今回は、前から気になっていた楽しい岩場がある秩父山系の名山である乾徳山(けんとくさん)へ行ってきました。
東京五輪開催の関係で7月の祝日が組み替えられ、会社の特別休日もあって7/16がお休みになっていた。
人気の山なのでハイカーの少ない平日のトライは都合が良いと考えた。
いつもなら、山行前の計画と登山口までのアクセス報告に続いて山行レポートの本編に進むのですが、今回はちょっと違います。
正直に言えば計画は失敗でした。
敗退はしなかったものの、何とか無事に山を下りても達成感があんまりない、残念な気持ちで終ってしまいました。
(もっと、うまく出来たなぁ)
この感情で終始しましたので、歩いてみて分かったことを本編の始まる前につらつらと書いてみようと思います。
■コース計画
乾徳山は、岩の多い山で山頂直下にある鳳岩と言う垂直のような大岩をくさりでよじ登るので有名な山である。
日本百名山の一つである。
◆欲張ってしまった
乾徳山に向かうには山梨市内から始まる国道140号(R140)に最終的に合流する。
この道を地図で追ってゆくと、乾徳山の登山口に向かう分岐の先に「西沢渓谷」があった。
この渓谷は、紅葉の見事さと、たくさんの滝見が出来ることで知られている。
渓谷の一番奥にある「七ツ釜五段の滝」は日本の滝百選に選ばれている名瀑です。
「乾徳山に登った後西沢渓谷に行けないかな?」つい欲張った考えが浮かんだのでした。
YAMAPの山行記録を見ていると、数は少ないものの歩いている人がいることが分かった。
レポートの中には綺麗な滝の写真が公開されていた。
また、レポートの中に渓谷の道が「通行止」になっている写真があったので気になって最近の様子を確認してみた。
西沢渓谷周遊だけでも滝は見られるように感じた。
(なんとなく行けそうな気がしてきた)
そこで、7月は陽も長いので大丈夫だろうと考えて乾徳山から西沢渓谷へ縦走するルートを検討した。
◆乾徳山コース
登山口は3つある。
1つ目は、麓の徳和集落の入口にある徳和駐車場(P)から道なりに進み乾徳山前宮神社横を過ぎた先にある登山口。
2つ目は、徳和集落を通り抜けゲートの先にある徳和峠手前の登山口。
3つ目は、大平(おおだいら)高原に続く林道にある登山口。
どの登山口から入っても、ピストンや周回コースが可能な登山道設定になっている。
1つ目の登山口から入るルート設定が一般的だが、今回は2つ目の登山口から入るルート設定を選択した。
道満山を経由して乾徳山に上るルートに決めた。
◆乾徳山から西沢渓谷
ここは、選択の余地がない。
乾徳山→北峰→笹盛山→黒鉄山(くろがねやま)→牛首のタル→西沢渓谷終点
秩父の山に何の知識もないので、どんな道なのかも分からなかった。
ヤマケイオンラインの標準時間やYAMAPの山行レポートに記された通過時刻から大体の所要時間を見積った。

◆駐車場の決定に最後まで悩む
山行の所要時間は10:20くらいと予測。
迷ったのはマイカーをどこに駐車するかだった。
縦走なので、登山口と下山先は離れている。
今回はたまたま山梨市営バスの同じ路線で2地点の連絡が可能であった。
↓に山梨市営バスの時刻表を示す。

歩く向きが乾徳山から西沢渓谷方面なので、乾徳山の麓の徳和Pに駐車すると、西沢渓谷入口発の最終バスが16:25となり、これを過ぎると徒歩で戻らないといけなくなる。
ちなみに西沢渓谷入口BSから徳和P(乾徳山登山口BS)までの距離は12.7kmもあって、車で26分、徒歩なら2時間40分掛かる。
縦走で疲れ切った後に3時間近い舗装道路歩きは辛すぎる。
●徳和Pに駐車した計画

西沢渓谷入口にも無料Pがあり、こちらに駐車した場合は、バスで乾徳山登山口BSに移動することになる。バスの始発は07:20で乾徳山登山口BSには26分掛かる。
早く駐車場についたとしても、山行開始は07:50頃と歩き出しが遅くなってしまうのだ。
但し、下山した場所に車があるため、バスの有無を気にする必要はなく山行のタイムが遅延しても焦ることはない。
●西沢渓谷Pに駐車した計画

どちらにするか、前日まで悩んだ結果、西沢渓谷Pに駐車するプランを採用することにした。
計画より遅くなった場合、西沢渓谷から徳和に戻れなくなるリスクがどうしても気になってしまった。
※時間見積もりする際にYAMAPの参考記録を参照させてもらいましたが、私の実感として、乾徳山-西沢渓谷縦走を歩いて10時間は切れません。10時間以下のタイムの場合はトレランナーの記録です。稜線上や山下りは相当走っていると思います。
YAMAPの表示に”山行(歩き)”と”トレラン”とか属性が表示できると助かるんですけどね。
(私は会員でもないので感想に過ぎません)
ヤマケイオンラインとかガイド本の時間は、高齢者を考慮して長目の時間設定がされているので、YAMAPなどの実際のタイム値の方が役に立つ。
初めての山の場合、所要時間の相場を検討するのがとても難しいですね。
■マイカーアクセス
コースが決まったので、登山口までどうやって行くか、検討した。
尾瀬山行でお世話になったNAVITIMEを使ったら、どうしても有料道路を余計に走るルート設定になる。
アルゴリズムが、最寄りのICを探して出来るだけ目的地の近くまで高速を走り、下道は国道、県道、市道順に検索してるみたいだ。
およそAI機能なんぞはないですね。
こういう場合は、走りたい道を想定して、余計な高速を走らないよう経由地の指定で道を誘導する。
西沢渓谷Pの到着を05:45に指定して検索したら、
有料道路使用(中央高速の相模湖IC-勝沼IC)で所要時間02:47、自宅を02:57出発と出た。(距離126km)
無料ケース(甲州街道R20のみ)では所要時間03:17,自宅を02:27出発すれば良いと出た。(距離130km)
高速は深夜割引が効いて安い(1370円)が、これなら全部下道で良いと思った。
運転時間が3時間程度なので、高速を使わないで一般道で走ることに決めた。
◆フルーツライン
Googleマップで山梨県内の走行ルートを検討していたら、NAVITIMEの推奨とは違う道に目が行った。
ナビの指定は、勝沼IC近くの”柏尾”でR20から県道38号(K38)に移り、等々力交差点でR411に変えて、さらに途中でK34に移って恵林寺(えりんじ)横でR140に合流するというルートであった。恵林寺は武田氏の菩提寺として有名なお寺である。
ちゃんとした道を選んだ最短ルートで間違いないのだが、私は柏尾の近くから分かれて延びていく”フルーツライン”に注目した。
私の実家も福島市の”フルーツライン”に近い場所にあって、当たり前のようにフルーツラインをはしっていたので、シンパシーを感じてしまったのだ。
(フルーツラインで乾徳山行けないかなぁ?)
なんということでしょう。フルーツラインを走ったら、ひたすら直進を続け、突き当たった場所を右折1回するだけでその後も直進のみでR140に合流するのでした。
(断然、こっちの方が簡単じゃん)
フルーツラインの難点は、農道なので道の周辺には果樹園しかないことでした。お腹が空いてもラーメン屋さんなどはない。
(夜中に走るつもりだから、往路では問題ないかな)
往路はフルーツラインで、復路はナビの指定を走ることに決めた。
フルーツラインの様子をGoogleマップから拝借する。
●甲州街道R20柏尾から西沢渓谷入口

R20の”柏尾”は、勝沼ICからだと大月方面に戻るように進んだところにある。左折でR20を離脱する。

R20で向かう場合は、新笹子トンネルを抜けた後の長い下りの最後にカーブしながら現れるので表示板に注意する。信号を右折する。



R20から県道38号線に移ったら、フルーツラインへの分岐に注意。
右側に曲がるが、分岐ポイントには信号がないので通り過ぎないように気を付ける。観光果樹園「片田園」の前です。


フルーツラインに入ったら後は直進あるのみ
序盤の左側に甲府盆地が一望できる展望ポイントが何回か現れるので気にしておくと良い。


R411と交差するが直進する

三角に突き当たったら右折する。左折すると恵林寺方面に向かう。


途中で道が分かれる。K213は直進、左がフルーツライン。
直進する。
最後はR140に合流する。


広瀬湖と道の駅を左に見て通過した直後、ループ橋の手前で右に入る。


無料Pは左下です。
●西沢渓谷入口から勝沼IC
※徳和分岐の先から

K213に分岐したらひたすら直進する。
↓の分岐だけ注意して左折する。直進すると恵林寺へ。

K38に合流
■結果の考察
ここからは、歩きながら考えたことを思いつくまま書き連ねます。
山行レポートの後に書くべき内容ですが、気付いたことがたくさんあったので、ここにまとめることにします。
◆計画は無謀というか実りの少ないものでした
私はトレランナーのように稜線や下りで走ることが出来ません。
だから見積もりより大幅な時間短縮は見込めないのです。
今回のプランは順調に歩いてやっと成功する時間設定で夏季限定です(日照時間が長い時期でしか使えない)
↓こちらが実際の結果
実際には、登り始めて道満山に向かう途中で体調がおかしくなり、長い休憩を2回とることになりました。
いつもは日の出時刻の涼しい時間に登り始めるのですが、今回は8時過ぎの気温が熱くなり始める時間で湿度も高くて汗のかき方が変でした。
月見岩では体調も回復してその後は歩く不安を感じなかった。
なんとか鳳岩まで来たものの、ここでは順番待ちでタイムロス。
直前で後ろを歩いていたソロの女性ハイカーに追い越され鳳岩の前で一言
「私登るのが遅いですから」
さすがに、「ならば私が先に」とは言えません。
登るのを眺めていたら、お姉さん結構上るの早かった。
くさりを持ちごぼうスタイルでガシガシ登って行っちゃった。
(すご~い!)(◎o◎)
乾徳山頂上に上がったのが12:36で計画より1時間遅れていた。
縦走の時間ばかり気にしていたので、乾徳山から徳和Pに下りる所要時間を把握してなくて、さらに腹が減って何か食べないと動き出すのも億劫な感じでした。サンドイッチとおにぎり半分を何とか食べて山頂を後にした時は13時。もう西沢渓谷まで行くしか道がなくなってしまったのでした。
乾徳山の岩場の山頂で思ったのは、融通の利かないプランは良くないなということ。
乾徳山に上がるだけで十分満足する。西沢渓谷の滝が見たいなら、早めに下りて車で移動すればよかった。
縦走の途中の山(黒鉄山)には特段思い入れがないのは自覚していた。(縦走が無謀だったな)
これが率直な感想です。
乾徳山の山行と、西沢渓谷の山行は別々に検討するべきだった。
縦走で成功した人のレポートを見て出来そうだと思ったけど、よく考えると私には始めと終わりだけで良かったのだ。
山行の序盤で後半のがっかりが分かる山歩きが楽しいわけがない。
乾徳山以降は、ただひたすら西沢渓谷に無事に到着することだけが目的の山歩きになり全く楽しめなかったのでした。修行でした。
今回の山行は(自分としては)失敗です。
◆足りなかった配慮
一番後悔したのは、
・山梨市営バスの時刻表と、
・ガイド記事(乾徳山登山の各ルートの所要時間が書かれていた)
を車に置いてきてしまったことです。
序盤で遅れてしまい縦走が厳しいなと思った時、どこでルート変更すると最大限満足できるかが判断できなかった。
予想外の事態に下る先を変えた時どこまで進めて、何時までに下りればよいか判断できる情報があれば、もっとうまく出来たように思います。
↓こういう紙を持って歩くべきだった
◆山梨市営バスの時刻表
西沢渓谷入口は最遠端のBSで始発は07:20です。しかしバスとしてはそれより早いバスがある。但し出発地点が”天科”(あましな)になる。
逆に市内から西沢渓谷方面に向かう場合も、渓谷入口まで行くバスは早く終わるが天科どまりは2本多くある。
バスに乗ってわかったのですが、バスは渓谷入口を出たらR140沿いを走ると思っていたら、円川と天科のところで横道にそれていた。


天科BSは、黒金山登山口の近くにあった。牛首のタルから青笹方面に下る登山道の端である。
BSのまわりは駐車できるようになっておりハイカーの車が停められる。BSの近くに温泉宿もある。
↓円川BS
↓天科BS
◆乾徳山-黒金山縦走ルート
天科BS横の広場に車を停めて、始発のバス06:50で乾徳山登山口BSに行けば7時頃に山行を開始できる。
乾徳山-黒金山の縦走後、牛首のタルから青笹方面に下れば駐車した場所に戻ってくる。
これなら、案外季節に関係なく歩けるように思う。
ただ、最近の縦走ルートの主流は、これではない。
大平高原Pからスタートして乾徳山→黒金山→牛首のタルから青笹方面に下り、乾徳山林道が現れたら林道を歩いて大平に戻るルートが良く使われている。
◆乾徳山林道
牛首のタルから青笹方面に下ると横切る林道がある。今回は関係ないが、おもしろいのでGoogleマップと地理院地図を見比べてみた。
地理院地図では、登山道が横切る尾根の先で途絶えているのだが、実際は西沢渓谷側まで繋がっている。
但し、滅茶苦茶遠い上に、長~いトンネルがある。大抵林道のトンネルに照明はないので、このトンネルを歩くのは恐怖以外の何物でもない。
トライすべきではない。山梨県は林道走行が許されているので車での通行以外では考えられない。
↓地理院地図

Googleマップの写真モードにすると、西沢渓谷への長いトンネルの手前から広瀬湖の南端に続く道を現在工事中なのが分かる。
歩くならこちらの道が出来てからが良いだろう、それでも長すぎるので、林道交差に来たら大平高原方面の一択しかあり得ない。
YAMAPにも林道で迷って結局青笹方面に下ったトレランナーの記録があったが林道を諦めたのは正解だ。
↓現在は林道が開通している


◆西沢渓谷
西沢渓谷のルールについても理解が不十分でした。
渓谷は西沢渓谷入口BS前をスタート・ゴールと考えて、渓谷を橋でつないだ周回コースになっている。
最も遠い(終点)地点のそばに黒鉄山登山口がある。

滝の多くは左岸側の道沿いにあり、一応歩く順路も指定されていた。
この「順路が決まっている」ことに気付いてませんでした。
予定では逆走する方向で進むつもりだった。
ただ、この順路指定は紅葉期の人出の多い時を考えての処置だと思う。だれも人がいない時に順路は無視しても問題ないだろう。
滝見の途中にある橋が落ちていたが仮設橋が出来ていると思って行ってみたら、この仮設橋も落石で破壊されていた。
そこで諦めて私は引き返したのだが、どうも皆さん自己責任で突破しているようだ。(滝の写真を載せている人は突破した人)
突破しなくても七ツ釜五段の滝は全部見ることが出来たので、他の滝が見られなくてもそんなに損した気はしなかった。
辛かったのは、渓谷終点までの上り返しでした。
(突破した方が楽だったと思う)



なお山梨県観光協会のHPには、西沢渓谷の散策は三重ノ滝で折り返すよう注意書きがされてました。
(これも確認してなかった)
◆鳳岩
乾徳山の名物である、山頂直下にある大きな岩”鳳岩”、実際に目の前に現れた時、事前検討してた時とちょっと違って見えたので気になった。
(あれ、途中の穴が大きくなっている。岩が割れたの?)(・_・?)アレ?
↓当日撮影(2021/07/16)上の逆三角形の穴が大きくなったように感じた

帰ってYAMAPの山行履歴を確認したら、2020年4月に小さい岩が抜け落ちたようだ。危ないから抜いたのか、ハイカーのはずみで落ちたのかは分かりませんけどね。
↓2019年頃はしっかりはまっている。

↓2020年2月ごろになると随分出てきている。

↓2020年4月7日のレポートではまだある。

↓2020年4月19日のレポートでは岩がなくなっている。

気にしてみないと変化に気付かないかもね。
◆深夜の甲州街道R20
山行は期待外れでしたが、深夜の甲州街道は運転が楽しかった。高速を使わないで正解でした。
大部分は郊外の道で、大月を抜けるところだけは市街地となっていた、深夜なので人気はなくて、気にするのは対向車線の大型トラックのみでした。
トラックの交通量は多くて、ひっきりなしに走っている。しかも大型のトラック。
R20の道は狭い上に急カーブが多くてカーブでのトラックとのすれ違いは気を遣う。
基本的に黄色いセンターラインでもラインを越えて曲がってくるので、カーブの曲がるところでなるべくすれ違わないよう気を使った。
接触しそうになった時トラックはバックできませんので乗用車が下がらざるを得なくなる。
トラックはみんな飛ばしている、同じ車線で後ろに付かれると、煽られるような感覚になるので、坂道でダッシュして車間が詰まらないように注意した。面白かったですけどね。
◆フルーツライン
道の途中で食事をしないならフルーツラインはお薦めですね。とても気持ちよく走れました。だって曲がらないんだもの。直進するだけで良い。
ただ一つだけ注意が必要です。
深夜に甲州街道R20か、勝沼ICを出た後の”柏尾”からK38に変更した直後、フルーツラインへの分岐点が見えにくいですので注意してください。
昼間なら分かりますが、信号のない分岐で付近に照明灯がないため、分岐点を通り過ぎてしまいがちです。
柏尾の信号を曲がって比較的直ぐの左に観光果樹園がある暗闇に目を凝らして右折しましょう。
■教訓
縦走プランは難しい。特に単独でマイカーなど変更できない要因がある場合などは、途中の計画変更まで考慮して行うべきだ。
逆の言い方をすると、縦走するなら公共交通機関を使えという事です。
山梨市営バスの本数がもう少しあれば状況も違ったのですが、現在の運行時間では登山口間の移動をバスに頼るプランは、そもそも無謀です。
トレランナーは途中を走ることができるので短い時間で西沢渓谷まで行けてしまうので縦走が可能なのだ。
もしもバスがなかったとしても国道を走って戻ることに抵抗感はないだろう。
車2台とか自転車を使うとか方法は色々考えられるが、日照時間が10時間以上確保されてないと厳しいです。
そこまで頑張る価値が、乾徳山-西沢渓谷縦走にないように思います。
今回の場合は、駐車ポイントは徳和Pにするべきでした。
そして、それほど興味もない黒金山縦走などはせず、乾徳山の山行と西沢渓谷散策を分けて考えるべきでした。
乾徳山で楽しんで、余った時間で西沢渓谷の滝見をして、帰りに日帰り温泉でサッパリした方が断然楽しい思い出になったと思うな。
乾徳山は良い印象だけど、西沢渓谷にはもう行かないかもしれない。トロッコ軌道を歩いて戻る区間が面白くなさすぎます。
それでは次回から本編を始めるとしよう。
ではでは (⌒。⌒)
●ライト
もしもの時のためにリュックにはライトを2つ入れている。

1つは一般的なヘッドランプ。高性能を追い求めても切りがないので価格対性能で納得できるものにしている。
2つ目は携帯するライトで自転車で使っていたものを使用している。防水だし、点灯・点滅のモード切替も大抵のライトに付いている。
両手を使うような場所ではヘッドランプが必須だが、散策道などの整備された道で暗くなった場合は、携帯ライトの方が役に立つ。
人が歩くときは、足元に目がいき勝ちで、ちょっと先を見て障害物がないかどうかを記憶している。
ヘッドランプは見たい方に向き直さないといけないので、整備された道では頭を動かさないといけないのでちょっと不便。
携帯ライトだと、手元だけで少し先の様子を確認出来るので歩き易いと私は思っている。
(⌒_⌒)v












