ほんの5年前は、このような大きな改善は想像ができませんでした。ニールは我々の記録保持者です、しかし他の多数の人たちも10%、18%、24%、30%のスコアの低下をしています。多くがL-アルギニンを使わずに下がりました。

さて、スコアの上昇するのを止められなかった人たちはどうでしょう?それらはL-アルギニンとミックスしてうまく働くでしょうか?私はそう信じます、しかし試して見なければ判りません。

それは、私たちにとって誰が心臓スキャン指数を“改善したいか”“したくないのか”予想しようとするすばらしいジレンマです。私の攻略方はL-アルギニンを1,2年使いアテローム性動脈硬化症をやっつけます。

その時期は「 血管内皮細胞機能不全」が存在している可能性が高いです(異常な動脈痙攣が起こりやすい)しかしその背後に他の戦略があります-魚油(オメガ3)、脂質と脂蛋白質を正常にする、減量(大きい効果)、ビタミンD(もう1つの大変大きな効果)-などが血管内皮の異常を長期にわたって改善するでしょう。

長期ではおそらくL-アルギニンはそれほど重要な要素ではなくなってきます。L-アルギニンを取り巻く科学がまだ良くわかっていないということは確かです。

しかしながら、もしあなたがさらに可能性を積み上げたいなら、特に最初の1,2年の間,血栓を減らすためにL-アルギニンを使うことは価値を持っていると思います。

それは摂りにくいかもしれませんし、高価です、そして製品によってはひどいものもあります。

しかし大きな見方をすれば、治療のためにあなたの体にどんな方法でも試みるリストに載せる病院と、病院との雇用契約に署名して、使命を曲げている医者と、そして可能な限り辛抱強く治療費を支払うあなたの同意によって、効くか効かないか判らない薬物療法のために、あなたや私をマーケットだと見なしている製薬会社を考えればL-アルギニンは確かに大きな負担ではありません。