02月05日、今夜ローザンヌ国際バレエコンクール2022の決戦が行われる | Cycling Wonder

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プレスポで行く神奈川の道

昨夜は冬季オリンピック北京大会の開会式でしたが、パソコン(YouTube)では視聴がかなわず諦めた。
まぁ、いつ開催なのかも知らなかったので、正直残念には思っていない。
ネットニュースで選手村のベッドが東京五輪とは別物で快適だとはしゃぐ米国選手の記事を見て、もう始まるのかと知った程度の関心事である。
ヤフコメでは、東京大会時とは状況が違うのにけしからんとか、普段エコにうるさい欧米人が良く言うな、とか憤慨した書き込みが溢れていた。
中国側は東京大会が開催されるかどうか注視していたし、開会式や期間中の選手村、食堂など全てチェックしていたはず。
「東京大会以上の北京大会」は当然考えていたに違いない。
それに、エコとかSDGsとかを正直に意識するのはバカ正直な日本人くらいじゃないの?欧州人は賛成も反対も金儲けのネタにしか考えてないよ。グレタなんて踊らされているだけじゃないのかな。
段ボールベッドを大勢の大男がはしゃいで壊す連中だもの、ヤンキーのねぇちゃんに賢さを期待する方がアホです。
好きなように言わせておけば良い。

YouTubeのお勧めに、
「[LIVE] Prix de Lausanne - Selections - Senior Category   @ARTE Concert」
が現れた。
( ̄□ ̄;)
「そうだ、今はローザンヌ国際バレエコンクールの開催中だ!」
「たしか2/6が最終日だから、今日はプレゼンテーションの日じゃないかな?」

これは見なくては
80人くらいのダンサーの短いダンスを2回連続して視聴した。
さすがに長すぎて、途中は他のことをしながら、主に日本人のダンサーの演技と終了後の観客の反応を見た。
バレエと言えばひらひらのスカートとトゥシューズの白鳥の湖を連想する、無知なオヤジには、正直優劣は分からない。
踊る人全部が上手に見える。
くるくる回るのに目が回らないのだろうか?
演技後の観衆の反応が良かったのが
田中月乃さんと加藤航世さんでした。
日本人参加者が多くて、全員をチェックしきれてはいないのですが、私が観て「いいね」と思った人で観客から声が掛かったのを確認できたのが二人だった。
田中さんはクラシックバリエーションでジゼルを踊ったのですが、途中のスピンで尻もちをつきました。
それでも落ち着いてその後を踊り続けました。見事でした。
小柄ですが、手足の動きがとてもなめらかで見事。またコンテンポラリーバリエーションの方も、素晴らしかった。
頭がまったくぶれなくてステージを走る時もしっかりバレエ走りでした。
選ばれたのは当然かと思います。

2/5夜(日本時間)になって、ネットを見たら、本選出場者が発表されていて日本人は3人選ばれた。
※3人が微妙で、1人はオーストラリア籍で出場した両親日本人のオーストラリア在住者。日本人だけどオーストラリアとして参加)
決戦(Final)は日本時間の2/5深夜に開催され、明日結果が発表される。
入賞すると、本人の希望するバレエ団に1年間の留学が認められる。
国立バレエ団がない国のダンサーは、自分の将来を掛けて必死に頑張るのです。
私が良いなと思った加藤君は残念だったので、田中さんに期待します。
韓国勢が強力なので、優勝は厳しいと思いますが、入賞して欧州に旅立ってほしい。


■大会の概要
●開催期間
 2022年1月30日~2月6日

●スケジュール
・1月31日~02月3日(4日間):
 クラシックとコンテンポラリーのレッスン
・2月4日(金):
 選考(審査員へのプレゼンテーション)
 クラシックバリエーションとコンテンポラリーバリエーションを舞台披露。 20名の決戦出場者が決定。
・2月5日(土):
 決戦(ファイナル)
 クラシックバリエーションとコンテンポラリーバリエーションを舞台で公開発表。コンクール受賞者の発表。
 
●各賞
・スカラシップ賞
 定められたスクールの中から受賞者が希望するスクールへ授業料免除で1年の留学ができる。
・プロ研修賞
 コンクール開催時に17歳以上の受賞者が対象。
 定められたカンパニーの中から受賞者が希望するカンパニーの活動に研修生として1年参加できる。
・コンテンポラリー賞
 ファイナリストの中から、コンテンポラリー・ダンスに優れたダンサー1名を選出。
・ベスト・ヤング・タレント賞
 スカラシップに選ばれなかったファイナリストの中から、優れた芸術性を発揮したダンサー1名を選出。
・ベスト・スイス賞
 スイス国籍のファイナリストの中から優れたダンサー1名を選出。
・観客賞
 決選当日に会場で観覧した観客の投票により選ばれる。
・WEB視聴者賞
 ライブストリーミング視聴者の投票により選ばれる。

●参加者
この大会は世界的に有名で参加者が多く、ビデオ審査で予備審査が行われ、選ばれた人がスイスの会場に行くことになる。
今年の参加希望者は、39か国から376人(女子298人、男子78人)が応募して、ビデオ審査の結果、81名が選出されましたが、辞退者が11名あり70名の参加者が会場に集まりました。

日本人では14名が選出されていましたが、2名※が辞退となり

12名が参加しています。
※大竹悠佑は、留学先が確定したため辞退、松原綾香は、怪我の為欠場。


<BOYS B>シニア審査(17~18才)
402 石川瑛也(パルッカシューレドレスデン、ドイツ)
407 原田寿洋(愛里バレエスタジオ、日本)
408 都築空良(大寺資二バレエアカデミー、日本)
409 網干慎太郎(ボリショイバレエアカデミー、ロシア)
410 加藤航世(ワガノワバレエアカデミー、ロシア)
412 高田幸弥(バーゼル劇場バレエスクール、スイス)
417 中山諒(PNSDカンヌロゼラハイタワー、フランス)

<GIRS B>シニア審査(17~18才)
307 田中月乃(チューリッヒダンスアカデミー、スイス)
319 升本果歩(イングリッシュナショナルバレエスクール、英国)
320 上田咲月(エルムハースト バレエスクール、英国)

<GIRLS A>ジュニア審査
101 佐藤凛(所属無し、日本)
121 白神真帆(小池バレエスタジオ、日本)

※ビデオ審査通過者内訳
本選出場者を国別に分類した方の記事によると、日本は参加希望者の数に対して通過した数が低いそうです。

国名、応募者、通過者(通過率)
日本、82人、14人(17.01)
米国、64人、14人(21.9%)
韓国、31人、13人(41.9%)

韓国の通過率が高いですね、力を入れているようです。


■決戦出場者
70名の参加者からファイナルに残ったのは8ヵ国20名です。
 

・GIRLS A
  出場者名      出身国
106 KAYABAY Yasemin  トルコ
107 CHOI Yeonseo    韓国
112 SAGIORO Luciana  ブラジル
117 MOON Heewon    韓国

・BOYS A
  出場者名      出身国
201 LEVINE Micah   アメリカ
202 XIE Mingyang   中国
207 PARK Geon Hee  韓国
208 MUN Jeongwoo  韓国
209 MANNING-LOUREY Ned オーストラリア
210 OLIVEIRA Miguel  ブラジル

・GIRLS B
  出場者名      出身国
306 SCHONBRUN Maya   アメリカ
307 田中月乃     日本
309 MCCLOUD Lexi アメリカ
310 LEE Sumin    韓国
316 RONNFELDT Amy  オーストラリア

・BOYS B
  出場者名      出身国
401 LEE Seung Min   韓国
404 SELLMAN Darrion アメリカ
406 PLASSE Dorian   フランス
412 高田幸弥      日本
418 清水飛鷹(しみずひょう) オーストラリア



日本人のファイナリストは下記2名の方々です!

307 田中月乃(たなかつきの)さん 17.6才
412 高田幸弥(たかたさちや)さん 18.3才


国別でファイナリストが多かったのは韓国6名、アメリカ4名、オーストラリア3名です。
中国も応募者は多いと思いますがファイナリストは1名だけですね。

日本人ファイナリストの所属(現在通う学校)がスイスとはね。
演舞後の反応が良いわけだよ、半分地元みたいな感じで、同じ学校の仲間もいたはずだから。
それでも田中さんのは見応えありましたよ、入賞して欲しいですね。
二人とも入賞すると思います。
確か6人くらいが入賞数だと思うので、厳しいですけどね。

日本の本選通過者の所属を書いていてビックリ。
12名中日本の学校に所属しているのは4名だけ。
残り8名は海外の学校ですって。
バレエは経済的に余裕のある家庭じゃないと続けられませんね。
良いか悪いかは分かりませんが。

(@_@)/ズバリ!
今夜(翌日早朝)入賞者が決まります。
勝手な印象ですが、クラシックは皆さん上手に見えるのですが、コンテンポラリーになると上手下手がはっきり出る気がします。

ではでは(^_^)y-゚゚゚゚゚


※追記(2/6) 受賞結果

田中月乃さんが2位入賞しました。
日本時間2/6、0:30頃ダンサーの演舞が終了し、審議の時間が30分設けられ、その間に Young Creation Awaard 2022のダンサーが

踊った。
1人だったり、2人だったり、集団だったりで、この人たちが何なのかはよく分からない。
時間つなぎと言うわけではなく、彼らも審査の対象でした。

2時過ぎ、セレモニーが開始され、大御所の長いスピーチが続いた後に授賞式が始まった。
Young Creation Award 2022、では中島さんという日本人女性がペアで受賞しましたよ。
(日本人はお辞儀の仕方で分かりますね)
 
●各賞受賞結果
・スカラシップ賞
1.404 SELLMAN Darrion(ダリオン・ソルメン) アメリカ
2.307 田中月乃 日本
3.112 SAGIORO Luciana (ルチアナ・サッジョロ) ブラジル
4.202 XIE Mingyang(ミン・ヨン・シー) 中国
5.406 PLASSE Dorian (ドハヤン・プラス) フランス
6.306 SCHONBRUN Maya(マヤ・シンブルン) アメリカ
7.316 RONNFELDT Amy(エイミー・ロンフェルト) オーストラリア

・プロ研修賞
※この賞はないのかな?発表がなかった。

・コンテンポラリー賞
406 PLASSE Dorian(ドハヤン・プラス) フランス

・ベスト・ヤング・タレント賞
210 OLIVEIRA Miguel   ブラジル

・ベスト・スイス賞
307 田中月乃 日本
※スイスで2年以上滞在すれば資格が得られる

・観客賞
106 KAYABAY Yasemin   トルコ

・WEB視聴者賞
112 SAGIORO Luciana   ブラジル

●感想
田中さんの演舞がミスなく終り、入賞はするだろうと思ったけど
まさか2位になるとは思わなかった。
コンテンポラリーのエコーが素晴らしいです。キレッキレでした。

クラシックは優雅に柔らかく。
コンテンポラリーは素早く、そして滑らかに踊るのが良いみたい。

中国で唯一ファイナルに残った男性シーさんも良かったです。
クラシックの踊りを見ただけで、絶対入賞すると思いました。
体が大きくて手足が長いのに動きが滑らかなんです。
顔もイケメンで、日本の俳優菅田将暉に似ている。

やったね”つきの”さん\(^0^)/
じゃね、バイバイ。