よくある思い込みは、分け目が広く見えたり頭皮が透けて見えたりすれば、それがそのまま薄毛の進行を意味する、というものです。
実際には、髪の変化が加齢によるものなのか、遺伝的な要因によるものなのかで、現れ方がかなり違うとされています。加齢による変化は頭皮全体でおおむね均等に薄くなっていく傾向があり、遺伝的な要因が関わる場合は、頭頂部や前髪のM字あたりなど、特定の部分に偏って進む傾向があるとされています。
もう一つ見分けにくくしているのが、根元の白髪・グレイヘアによる視覚的な現象です。根元染色のあと白髪やグレイヘアが伸びてくる時期には、分け目から地肌がよりはっきり見えるようになり、実際の密度以上に分け目が広がったように感じられることがあります。
ひと目で比較
| 見られる変化 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 頭皮全体がおおむね均等に薄くなる | 加齢による変化 |
| 頭頂部や前髪など特定の部分に偏って薄くなる | 遺伝的な要因が関わる薄毛 |
| 根元染色後に分け目から地肌が目立つ | 白髪・グレイヘアの伸びによる視覚的な現象 |
よくある質問
Q. 加齢と遺伝的な薄毛は同時に起きることもありますか?
A. その可能性はあるとされています。だからこそ、どこに偏って変化しているかという分布を医師に相談する材料にすることが勧められています。
Q. 白髪による見た目の変化はどのくらいで気にならなくなりますか?
A. 根元を染め直してから数週間ほどで目立たなくなると報告されています。
Q. 一度の写真だけで見分けることはできますか?
A. 一度の写真よりも、時間を置いた比較や頭皮全体の分布を見ることのほうが、判断の材料として有用だとされています。
