米国で激しくなったアジア人差別問題とバルサ所属のフランス代表選手の日本人差別動画問題は、内容的には違うものです。
米国で起きているアジア人差別は「人種差別」。
デンベレとグリーズマンのやったことは「日本人侮蔑」です。
明らかに、デンベレとグリーズマンの方が悪質です。
■人種差別=白人の特権
米国でのアジア人差別は、コロナの流行する前から連綿とあったのだが、コロナが起きて、より激しく目立つようになった。
米国は国の成り立ちが移民によるものであり、多数の人種で構成されている多人種国家ではありますが、この場合の意味のある人種が「白人種」なのです。
つまり、判断基準の根幹は”白人か、そうじゃないか”であって、移民の出身国など問題ではないのだ。
これを「白人の特権」(White Privilege)と言います。
私は、白人が5人いて、米国と英国とフランスとイタリアとドイツ人だと言われても見た目で見分けることは出来ません。
白人から見たら、中国人、韓国人、日本人の区別なんて出来ないでしょう。東南アジアの人とも区別するのは難しいだろう。
せいぜい、有色だが黒人や中南米とは違う程度でしか見分けられないと思う。
そうなると、身近に接するアジア人の印象や漏れ伝わる噂話からステレオタイプの判断になりがちだ。
「コロナをばら撒いたのは中国だ!」
と考えるのは正しいと思うが、中国人=黄色い有色人種は皆中国人、となる。抵抗しそうにないおとなしいアジア人が暴行を伴う差別行為を受けるのです。
これが今のアメリカ。
「日本人はアジアの中でも特別」、「日本人だから大丈夫」
なんてことはないのでアメリカに行かなければならない場合、細心の注意が必要です。
もちろん差別的な暴力行為を行うのは、一部の人であり全てのアメリカ人ではありません。
アメリカのアジア人差別は、白人より黒人(アフリカ系アメリカ人)によるものが多いと言われている。
白人から差別された黒人がアジア人を差別するという点が厄介です。
人数では、白人より有色人種の数が多くなりつつあるので、白人は嫌悪している。
肌の色というよりは、”少数派へのいじめ”と思えば理解できる。
だから、米国だけの問題ではない。
EUは、急激な移民難民の流入に対応できなくなり、問題になっている。
コロナによって、理性で抑えきれなくなった負の感情が表出しているのが現状。
■バルサ選手による日本人侮蔑
バルサ所属のフランス代表サッカー選手(デンベレ、グリーズマン)が2019年に来日した際、宿泊したホテルでゲームが出来ないのを直すようホテル側に要請し、ホテル関係者3名(作業者2名、ホテル従業員1名)が対応中の様子を、差別的な発言を交えて撮影した動画をSNSで公開した。
なぜか2年後に、拡散して炎上した。
この場合、問題が起きた場所は日本で侮蔑した者は、お客として来日した外国人である。
「差別」とは多数派の強者が、少数派の弱者に対して行う理不尽な行為であるのに対して、デンベレが行ったのは
フランス語の分からない現場作業員のもたもたした様子を、汚い言葉で揶揄して撮影し、当人の気付かない場所で笑いものにしたのだ。
これは差別行為より質が悪い。
■日本にも差別はあるし、いじめも差別の一つである
「日本人は外国人を差別しない」とかいう話を聞くことがあるが、ウソである。
日本人も明確な人種差別をしています。
在日朝鮮・韓国人差別は明確にそうだし、実は「外人」(がいじん)という呼び方も差別に当たると言われれば間違いではない。
「区別」であって「差別」ではないと言う人もあるだろうが、大差ない。
日本では、定期的に集団による個人への継続的な肉体的、精神的な暴力行為が事件として明らかになる。いわゆる”いじめ”である。
”いじめ”と”差別”の違いを明確に説明するのは難しい。
日本では人種的には日本人の比率が圧倒的に高いので、普段の生活で”人種”について意識することはない。
同じ日本人なら”人種”で差別することはない。
”人種”が付けば、特定人種に対する暴力行為と言えるが、肌の色も人種も同じなのに差別があるのは”いじめ”でしかない。
※「同和地区問題」は”差別”である。
もう日本全体が、いじめをなくせるとも思っていないように感じる。
日本での「在日朝鮮人差別」問題は、日本に住む”朝鮮人(北朝鮮又は韓国人)”という外国人のまま、日本人と同じ権利や待遇を与えるよう主張するので、アジア人差別とは違うと思う。
彼らの言い分は、朝鮮半島が統一したら帰国するので国籍は変えないと言うのだが、自国の国政選挙権を外国人に認める国はないのだよ。
帰化が認められれば日本人として生きることが可能にも拘らず、朝鮮・韓国籍を変えない。(日本人に変わることで何かメリットを失うことがあるからと思ってしまう)
人種とか国籍で考えると分かりにくいが、多数派(マジョリティ)か少数派(マイノリティ)で考えれば、表現が違うだけで同じことが見えてくる気がする。
日本でのマイノリティへの差別とは、”いじめ”のことである。
”人種差別”と”いじめ”は同類の表現なのではないかと思う。
いじめる側に問題があるのは明白だが、いじめられる側に問題があるだろうか?
ないと思うが、往々にして「いじめられる側にも多少問題があったのでは」という意見が日本では起きる。
”いじめ”が良いことではないのは誰でも分かっているが、いじめれた側の気持ちは、その気持ちが声として発せられない限り周りには理解されない。
アジア人差別が、白人よりアフリカ系米国人によるものが多いことから考えると
”アジア人差別”は”人種”というより「不満を持った多数派の負け組」から少数派への、いやがらせ(不満の捌け口)ということではないか。
アメリカ国内で成功出来ない黒人が、成功したアジア人を妬んでいるという見方も出来る。
どんな社会でも、成功した人は他の人にたいして優しくなれるが、成功しなかった人は不満を持つだろう。
白人の有色人種差別は、アメリカ国内での主流派から脱落する恐怖の裏返しだろう。
移民によって成り立つのが米国の基本ではあるが、白人の出生より有色人種の増加の方が早いのでマイノリティに転落する恐怖感を感じているのかもしれない。
だから、自分と同種の種族への異端の進入に拒否感や嫌悪感を感じるのかもしれない。
これは、理性があるないというものではない、種の絶滅に関するものなので本能的なものと思う。
平和的で安心して暮らせる環境に、異端が混入するというのは戸惑うものだろう。
異端の側には、理解できない事だと思う。
■最後に
日本での”いじめ”がなくならないのは、いじめられる側が声を上げないまま追い込まれてしまうからだ。
山の遭難と同じで、救助要請を発した時点で遭難事案となるように、悲しい結末の報道により”いじめ事件”となるので絶対になくならないのです。
報道事案になる前に、被害者の反撃または加害者の攻撃終了があれば、それは”いじめ”と認識されないまま過ぎてしまうのだ。
これは、人種差別に対して、声を上げなかったアジア人の先人たちの負の遺産が現在も続いているのと同じだ。
外国に行けば”人種差別”はあるものと覚悟して、差別を受けたなら、その場で反論し明確なNoを相手に伝えなければ何も変わらないだろう。
MLBでは、日本人の大谷翔平さんが大活躍しているが、彼の活躍がアジア人差別の根絶に繋がるとは思えない。
残念だけどね。
YouTubeの内容を聞いて思ったのは、差別を受け流すことは将来への差別行為の許容につながるという意見である。
奥ゆかしいことが称賛されるのは、日本だけの話である。海外では海外のルールに則り抗議するのが正しい対応と思う。
厄介なのは、語学力不足で差別行為を判断できないことである。
差別は無知から起きるものというのは良いアイデアだと思う。確かにそうだ。
無知な者が、無知でなくなるためには、
①自分で気付くか。
②お前の行為は差別であることを言う。
以外にない。
BLM運動は黒人が長い時間を掛けて闘い続けた結果、獲得したものだが、それでも差別をなくすまでに至っていない。
差別に声を上げないアジア人差別が、何もしないでなくなるわけがない。BLMは黒人のための運動でありアジア人は対象ではない。
茶番と言うのはナンセンスだ。アジア人による戦いをしない限り差別の意識が変わることはない。
それにしても若い日本人のしっかりした考えに感心しました。
さきさん、はるきさんの動画は素晴らしいです。
日本の将来に期待が持てますが、二人とも日本には帰って来そうにありませんがね。
(^^)//"""パチパチ
それに対して、英語教師歴25年のYumiさんや、今井さんの的外れにはガッカリしました。二人ともバブル世代と予想。
団塊世代とそのジュニアであるバブル世代は日本の癌ですね。
(`ヘ´)
■人種差別について視聴したYouTube
YouTubeで人種差別について様々な立場で発言されているものをいくつか見させてもらい、大変勉強になりました。
お勧めしたい動画のリンクを紹介します。
●ニューヨーク芸術系大学院に留学中の女性(saki)さんの発言(在米1年半)
増えるアジア人差別・アメリカ人種差別について私が思う事
コロナ以降アジア人差別が激しくなっているが、BLM運動が起きて、急に表面化したと言うわけではなく、何十年の前からあったこと。
演劇の世界では白人ばかりである。現実はアジア系ディレクターが3%程度である。
アジア人差別は見えにくい。ジョークの的になる事が多い、カラテキッドと言う映画の影響が大きい。
マイクロアグレッション=意図的か否かにかかわらず、政治的文化的に阻害された集団に対する何気ない日常の中で行われる言動に現れる偏見や差別に基づく見下しや侮辱、否定的な態度のこと。
アメリカと言う多種多様な国で Where are you from はマイクロアグレッションに当たる。「アメリカ人じゃないよね」
アメリカに来る前の差別の捉え方=自分はアウトサイダーだから文句は言えない
理由①NYはリベラルな場所で高学歴が多いから、そこまで酷くないだろう
差別が連続するので当たり前と感じていた。
理由②アジア人だがアジア系アメリカ人ではない。アメリカでの経験値が違う、辛い経験がない自分に発言する権限はない。
理由③日本ではマジョリティ、アメリカの白人と同じで、偏見やステレオタイプを作る側の人間
日本ではマジョリティだが、アメリカではマイノリティでどちらでどうやって捉えれば良いか分からなくなった。
経験①カラテキッドのセリフをジョークで使っている場面に遭遇、アジア系アジア人の憤慨が、自分で理解できなかった。
アジア人がジョークの対象にされることが侮辱的な態度だ。
その時、無知であることが人を気付付けることを知って恥ずかしくなった
経験②白人はマイノリティと同じ経験をしない。身の安全を気を付ける必要がない。
自分の肌の色だけで外を歩くことにも気を付けないといけないということが辛い。
経験③アメリカ人じゃない自分がどういう立場で振舞うのが良いか悩みを友人に話すと、友人は分かり易く説明してくれた。
NYは特殊な場所で、多種多様な人種がいるけれど、他の場所は違うよ。
白人かそうじゃないか→男か女か→アメリカ人かそうじゃないか→何処の出身か の順番だよ。
(アメリカ人は見た目でしか判断できないよ)
自分の周りにある差別に気付いてほしい。
【他の動画】
アジア系差別で頻繁なマイクロアグレッションとは?対応の仕方は?(2021/04/04)
●在米YouTuberのHarukiはるき さんの発言(在米5年)
アメリカに5年住んでアジア人差別に今思う事を話します(2021/04/12)
声を上げるなと教わって来て色んな温度差がアジア人のコミュニティにある。
アジア人へのステレオタイプの差別(Internalized racism)(アジア人は数学が得意)に対応してこなかった(声を上げなかった)から、アジア人差別は普通のことと認識されている。
声を上げなければ、差別が次の世代に受け継がれる。
差別をなくす声を上げなかった自分の責任でもある。
日本からアメリカに来て初めてマイノリティになり、社会の問題を意識するようになった。
大学でのエピソードで、教授の対応に気付けなくて、差別と分かってショックだった。
差別だったことに無知だったことで、反論できず、どう対処していいか分からなかったことが腹立たしかった。
声を上げなければ、差別はなくならない。その時に対処しないことが、差別問題が解決しない理由だろう。ずっと続いていく。
今ある差別は、声を上げなかった先人の対応があったからで、どこかで止めないと後の世代に引き継がれてしまう。
問題が多すぎる。
●プロのバレエダンサー「ヤマカイTV Japanese ver」(在米6年)
アメリカに6年住んでる僕が人種差別に思うこと(2020/06/04)
≪アメリカの人種差別の内情≫
1.教育
学校では差別の教育は行わない(タブー)
xx人(White people)、を発してはならない。
2.タブー
名前に確定したあだ名がある。単純に日本と同じ基準で付けてはいけない
3.ジョーク
冗談として人種差別を皮肉を込めて使うことはよくあるが、日本人が真似してはいけない。
≪自分の経験≫
・一年目(ルームシェアの友人)
「あの黒人のバスケはレベル高いよ」→黒人とか使ってはいけない
・業界
バレエダンサー界は人種差別が激しい。
狭き門故に人種に寄らず活躍するのは厳しい。
キャスティング(役)を考えると、合う、合わないが起きる。
白人だけだと保守的と思われるので人種枠を設けるケースがある。
・地域
ダウンタウンの方が差別がある、遠くになると感じにくい
・知人の話
「何故俺を起用しないんだ、俺がアジア人だからか」
と言ったら解雇された。
●日系アメリカ人のYouTuber「井上ジョーJAPAN」
【サッカー】日本人に対する問題発言について思う事(2021/07/04)
バルセロナのサッカー選手が起こした日本人(アジア人)差別を取り上げているアメリカの報道機関がほぼない。
黒人と白人によるアジア人差別
黒人が差別の対象ならばもっと注目されただろうが、アジア人への差別は取り上げられない。
日常茶飯事になっているので、気にしなくなっている。
人種に対する無理解が、この程度なのか
フランス代表になるような選手が、差別発言をする様子を撮り、そしてSNSに出してしまう感覚。
同じことが黒人に対して行われたのならどうなるか、即キャンセルカルチャ(代表から外せ)が発動するのに
アジア人に対しては何も起きないのは悲しい。
人種によって行動が起きたり起きなかったりするのはアンフェアである。
都合よい同調圧力は認めない
「黒人が被害者なら同情しろ」「アジア人なら、俺知らね」っていうのはおかしい。
アジア人を下等生物として見ている人が潜在的にいるということ
【他の動画】
アメリカ人が人種差別の実態を語る(2017/08/22)
●イスラエル人のYouTuber「kai tube カイチューブ」
外国人(イスラエル人)から見た!アジア人差別について。(2021/03/23)
ドイツで日本人サッカー選手がシュートを外した時、実況が、「彼が最後に得点したのは寿司の国です」と言ったので炎上した。
日本を「寿司の国」とか「津波の国」「放射能の国」
現在はアジア人全般に「コロナが移る」とか言われる。
むかついたけど何も言えなかった。
アイヌ人を「あっ、いぬ」と言って笑わせたことが炎上した、これは明確な差別。
声を上げなければ何も変わらない。
アメリカでは、アジア人差別事件として3800件あった。事件化した数なので、現実にはもっと多い。
フィリピン人が地下鉄で鞄を蹴られたのに抗議の意思を示したらナイフで切りつけられた。
NYの警察は差別事件として扱わず暴行事件として取り扱った。
トランプが「コロナはチャイナウィルス」と呼んだ
ダイヤモンドプリンセス事件が起きて、日本人観光客が「コロナを移す」と差別された。
アジア人はいい子ちゃんだから、いい子ちゃんには何やっても良い。反撃してこないから。
差別は無知から来る
知識がないから、相手を攻撃するのは良くない(自分が何されるか分からないから、身を守るため)
●英語教師歴25年の「Yumi's English Boot Camp」
サッカーフランス代表の日本人差別について-アジア人と差別、キャンセルカルチャー
この人の動画は腹が立つだけで無意味です。
自分じゃ何が問題かよく分かんないけど、周りに聞いたら「それは酷い、差別だよ」
というので、何か言わなくちゃいけないかな?と思って動画作りました。
どう考えたらいいんですかね?と視聴者に丸投げして終り。
★完全にバブル世代の人です。バブル世代は何やってもカスですね。
●今井佐緒里、フランス・パリ在住の国際関係の研究者・執筆家・編集者
フランス語の翻訳がおかしなことになっている部分があるようです。
1、「こんな醜い顔をして恥ずかしくないのか」。聞き取りにくく議論がある所です。
「醜い顔」よりは「汚いツラ」という訳かと。
情報の多くは、デンベレがグリーズマンに向かって「汚いツラ(を集めて)、そこまでしてゲームをしたいのか(グリーズマンがにっこり笑う)恥ずかしくないのか」のようだとされています。
2、「どんな後進国の言葉なんだ」。速報の英語の『サウス・チャイナ・モーニングポスト』が仏語をこう訳しました。でも原語では「くそったれ、この言語」といった感じです。「何言っているか全然わからない」という感情表現と解釈できるかもしれません。
3、「お前の国は技術的に進んでいるのか、いないのか」。これは言ってます。
一般論ですが、黒人(フランス人)は日本に好意的です。差別と騒ぐより、若者の鈍感や無知を正すほうが適している出来事だと思います。
★誤訳を正して何の意味があるの、侮辱された側が侮辱した側を擁護するバカらしさ、こんなんだから舐められて、ステレオ差別がなくならないのだよ。
問題なのは”酷い顔と言いながら撮った動画をSNSに公開したこと”であって、知り合い同士のスラング会話が問題なのではない。
サッカーしか取り柄のないおバカなフランス人は痛い目に合わせない限り治らない。
最後の「若者の鈍感や無知を正すほうが適している出来事だと思います」←何様のつもりなの?まるで他人事のような言い回し、あんたが正すんかい?
三木谷さんが激おこを表明し、コナミがアンバサダー契約解除したことは正しい行為である。
バカは話しても分からないのだよ。
■視聴したYouTubeについたコメントの中で気になったもの
(上に記載してないものも含む、★は感想)
・ドイツ10年在住の方
こちらも白人社会なので、コロナ以降危ないことが突然増え始め、現地ドイツ人達との信頼関係を揺るがすような事が次々と起きました。
近所の友人だと思っていた人間が私のクルマにイタズラしているのを発見したり、中国語の挨拶を使ってバカにしたり、挙げ句の果てに家に落書きやツバを吐きにくる子供達まで現れました。
居住しているのは郊外の高級住宅地で皆教育レベルの高い人達です。
仕事では、ドイツのある大企業にひとりの日本人マネージメントとして勤務しているのですが、殆どのドイツ人が私の立場や待遇に不満のようで、いろんなことを直接間接問わず言われています。
コロナが皆の心の中にあったものを噴出させていると思うのですが、なんとか収まって欲しい一方で、自分自身も誰に何を言われても正しく生きるということを実践しなければ、と考えるようになりました。
★ドイツ人もクソ野郎はたくさんいるのだという事
・白人系社会(ざっくり欧米の意)って、すぐ形式的な「取り組み」をやって体裁だけ整える、言い訳を形式化して問題をいったん終わったことにする、けど実質は何も変わらないと思うのですよね。
ワタシはときどきもう差別は存在するものと認めて。それを前提に社会を再構成すればいいのにと思うことがあります。人種差別をなくすって人間の器じゃ無理ですもん。
★確かに「人種差別」はなくせないのかもしれない。
・自分は、この問題になってるフランス人による侮辱行為に、正直、あまり怒も、どこかに抗議しようという気持ちも湧かなかった。
何でだろう?と考えてみて、二つの要因に思い当たった。
①自分が密かにコンプレックスに思ってる事実を指摘されると、人はかっとなって怒るのですが、今回は日本が後進国とか日本語が変だとか日本人が醜いとか、全く的をえて無かったので「教養のないガイジンさんが、なんか言ってるよ」位にしか思わなかった。
②日常的に周辺の数ヵ国から酷い悪口や嫌がらせを受け続けてきて、無視するのが最善、という域に達しているため、何か言い返すのが良策と思わなかった。
これはあくまでも私の心理の分析です。不快に思って怒って、ちゃんと抗議した方は正しいと思います。
★確かに、隣国の侮辱は程度が低すぎるので無視するのが最善ですが、なかには無視できないものもありますよ。
・フランス人の友人に「僕の寝起きの目はアジア人みたいに細くなるんだ」と言われた経験もあります。
私は「それはアジア人が聴いたら嫌な気持ちになるから辞めろ」と怒りましたが、
彼は「僕はアジア人の目が好きで侮辱する意味で言ってないから差別ではない」と言っていました。
★フランス人ってヘタレのくせにクソだよね。
※読んだコメントオリジナルが見つからなかったけど、国際結婚した女性のコメント
・日本にいる時は感じなかったけど、夫の国へ移り住んだらマイノリティになった感覚が半端ではなく差別を意識するようになった。
夫は日本にいる間差別されていると感じたと言っていたが、私は気付かなかった。
★”差別する”というのは無意識に行われていることが多く、気付かないものだ。
だから、余計に差別された側が声を上げないと分からないのだ。
今回は以上です。
ではでは( ・_・)ノ⌒●~* ポイ!
●誰もいわないけど、バルサの日本人侮辱事件で、じんわりと腹が立ったのは、問題になったホテルの対応です。
バルサがチームで宿泊するようなホテルなんだから星付きのホテルでしょう。
動画に移っているホテル関係者は、作業服2名とフロント業務系の1名の3人。
なんでテレビゲームの言語設定変更くらいの作業を1名で出来ないのかな。
大の大人が3人も真剣な顔して覗き込まなきゃいけないの?
これは、「私たちは無能の集まりです」と見えるよ。
1泊数万円を請求するホテルなら、テレビゲームくらい、すぐにサクッと客の要望に対応できるようにしておくべきじゃないのかな
日本のホテルマンの能力のなさを感じてしまった。
ある意味、デンベレの「進んだ国なんじゃないのかい」という皮肉は、その通りだ。
(バカなフランス人に侮られたのが悔しい)
侮りの原因を作ったのは、明らかにこの糞ホテルの対応だよ。
スラングで分からないように会話することは特に問題じゃない、動画がSNSに上がって、日本人ってバカだよって拡散されたことが腹立たしいことなんだ。
調べれば何処のホテルに泊ったかは分かるけどね
反省しろよポンコツホテル凸(`、´メ)