現在広島出張中のため山歩きは出来ません。
ブログに書くネタもあまりないので出張先(広島)の様子でも紹介しようと思います。
■愚痴をこぼす
日曜日に広島入り、月曜朝から金曜夕方まで通常勤務、金曜夜帰宅するという流れを4月中旬から繰り返しています。
6月上旬まで続く見込みです。
なんだか洗濯するだけのために自宅に帰っているようで、非常に無駄な気がするのですが、私の会社の出張ルールでは1週間を越える連続出張は原則認めないことになっているので仕方がない。
出張者が私だけではなく複数いるので、全員がもっと長い期間連続しても構わないと言えば延長も可能なんですけどね。
どうしても週末に帰りたいという方がいるので変えられないのです。
実は私、広島を訪れるのが今回初めてで京都以西の新幹線に乗るのも初めてだったので、始めのうちはどこか観光気分で移動が楽しかった。
しかし、1ヶ月も続けると苦痛に変わりました。
往きは良いとして、金曜夜の戻りが疲れます。
新幹線は広島-新横浜間で3時間45分、速いと思いますが、新横浜から自宅までが1時間なので、トータルで5時間です。
我が家では車を運転するのが私だけなので、駅に迎えに来てもらえません。
金曜深夜にトボトボと重い荷物を背負い帰る足取りの重いこと、重いこと。
(早く終わらないかなぁ)(ToT)
といつも思うのでした。
通勤時間の合間に撮った写真なので連続性は無視してください。
おのぼりさんの広島所感とご理解ください。
■初広島
3月下旬に初訪問した時ホテルの窓から撮った広島の朝


広島駅は交通の要衝
山陽線だけかと思ったら、支線が沢山出ていて、違う電車に乗ったら大変です。
宿泊は広島駅近くのビジネスホテル、作業場所は宮島方面のとある場所です。

■広島駅前
①マンホール
マンホールまで広島カープだったのには驚きました。
②ホテル川島
広島駅前でひときわ目立つ高層タワーがホテルでした。
名前が和風で「ホテル川島」、旅館かと思いましたよ。
③京橋川
私の会社は出張時の宿泊代が税込みで8千円/日を越えてはいけないので、泊まれるホテルのグレードはあまり高くない。
ホテル川島には泊れません。
京橋川周辺のホテルに厄介になってます。

↓春の夕暮れ時

③居酒屋
広島駅前を流れる猿猴川(えんこうがわ、猿猴=河童)に掛る大正橋。
夜になるとライトが灯り雰囲気が出ます。

この橋を渡ってすぐにある居酒屋が目を引きます。
お客さんは良く入っているようですが、私は被写体として惹きつけられました。
夕闇に光り輝くお店の光が実に良い。

④場末の店
駅前の人混みから少し離れたビルの谷間にポツンとあるお好み焼き屋

川のすぐそばにある立ち飲み屋、この後年老いた背広のじいさん二人が連れ立って中に入った。
(私もこういう店の方が好きだなぁ...)
■市電(広電:ひろでん)
広島に来たなら乗らない訳にはいかない路面電車で有名ですね。
広電(ひろでん)と呼ばれている。

宿泊先のホテルからは広島駅まで結構歩くので、近くで乗り降りできる広電は便利です。
問題は時間です。乗車時間はJRの3倍で、運賃もJRが10円安いです。
しかし、せっかく広島に来たんですから二度と経験できないと考えて出来るだけ市電に乗り続けています。



広電の乗り場は”→”の向きにしか乗り降りできませんので注意が要ります。


私が利用するのは宮島口線で、通勤時間帯は単車はなく新しい連結や低床タイプの車両になるのでちょっと残念です。
他の路線では昔ながらの単車タイプがまだ走っていたりします。


↓毎回原爆ドーム前を通過します
↓西広島からは普通の電車と同じです
↓いろんな車体
夜もまた雰囲気があって被写体として魅力的です。
■原爆ドーム
4月中旬、諸般の事情で急遽週後半の出張が取り消しとなり、お昼で解散となりました。
横浜に帰る前に少し時間が取れたので、広電から見える原爆ドームに立ち寄りました。
↓広電の停車場がある



世界遺産だったんですね。
(でもこういうもので世界遺産はあまりうれしくないです)
現物は風雪に耐えかね倒壊を回避するため鉄製の補強がされており、ちょっと気の毒な感じです。





4月平日の午後という事もあり、修学旅行者はなく日本人の見学者は少なくて外国人の観光客が多かった。
皆さん神妙な顔つきで説明板を読んでいましたね。



緑色のウィンドブレーカーを着たボランティアのおじさんが明るすぎて浮いてました。
(子供の頃B29のプラモデル作ったら母さんに怒られて壊されたと笑って話されてもねぇ~)
(笑っていいのか戸惑うよね、私は面白かったけどね、似た経験をしたから)
(プラモデルでも八つ当たりする気持ちは、体験者にしか理解できないのよね)
※原爆開発競争の犠牲者
WW2の終盤アメリカは密かに原子爆弾を開発していた、スパイ活動により情報はソ連に筒抜け。
ソ連も同様に原子爆弾の開発を進めていて、どちらが先かという状態。
アメリカのトルーマンはソ連に危険を感じ、先に実際の威力を見せつけたかった。
日本は実験体に利用されたのです。
戦況はすでに決しており、日本に反撃する力はなくいつ敗北を認めるかという状況だったので
早く爆弾を投下したかったのだ。
本土決戦になったら米軍や日本の民間人の犠牲が甚大だったのでそれを未然に防ぐため必要だったというのは詭弁です。
ならば、なぜ長崎と広島にタイプの違う爆弾を落としたのでしょうね。製造が間に合わない訳がない。
人体実験とソ連への牽制に利用したのだ。
アメリカでは英雄かもしれないがトルーマンは真の極悪人です。
■広島城址
出張も後半になり、見通しがたって余裕が出来たのが、ある日いつもより早い撤収となりました。
陽が伸びたとはいえ、いつも作業場所を出るのが8時過ぎだったので、夕暮れ時の解散はウキウキしましたよ。
狙ったのは”広島城址”、さすがに宮島にはいけません。

広電で戻り紙屋町西で下車、地下道を北に進み、広島県庁前で地上に上がりさらに北へ向かう。
最後は地下道で広島城の南側に出るのです。
↓表御門跡の前にある説明写真

復元された表門から二の丸跡に入り、さらに橋を渡り本丸跡に入る。
先の大戦での原爆投下により広島城の建物は跡形もなく吹き飛ばされてしまい石垣のみが残った。






平日の夕暮れに広島城址を訪れるのは、やはり外国人観光客ばかりでした。

提灯の連なりは被写体として反応が良く外国人も写真撮っていました。
↓本来の天守閣の礎石
◆天守閣
天守閣は本丸の北西の角にあり現在見られるのは復元されたものです。(当たり前ですね)


↓夕暮れ感を出してみた
天守を見て、自分が集めた城写真でどこのものか分からなかった画像が広島城だと分かってうれしかった。
↓ながらく何処の城か不明だった画像
◆「学芸員のおススメPart4
天守閣は時間が遅くて中に入れず、長居することも出来ず、来た道を戻ると、ある看板が目に入った。

「学芸員のおススメPart4」”天守もいいけど石垣もいいよ”
という写真です。
同じ構図の写真が撮りたい!
と思った。
城の西側(左)に回り石垣の下から撮るものの、看板の構図とは逆になる。
(あれ?天守閣に向かう途中にこんな立派な石垣なんてあったっけ?)
再び正面に戻り階段の右の方から構図を探してみるが、看板のような構図はない。
看板をよく見ると天守閣の破風(はふ:屋根に乗っかった三角形の部分)が正面入口から見えるものと違うのが分かった。
(正面じゃないな)
城の東側(右)に歩いてゆくと、ありました破風が縦に2つ重なるのは東面だったのです。

↓正面(南側)からの破風
↓東からの破風。しゃちほこの向きでも分かったかもね
近くによるべく近づくと、城の北側に長い石垣が続いていたのでした。
この石垣が実に立派なもので高さは5mくらいあると思われる。
石垣の下に回ろうと思ったら東の端まで歩かなくてはいけなかった。
陽が暮れて急速に暗くなりつつあり、慌てて走りました。

城の北面の石垣下から看板と同じ構図を見つけた。

北側の石垣は表御門や中御門とは違い、隙間がなくて急傾斜に組み上げられていた。
天守閣が北西の端にあるものの、北側からよじ登るのは難しい構造になっていた。
よく考えられている。
敵は南側の表御門や東の裏御門から入ることを想定していると思った。
天守閣まで距離があり上るので守る方は守りやすい。
天守閣を見てすぐ帰るのは勿体ないですね。
学芸員のおススメ看板がなかったら、南と東の破風の違いや北側の石垣に気づかなかったな。
お城は一周しないといけませんね。
とても面白かったです。
↓これは裏御門の櫓跡?に根付いた大樹で石垣を壊すほどに成長している。



表御門を出る頃はすっかり陽が落ちていた。

↓ライトが当たる広島城を御堀越しに撮る。


帰りはまた地下道で広電の路線が走る通りまで戻り、歩いて帰りました。


↓「街中にお寺がないなぁ」と思ったら、寺町にはお寺しかないみたいです。
広島観光でやり残しは宮島のみなんですが、なかなか実現しそうにない。
今回がダメでも次があるので「まぁいっか」です。
ではでは(^-^)(-^ )(^ )( )( ^)( ^-)(^-^)
●荷物で一番重いのは2台のノートパソコン。
カジュアルなディパックだと肩ベルトが食い込んで背負うのが辛い。
なので、最近は丹沢山歩きに使っているザックを持ち込んでいる。
一週間分の着替えはショルダーバッグに詰め込みます。こちらの方が軽いです。
気になって駅前などで観察すると、スーツケースが圧倒的に多いですね。
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┗(-_-;)┛オ・・オモイ・・・







































