こんにちは、栄養カウンセラーの吉岡妙子です。
最近、甘いものが無性に食べたくなる。そういう方はいらっしゃいませんか?
この季節は日照時間が短くなるので、陽の光を浴びる機会も少なくなります。その結果、精神の安定化を保つ脳内神経伝達物質のセロトニン量も減ってしまい、季節性の鬱症状を起こしやすくなります。
鬱症状のひとつが、炭水化物(甘いもの)の過食傾向です。その理由を、簡単にお話ししたいと思います。
セロトニンを作るためには、その原料となる必須アミノ酸のトリプトファンが必要ですが、トリプトファンは体内で合成することができないので、食べ物から摂ることになります。トリプトファンを多く含む食べ物は、肉類、魚類、豆類です。また、セロトニンはトリプトファンだけでなく、ビタミンB6やマグネシウム、ナイアシンからも合成されるので、これらを多く含む食べ物も摂るようにします。更に付け加えると、炭水化物も摂ることで、摂取したトリプトファンが脳内で吸収されやすくなり、結果的にセロトニンが多く生成されるのです。
だから、秋から冬にかけて、体が炭水化物を欲するようになるのです。
とはいえ、体が欲するままに甘いものを取り続けていては、肥満道まっしぐらですよね。でも、このスイーツなら罪悪感なく楽しめるのでは?
築地にある甘味処「天まめ」の寒天スイーツ。寒天の主成分は食物繊維で、カロリーや脂質はほとんどゼロ。さらに、糖の吸収を緩やかにする働きもあります。
さてさて。こちらのお店、店主のこだわりが半端ないんです!お水はすべて水素水を使用、神津島の天草を抽出して作った手作りの生寒天は切立で提供、黒蜜も沖縄波照間産の黒砂糖をじっくり煮込んだ自家製です。
甘味にはお野菜ピクルスも添えられているので、甘味をいただく前に食すことで、血糖値の急上昇を防ぐ緩衝材効果も期待できます。イートインスペースもありますが、席数は少なく、テイクアウトされている方が多いですね。
てんまめ。4種のおまめと大きめにカットされた生寒天がたっぷり盛られています。まずは、そのままいただき、プルプルっと弾力の強い生寒天やふっくら炊かれたお豆の食感を楽しみます。続いて、黒蜜や黄な粉をかけて楽しみます。
続いては、ごま小豆。近年、私史上ナンバーワンの絶品ヘルシー甘味です!一口含むと、黒ゴマの芳醇な香りが一気に広がります。小ぶりにカットされた生寒天は、ごま小豆によく絡みます。汁は、黒豆の煮汁を使っているそうです。ヘルスコンシャスでありながら甘みもしっかりと感じるので、甘いものが無性にほしい時にも十分な満足感を得られます。
全て手作りなので、テイクアウトも提供までに時間がかかるようです。行かれる際は、事前予約しておいた方が良いと思います。
skin care clinic 美のかほり
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