「前回と同じ方式で」という思い込みは、実はよくある誤解です。一回目の手術でどの方式を選んだとしても、リタッチの場面では改めて方式を選び直すことができます。
そのなかで無剃毛非切開が選ばれやすいのには理由があります。切開法によるリタッチは傷を縫うため抜糸のための来院が必要になりますし、剃毛非切開によるリタッチはその部分をもう一度剃ることになります。
無剃毛非切開なら、この二つの負担がどちらもありません。傷を縫わないので抜糸の来院は不要ですし、周りの毛がそのまま残っているので剃る必要もありません。
さらに、リタッチは一回目の手術に比べて必要な毛包数が少ないことが多く、無剃毛特有の「採取のペースがやや遅くなりやすい」という弱点が、実際にはあまり気にならないケースが多いです。ただし、これも担当医の臨床上の感覚に基づくもので、すべてのケースに当てはまるとは限りません。
ひと目で比較
| 方式 | リタッチ時の負担 |
|---|---|
| 切開法 | 抜糸のための再来院が必要 |
| 剃毛非切開 | その部分を再び剃る必要がある |
| 無剃毛非切開 | どちらの負担もない |
よくある質問
Q. リタッチは必ず一回目と同じ方式になりますか。
A. いいえ。リタッチの場面では改めて方式を選び直すことができ、無剃毛非切開が選ばれることもよくあります。
Q. 無剃毛は採取が遅いと聞きましたが、リタッチでも同じですか。
A. リタッチは必要な毛包数が少ないことが多いため、その差はあまり気にならないことが多いです。
