貧乏暇人のつぶやき -6ページ目

試合後のオシムコメント

サウジアラビア戦後 オシム監督会見
AFCアジアカップ2007予選第6戦
2006年11月15日



■インド戦よりも出来はよくなかった

――前回からチームよい方向に向かっているそうだが、今日の結果で確信に向かっているのか?

 インド戦よりも出来がよくなかったと思っている。悪くなっているということだ。もちろん相手が違う。サウジアラビアはインドよりも強いし、ピッチの状況も全く違う。インドではミスが出ても、ピッチコンディションのせいにすることができた。今後、もっとよいチームを作るためには、今日の試合で何がよくなかったか、話し合う必要ある。

 最初、立ち上がりはイライラする展開だった。普通なら失わないようなボールを相手に渡してしまった。その後に、普通というか、よい時間帯もあった。しかしその時間帯でも、もっとアイデアを発揮してよかった。例えば、これは中村憲剛への批判ではないが、彼以外の選手がもっとアイデアを出してほしかった。そして全体のコンビネーションを考えてほしかった。その次の時間帯は、日本のチームの典型だが、自分のミスで自分をピンチに追い込んでしまった。ここは修正しないといけない。簡単に相手に主導権を渡してしまい、PKをプレゼントし、1点まで与えてしまった。後半、立ち上がりはまあまあだったが、時間の経過とともに問題が出た。それは何かというと、フィジカルの問題だ。これは昨日の会見でもお話したとおり、リーグの終盤戦であること(が原因だ)。ジャンプするどころか、ボールの方から逃げられてしまう。相手がもっと強かったら、その時間帯に失点してしまうこともある。そこは気をつけなければならない時間帯だった。

 もちろんサウジが弱いといっているわけではない。だが、彼らはボール回しに熱中しているようだった。つまりサウジの選手同士のパス回しが主要な関心事であり、ゴールは二の次のようにも見えた。結果として、われわれの努力もあり、サウジにはチャンスらしいチャンス与えなかった。これは評価してもよい。こういう話はしたくないのだが、そういった状況では一般的にはオール・オア・ナッシングでやってくるものだ。2トップの両方に足の速い選手を使ってカウンターを狙う。そういう戦術が一般的だ。そういうふうにはならなかったが、あとはどの点を修正するか、皆さんにではなく選手に直接伝えたいと思う。

 そうそう、よい点についていうの忘れてた、一番よかったのは、次の試合のPKキッカーが誰でないか、ということ(笑)。それは大きな収穫だったと思う。


■危険に見えるところほど、そんなに危険ではない

――後半、フィジカルの問題があったと言った。サウジが選手交代したことで左サイドにスペースを作られて混乱していたようだが、それに対して選手はうまく対応していたか?

 それは大きな問題ではない。走れるかどうか、走れない選手がいるところでどうするか、ということ。よく誤解される方がいるようだが――。対戦チームが、あるサイドからプレスをかけてくる。実際には、われわれがピンチになるのは反対側のサイドなのだ。ことわざというほどではないが、危険に見えるところほど、そんなに危険ではない。

 例えば日本の左サイド、アレックス(三都主)や駒野が疲れ始める。そこで一番問題なのは、逆サイドの加地が攻められたら大変だということ。あるいは逆に加地が先に疲れたら、反対のことが言える。連鎖反応が一番怖い。まず、ある選手がミスして、それをカバーするためにほかの選手が余計に走る。そこでまたミスをしたら、第3の選手がもっと余計に走る。そこで疲労して、その選手が間違えてしまえば、第4の選手が追いつく前に失点してしまう。だから、明らかに「これはミスだ」というのは気がつくから簡単なのだが、そういうふうに見えない。相手選手との距離が不正確で、はっきり目に見えないミスというものが、最も(相手に)押し込まれる原因になる。サウジはスキルの高い選手がそろっていたから、それを利用して攻めてきた。相手の交代選手を見ても、サウジがそれを理解して、日本の弱点を突いてきているのが分かった。それは選手が疲れたから代えたのではなくて、日本を研究した結果、あの交代になったのだと思う。日本のパフォーマンスが落ちたから、そこを突かれそうになった。

 そういう見えない、分かりにくいことについて、もっと分析した記事を(メディアの)皆さんが書いてくだされば、もっとサッカーへの理解は深まると思う。


■相手をリスペクトする必要はあるが、怖がってはいけない

――サウジの攻撃では、24番(スリマニ)がパス回しの中心になっていた。彼をもっとマークすべきだったのではないか?

 そういうふうにしようとしたが、向こうの方が上回っていた。つまり、相手チームのベストプレーヤーをマークする。それによって試合を作る、あるいは壊すことは、はっきりと説明はしやすい。例えば極端な例だが、バルセロナと戦うとき、有名なロナウジーニョとかメッシとか、そういう選手にマーカーをつけたとする。その場合、マークするこちら側が怖がっているわけだ、必要以上に。マークする役割の選手は、向こうのよさを消すというところでしかプレーしていない。例えば、こういうふうに考えられないだろうか。それまでロナウジーニョをマークしていた選手が、マークをほっぽり出してゴールに向かう。そしてパスをもらおうとする。その時、ロナウジーニョはどうするだろうか。誰が追うのか。ロナウジーニョが追うだろうか? ロナウジーニョは一番近くにいたから、走らなければならない。もしロナウジーニョが戻って守備をするところまで追い込んだら、彼はロナウジーニョではなくなる。だから、最もよい選手を何とかしようとするには、そういやり方での対策というものが考えられる。今日も24番については、そうしようと思った。彼をマークする係りの選手たちは、24番が攻撃で果たした役割よりも、もっと素晴らしい役割を果たした。つまり、日本の攻撃に役立ったということだ。

 少し、話全体がナンセンスに聞こえるかもしれないが、私はまじめだ。いい選手だから、自分たちの誰かをマークさせて疲れさせようという考えには及ばないわけだ。例えば、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会、フランス対ブラジルの試合はご覧になっただろうか。メンバー表には、カカ、ロナウド、ロナウジーニョ、アドリアーノ、ジュニーニョ。つまり攻撃という意味では、世界のベストプレーヤーが5人も6人もいた。その結果がどうだったか。バランスが崩れたわけだ。GKを除けば、フィールドプレーヤーは10人しかいない。1人いいプレーヤーがいて、その周りで5人の選手が走る。そうでないとチームは機能しない。それを理解しないで、ブラジルだからといって、怖がって最初から守備だけをしようとすると、彼らの思うつぼとなるだろう。日本の現実からはかけ離れた話かもしれないが、サッカーとはそういうものだ。何度も申し上げているように、(相手が)ブラジルだろうと怖がる必要はない。逆にどんな相手であろうと、軽く見てナメてもいけない。24番もそうだし、途中から出た10番(サフルフーブ)もそうだが、彼らも、どういうふうに抑えられたか分かっているはずだ。日本の選手たち、それぞれのチームの監督たちは気をつけないといけない。監督は選手たちに、相手をリスペクトする必要はあるが怖がってはいけない、ということをもっと教えるべきだと思う。


■最大の防御は攻撃の中にある

――今後も巻には先発のチャンスを与えるか?

 巻が駄目だというのか?

――駄目というわけではないが、ほかにももっといいFWがいると思うが

 具体的な名前を出してくれ

――播戸

 ナシとリンゴを比べて、どちらがいい果物かということか? ほかには?

――高松

 巻と高松の髪の色を比べてはどうか(笑)?

――髪の色はどちらが好きか?

 色の問題ではない。高松には高松のクオリティーがある。ほかの例を挙げよう。攻撃は最大の防御である。逆に、最大の防御は攻撃の中にある。巻はその点で実践している。つまり、攻撃の先頭の選手でありながらディフェンスもする。攻撃の能力という点で問題がないわけではない。しかし巻が果たす役割は、汚れ役だ。大事な役割を果たしていることを忘れてならない。相手のゴールとハーフウエーラインの間を走り回り、時にはスライディングタックルまでする。そういうFWがほかにいるだろうか? エネルギーを使っているし、非常に消耗するわけだ。消耗する中で、ボールをもらったときに、もっと集中力があれば、もっといいパフォーマンスができるだろう。
 私は巻をよく知っているので、ここで巻がいいとか駄目だとか別の評価をするつもりはない。もう少し、呼ばないでおこうか、と思ったこともある。しかし結果として、今回は呼んで正解だったと思う。お願いだから、この選手とこの選手はどっちが素晴らしいか、と比べるのは控えていただきたい。


■今日は別にブラジルに勝ったわけではない

――今は試している段階ということだが、前線での巻、我那覇、中村憲のコンビネーションはどうだったか。今日の試合で実験は成功したと思うか?

 成功か失敗かは、皆さんで判断してくれ。ただし今日の試合は実験ではない。こういう真剣勝負だから、実験だったとは言いたくない。相手に対して失礼だ。実験でなく、真剣勝負だ。もっと長い時間、一緒にトレーニングや試合をすれば、もっといいコンビネーションができたと思う。率直にいうと、これは選手たちに言ったことだが、日本には外国にプレーしている選手が7、8人はいる。彼らも、今日の試合で頑張った選手と同じくらいに、頑張ってほしいと思っている。逆に日本でプレーしている選手が、欧州の選手を脅かすくらいのプレーをしてほしいものだと思う。欧州でプレーしているからといって、代表のレギュラーだと自動的に考えるのは間違いだ。そこのところを誤解すると、海外にいる選手も国内にいる選手も、悲しい誤解のまま過ちを犯すことになる。両方が競争相手なんだという意識を持ってほしい。例えばスコットランドの中村俊輔が、日本に別の中村が現れたと聞いて、ショックを受けてほしいと思う。

 皆さん、今日は別にブラジルに勝ったわけではないので、あまり質問をしないでほしい(笑)。

――今日は三都主がいつもと異なるポジションでプレーしていたが、特に今日の試合で特別な役割、意図があったのか?

 どんな役割だったと思うか? 教えてほしい。

――試合を見る限り、あえて内側の位置からサイドに競り出して、そこで駒野とのコンビネーションを引き出すように見えたが

 その通り。それでバランスを取ろうとした。左サイドにアレックス、右サイドには対照的に中村憲剛。相手の7番(ハイダル)と24番を加地と駒野が対応する。サウジの選手の方も、中に入ってくる傾向があった。その結果、サイドにスペースができて、そこをサイドバックが上がってくる。そういう作戦を向こうは立てていた。こちらも同じやり方をして、われわれの方が成功した。つまりサウジのサイドバックよりも、加地と駒野の方が、より相手に脅威を与えた。それは相手の戦術に対するわれわれなりの回答だ。

 もしブラジルに勝ったなら、会見ではなくお祭りをしたいものだ(笑)。


オシムは内心ご機嫌なはず。

試合中の表情と会見でのジョークの多さが如実に物語ってる。(ちなみににした部分はジョークやブラフと思われる部分)


それにしても、オシムのジョークと本音をかぎわけられない記者がいまだに多いねえ。

記者には記者の意地があるんかもしれんがそんなの誰も期待してね~から。


基本的にどんな質問に対しても素直に本音は言わない人。

全ての質問をほぼ裏返しで答えたり、例え話にすり替えてくる。

大事なのはその多弁の後にポロっと漏らす本音の部分。ちゃんとヒントは出してくれてる。

そこを聞きとれない記者はオシム番から降りるべき。

サウジ戦結果

日本、3-1でサウジに勝利 我那覇が2得点=サッカー日本代表

 サッカー日本代表は15日、ホームでのアジアカップ予選最終戦(札幌ドーム)でサウジアラビア代表と対戦し、我那覇の2ゴールなどで3-1と勝利した。日本はサウジアラビアと勝ち点で並んだが、当該対戦の得失点差で上回り、A組1位通過を決めた。

 すでに予選突破を決めている日本は、FWに巻と我那覇の2トップが先発。前半から積極的に攻撃を仕掛け、MF中村憲のパスなどからチャンスを作っていく。すると前半20分、闘莉王がこぼれ球を押し込んで先制に成功。29分にも我那覇のヘディングで追加点を挙げた。31分には、サウジアラビアにPKを与えて1点を返されるが、日本が2-1のリードで前半を折り返した。
 後半5分には、我那覇がこの日自身2点目となるゴールを決めて、3-1とサウジアラビアを突き放す。その後はサウジアラビアに押し込まれる展開が続いたが、何とかしのぎ切ると、ロスタイムに日本がPKを獲得。しかし、これを闘莉王が外してしまい、3-1のまま試合を終えた。
 アジアカップ本大会は来年7月、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアの4カ国共催で行われ、日本は3連覇の偉業に挑む。

<日本代表 出場メンバー>
GK:23 川口能活(Cap)
DF:14 三都主アレサンドロ→ 60 山岸智(後半20分) 、21 加地亮、31 駒野友一、45 田中マルクス闘莉王
MF:26 今野泰幸、30 阿部勇樹、53 中村憲剛、55 鈴木啓太
FW:36 巻誠一郎→ 51 羽生直剛(後半42分) 、65 我那覇和樹→ 80 高松大樹(後半29分)

[ スポーツナビ 2006年11月15日 22:03 ]

フル代表・AFCアジアカップ最終予選  対サウジアラビア戦 

●AFCアジアカップ2007予選大会 グループA
11月15日(水)19:10キックオフ/札幌ドーム
日本代表 vs サウジアラビア代表


NHK-BS1で生中継(19:00~21:10) 解説・山本昌邦と原 博実、実況・町田アナ(久しぶり)

地上波はTBS。解説・金田喜稔と相馬直樹、実況・佐藤アナ

試合前日のオシム監督コメント

2006年11月14日(火)
【日本代表 vs サウジアラビア代表】試合前日のオシム監督(日本代表)コメント [ J's GOAL ]
●AFCアジアカップ2007予選大会 グループA
11月15日(水)19:10キックオフ/札幌ドーム
日本代表 vs サウジアラビア代表
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●オシム監督(日本代表)
Q:サウジアラビア対策を行っていたようだが、出来については?
「今日のような出来なら試合をしないほうがいいですね。負けちゃいます。もちろん選手側にもいろいろな理由があるでしょう。一部の選手は疲れています。肉体だけでなくメンタルでも。一つはあるチーム、Jリーグである結果を達成したチーム。あるいは得るものも失うものも何もないチーム。あと優勝争いをしているチームはタイトルが懸かっている。そういう違いがあるということを考慮することが大事です。代表の試合だけ出ればいいというなら何の問題もない。しかし選手には所属クラブがあって義務や責任が大きい。ただ私の経験から言って、そういう試練は現在の代表チームにとって歓迎すべきだと思っています」

Q:モチベーションでいえば新しく招集した選手は高いはず。そういった選手をどう起用しますか?
「新しく呼んだ選手を全員先発させましょうか? そうすればあなた方も新しく書く素材が増えるでしょう。ですが監督はチームをまとめなければならない。初めて呼んだ選手だってJリーグで順位争いをしている。先ほどのことの繰り返しになりますが、Jリーグの過密日程によって代表はトレーニングの時間が少ないですが、疲労を取るためにリフレッシュする時間もないのです。今になって年間のカレンダーを変えることはできませんが、それは大きな問題でもある。シーズンの開幕を秋にするというのは難しい問題でもあるが、他の国は選手の疲労があまりない時期に大きな大会の予選が始まる。そういった違いを知っておいてください」

Q:我那覇(川崎F)と巻(千葉)という同じタイプのFWを並べる理由は?
「いろいろなコンビネーションの一つだと考えています。選手の招集そのものもテストの段階で、システムもさまざまなものを試しているところ。そのほかにも1トップでいくことも考えていますし、そのためにはシャドーとして控える速いストライカーが必要になります。欧州はそういったシステムを採用しているチームが多いですね。日本人だけで構成するときは、そこで不足が出る。まだ実験途中なんです。どの戦術を選択するかという決断の問題でもありますけど、たとえば今回はけがで呼べなかった選手もいました。播戸(G大阪)もそのうちの一人ですが、インド戦ではいいプレーをしていました。もちろんインドが欧州や南米の強豪と同じ力を持っているわけではありませんが、世界の強豪と互角に戦える準備をしている」

Q:モチベーションが大事だと話したが、戦術的にはどういったあたりが勝敗を分けると考えていますか?
「どういう戦術なら成功するかは試合後でなければわからない。戦術は持っているカードとして考えています。サウジアラビアの選手は非常にクオリティーが高い。そういう、いいところを消すつもりでいます。それからサウジアラビアの選手を驚かせようと思っています。もちろん日本の選手もクオリティーは高い。世界のある程度の水準まではきています。だが日本に限らず国際試合は世界のどの国とやっても楽勝だという相手はいない。相手に対して失礼だし、バルセロナやマンチェスターやチェルシーでも相手を見下すことはできません。代表チームならなおさらです」



え~3行で要約します。


・選手によってモチベーションとコンディションがバラバラでやりづらい。

・戦術もシステムも様々なものを用意してます。この場では言いませんけどね。

・でも、日本はやりますよ。

反町監督試合後の会見

2006年11月15日(水)
【U-21日本代表 vs U-21韓国代表】試合後の反町康治監督(U-21日本代表)コメント [ J's GOAL ]
●日中韓サッカーU-21代表交流戦
11月14日(火)20:02(日本時間)/韓国・昌原総合競技場/9,375人
U-21日本代表 1-1 U-21韓国代表
得点者:4' PARK Chu-Young(韓国)、64' オウンゴール(日本)
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●反町康治監督(U-21日本代表)
「非常に厳しいゲームになると予想していたし、そういうゲームだった。このゲームに延長戦があったら、やられていた。そんなゲームだった。中国戦もそうだったが、前半は入り方が悪かった。それはこれから考えないといけない。その結果、やられてしまった。セットプレーの失点に関しては、中国戦でもやられてもおかしくない場面があった。それを繰り返しているのは私の力の足りないところ。反省している。後半はボールの動きがよくなり、チームのパフォーマンスもよくなった。同点に追いついた後、休んでしまったことがよくなかった

Q:細貝(浦和)の役割について、どのような指示を与え、どんな評価をしているか?
今日はおそらく韓国が前線を3枚にしてトップ下に1人置くという形で来ると思ったので、細貝をトップ下に当てようと考えた。彼は自分の役割をよく理解し、いいパフォーマンスを見せてくれたと思う。韓国の両サイドが伝統的に前がかりで突破してくるので、そこをケアしなければいけないと思ったが、前半に何回か危ないシーンがあった。それでも守備が機能していたか・していなかったかといえば、機能していたと思う。よく我慢してくれた。細貝はボールを落ち着けていい形でやっていたが、試合までの時間が足りなくて周りとの連係がうまく取れないところが前半はあったと思う」

Q:後半はボール回しがよくなったというが、ハーフタイムにはどんな意識付けをしたのか? 選手層を厚くするという狙いがあったが、それについては?
前半は緊張もあって、選手たちがドカンと蹴っている場面があった。ボールを奪った後のファーストパスをしっかりとつなぐことを意識づけた。だが、相手がバックパスしてセットされ、こちらが崩すチャンスが見つからなかった。そこで後半はサイドバックで勝負をかけるため、サイドが積極的に上がって3対2を作るようにと指示をした。攻撃に関しては活動量が増え、韓国も運動量が落ちたので、だいぶよくなったと思う。
中国戦に出なかった選手を連れてきて、松井(磐田)を含めいい経験になったと思う。選手個人は韓国のパワー、フィジカルを意識したと思うので、それを持ち帰ってどうやるか。パワーアップすることを期待している。小さくてひょろひょろした選手も活躍したし、それは個人的にうれしく思う

Q:前半と後半でかなり内容が変化し、後半はショートパスがよくつながったというが、その原因は?
それが分かれば最初からやっている(笑)。ゲームの入り方に関して言えば、国際試合が初めての選手も多いし、思うようなパフォーマンスが出せなかった面もあった。でも途中から慣れてきた。できればすぐに後半の頭のようなパフォーマンスを出せるようにしたい。そのためにも経験が大事。次からそういうパフォーマンスを出してほしい

Q:ベルマーレ時代に韓国の洪明甫監督代行と一緒にプレーしているが、今日はどんな感想を持ったか?
「彼は非常に冷静沈着で、落ち着いて状況分析ができる人。でも今日の彼を見ていると熱い部分があり、人間なんだなと思った。彼は韓国代表のアシスタントコーチもやっているということで、私と全く同じ立場。いいライバルとして頑張っていきたい」