「1回目の手術は切開でなければ」は本当か——古い通念を見直す | ダナ形成外科

 

 

かつては「1回目は切開、2回目は非切開」という順番が、ほとんど決まりごとのように語られていた時期があった。

 

ただ、今はそうとは言い切れない。1回目を非切開で行いながら、将来2回目を切開にする可能性を残しておく設計の仕方もある。

海外の一部の医師の間では、切開に使える皮膚の帯を「あえて触らずに残しておく」という考え方が知られている。

 

もっとも、この話はあくまで男性の場合に限られる論理だという点も見ておきたい。女性のヘアライン形成のような手術では、前提そのものが違ってくる。また、頭皮の弾力が足りないなどの理由で、そもそも切開自体が難しい人もいる。その場合は1回目から非切開を選ぶことになり、「順番」という考え方自体がケースによって変わってくる。

 

ひと目で比較

項目 古い通念 実際
1回目の手術方法 必ず切開法(FUT) 非切開法(FUE)から始めることも可能
1回目が非切開法だった場合 2回目の切開法は不可能 あらかじめ設計しておけば可能
対象 すべての患者 主に男性のドナー部計画。頭皮の状態による個別判断

よくある質問

Q. 1回目を非切開で行うと、2回目は必ず難しくなりますか?

A. そうとは言えません。将来の切開に備えて皮膚の帯を残しておく設計の仕方もあると説明されています。

 

Q. この話は女性にも当てはまりますか?

A. いいえ。この論理は男性の場合に限られ、女性のヘアライン形成の手術には当てはまらないとされています。

 

Q. 誰でも1回目を切開にできるのですか?

A. いいえ。頭皮の弾力などの条件によって、そもそも切開が難しい人もいます。