■マップ
(1)山歩きの全体マップ
赤色=往路、青色=復路。
・計画

・実際

(2)地蔵平周辺

■テーマソング
今回は、ロッドスチュアート(Rod Stewart)の曲ですよ。
★Rod Stewart - "Sailing"
↑2014/02/28 に公開。
ロッド・スチュワートの代表曲だと思っていたらカバー曲でした。1975年にシングルリリース。
全英1位を獲得するものの、全米ではパッとせず。
ロッドスチュアートの若い頃って、体にフィットする衣装にブロンドヘアーが強烈な印象で、なんだかライオンのように見えたっけ。
頭が妙にでかいなって思ってた。
この曲は浦和レッズの「We Are Diamonds」の元歌でもあります。
★We are Diamonds/浦和レッズオフィシャルソング
■実走報告
大界木山からの続き。
(⌒_⌒)v いぇ~い!
(17)モロクボ沢ノ頭
13:40、大界木山に到着。13:41、大界木山を後にする。
”大界木山”名前はすごいのに、平らな道の途中に山頂表記があるせいかあっけない。(逆向きだったら感想は違ったかもね)

甲相国境尾根は、うまく言えないが私にとっては何かイマイチ気分が乗らない道である。
稜線なので細かいアップダウンが連続して歩き甲斐はある。しかし、爽快な気分になるような見晴らしポイントが一つもないのだ。
細尾根の合間、視界が開けたかな?と思っても、山名の分かった山を撮ろうとすると、必ず樹林が割り込んでくる。
どこに注目したら良いのか分からないような写真ならきれいに撮れるのだ。
↓こんなの
何だかなぁ(-_-;)
風景写真を撮りたい人にはフラストレーションが溜まる道だ。
黙々とただ歩き続けたいと思う人に向いていると思う。
(そんな人がいたらね)

◆犬峠/忘路峠/恋路峠
モロクボ沢ノ頭まで0.7kmの道標を過ぎると、鞍部となる。
「ここは何?」を表す表記はない昔の道標が近くにあるところなのだが、明らかに分岐と分かる。
行き先表示がないので正式な道ではないのだろう。西丹沢詳細地図を見ると”忘路峠(犬峠)”と記されていた。
行き先は、横浜市が運営していた”横浜市道志青少年野外活動センター”でした。この施設、老朽化もあってH24年度末に廃止されている。
峠名の由来をネットで調べてみたが、有効な情報は見つからなかった。
忘路峠や恋路峠と記された報告もあった。
何となくで、根拠はないが”犬越路”(いぬごえじ)があるので、ここも武田信玄の北条攻めに関係しているのかな?
犬越路のwikiを読むと、そうじゃない”犬(イヌ)はイノの転化で、現地の方言で険しい道の意味”だということかもしれない。
険しい峠=イノ峠=犬峠、この方が良いね。なら忘路峠や恋路峠は何なんだ。忘も恋も遠目には同じように見える...かな。
◆モロクボ沢ノ頭頂上
痩せ尾根を歩き根っこが木段のような道を上って行く。
14:19、モロクボ沢ノ頭頂上に到着。
テーブルの置かれた頂上部で道は三方に分かれている。
西が歩いてきた城ヶ尾峠方面。
北は甲相国境尾根の続きで白石峠、加入道山方面。
東が0.7kmで畦ヶ丸へ繋がっている。
誰もいないテーブルで仰向けになり小休止。
見上げた空は曇り空だった。青空だったら気持ち良かったんだけどなぁ。
14:23、畦ヶ丸避難小屋を目指して東へ歩き出す。
◆畦ヶ丸0.7km
行き先まであと「0.7km」と表示された道標が、付近には多い。
1kmを切っているので(もうすぐだ)と思ってしまいがちだが、これが曲者なのだ。
歩き易い道が続くと思ったら、終盤に思いっきり深い鞍部があって上り返しがきつくて、結局時間が掛かる。
距離が短いのに、長いパートより時間が掛かるような地図表記には注意しよう。
(18)畦ヶ丸避難小屋
14:43、畦ヶ丸避難小屋前のテーブルに到着。
今回は畦ヶ丸頂上へは行かない。100m手前の畦ヶ丸避難小屋から大滝峠上へ下る。
時間が遅いのと、畦ヶ丸頂上は先週見たからもういいや。
畦ヶ丸頂上には、ピストンで立ち寄るほどの魅力を私は感じない。
(19)大滝峠上
畦ヶ丸避難小屋から南側の尾根を下る。
小さい鞍部を越えて200m歩くと道標があり、ここで90度左に向きを変える。
ここから大滝沢登山口経て大滝橋BS前まで下りが続く。膝がちょっと心配になる。
先週は上るのに苦労した南尾根、下りは早い。
15:20、大滝峠上に到着。
◆計画変更
計画では、大滝峠上から屏風岩山頂上を通り二本杉峠を回ってプレスポのデポ地である大室生神社に戻るのに02:50分掛かると予想。
僅かに日没時刻を過ぎてしまう。
予定した尾根道は、初めて歩く道である。これまでの道でも、またこれからの道でも人に遭遇しそうな気がしない。
やはり安全策が賢明だ。
(出発が2時間早かったら余裕だったなぁ...)
(残念だが県道歩きですねぇ...)
やり切れないので、せめて大滝峠だけでも寄り道してみよう。
100mしか離れていないのだから。
ピストンで大滝峠の様子を見に行ってみる。
(畦ヶ丸には行かないが大滝峠は行ってみたいと思った)
(20)大滝峠
15:24、大滝峠に到着。
(あれ、ちゃんと古いけど道標があるね、しかも鞍部だ)
(-_-;)
どうも先週の滝めぐりで歩いた時、大滝峠と思った場所は間違いだったようだ。
ここは尾根を古い道がちゃんと横切っていた。
(おぉ~西に道が伸びているじゃないか、これが奥野歩道なのか)
v(^o^)
西には、崩落跡をかわす様に踏み跡が続いていた。
この道を歩ききると、昼に見た信玄平まで行くんだね。
(これはすごくいいね、探検したくなるね)
(^O^)ウホホ
峠の右側を見ると、こちらも水平に道の跡が見えるが、ちょっと先から斜面崩落で消えている。
(もしかすると、大滝峠上からの登山道のどこかにつながるんじゃなかろうか)(^。^)y-。oO
(そんなポイントあったかなぁ?ホホホ)(^O^)ウホホ
俄然興味が涌いてきた。
大滝峠上に戻り、登山道を進む。
道の右側をチラチラ見ながら進むと、見つかりましたよ、大滝峠に向かう道の分岐地点がね。
(^_^)y
気がつきませんでした。下りでは意識しないと分からない、上りでも素直に歩けば通り過ぎる。
(いいね、行ってみたいね)( ̄ー ̄)ニヤリ


↓先週はここを大滝峠上と勘違いした。
↓大滝峠と勘違いした場所
(21)大滝沢口登山道を下る
捨太郎沢の渡渉を繰り返して道を下る。
16:04、一軒避難小屋に到着。
小屋の中はチェックしないで先に進む。


16:13、先週雨棚(あまんだな)を見学した後、必死によじ登った尾根が登山道に合流するポイントを通過する。
(登山道から分かり易い場所にあるな)
ここから大滝が見える地点までは初めての歩行である。
↓崖下にマスキ嵐沢が見渡せる場所を通過する。何だが楽しそうな沢のようだ。
16:42、大滝の落ち口近くを通過。
↓落差はないものの迫力ある滝です。


(22)大滝橋から県道歩き
16:50、大滝沢登山口に到着。
17:06、大滝橋BS前で県道に出た。バス待ちしていた男性ハイカーと言葉を交わす。本日久々の人間との交流でした。
ここからは急いでも仕方のない道なので慌てずに歩く。
途中、夕焼け空に浮かんだ月を何度も撮る。
(23)駐輪解除
17:45、上の原登山口に戻る。

神社前に到着と同時に、急激に周りが暗闇になった。
プレスポを鳥居前に移動して鍵類を外す。
(24)帰り道
17:57、大室生神社を出発、細川橋で県道(K76)に合流後丹沢湖方面に走り出す。

18:06、永歳橋(えいさいばし)を渡る頃には完全に夜でした。
神尾田トンネルを出てから集落の手前に行くまでの急坂下りがいつも緊張する。バックミラーに車が映らないことを願う。
急坂なのでチャリと言えどもスピードが出ます。舗装が悪いのであまり左端に寄り切れない。追い越しのアクセルが踏み切れなくて、チャリにへばりつくドライバーが一番厄介だ。
(追い越せないなら、車間をもっと開けろ)と思う。
※高速道路での悪質運転が問題になっているので、今後車の走行マナーに厳罰を科す法改正があると思われる。
早くやって欲しいね、あおり運転への刑事罰適用。
自転車にもドライブレコーダを付ける時代が来るだろう。
川西橋でK76を離れK723へ移る。夜間走行で外灯なしの道はキツイのだが、それでもR246を走る気にはならない。
山北-清水橋間は夜中以外は走りたくない。
18:39、山北町の高松山入口の先でR246上り線に合流する。
今回は頭痛もないし、眠くもならない。前日の睡眠の有無は影響が大きいと分かった。
19:09、沼代の信号を通過する。
19:51、畠田西で長後街道(K22)に合流。
20:50、無事に帰宅した。
(⌒_⌒)v いぇ~い!
■感想
本日の感想は?
満足( ̄ー ̄)、満足( ̄ー ̄)
満足2つです。
予定を完遂出来なかったので、満足3つはつけられませんが、気分的には3つに相当する。
西丹沢というと、意識の範囲では玄倉川流域(ユーシン渓谷)や檜洞丸周辺までが精々だろう。
でも、本当の西丹沢はもっと西方に核心があるような気がした。
目立つ観光シンボルが全くない。
林道である程度入らないと、とても歩き切れそうにない。
交通の便が極めて悪い。
(ここまで来るやつは変わり者だ)と思った。
◆廃道パラダイス
当初の目的にはなかったが、予想もしていなかった廃道がたくさん認識できたのは成果と言える。
俄然やる気が出た。
時間が掛かるので来年の春を待って再び挑戦しようと思う。
・大杉歩道(今回歩いた)
・道志歩道(三ヶ瀬古道)
・奥野歩道
・屏風岩山から地蔵平へ続く尾根道(日陰歩道)
・富士見橋のさらに奥
・城ヶ尾峠から道志側
・忘路峠(犬峠)越え
ターゲットはいくらでもある。
◆沢歩き
・地蔵平から地蔵沢→赤沢→バケモノ沢→大界木山
・大滝沢→マスキ嵐沢
・一軒避難小屋→鬼石沢
・屏風岩山に近づく笹子沢も行ってみたい(笹子大滝あり)
楽しそうな沢が分かった。
◆山歩き
山なら二つある権現山のV路に興味が湧く。
ただ世附権現山は滑落事故が多いので、よく調べてから入るべき。
■本日のデータ
◆暦
日の出05:35~17:27日の入(日照11:52)
◆計画
所要時間見積=18:00(03:50+10:20+03:50)
累積 区間 ポイント
------------------------------------------------
[00:00] 出発
(03:20)丹沢湖(神尾田トンネル)
(00:20)細川橋~大室生神社
(00:10)駐輪
[03:50] 山歩きStart
(上の原口登山道)
(01:10)二本杉峠
[05:00] 二本杉峠
(大杉歩道=二本杉峠-千鳥橋:現在廃道)
(00:40)千鳥橋
(大又沢林道)
(00:30)地蔵平
[06:10] 地蔵平
(01:10)信玄平
(00:40)城ヶ尾峠
[08:00] 城ヶ尾峠
(00:05)小休止
(00:35)大界木山
(00:50)モロクボ沢ノ頭
[09:30] 丹沢主稜
(00:30)畦ヶ丸避難小屋
(00:30)昼休み
[10:30] 畦ヶ丸避難小屋
(00:45)大滝峠上
(00:05)大滝峠
[11:20] 大滝峠
(00:50)屏風岩山
[12:10] 屏風岩山
(00:15)毛出峠
(00:45)二本杉峠
[13:10] 戻り道
(00:50)大室生神社
[14:00] 山歩きGoal
(00:10)駐輪解除
(00:10)細川橋
[14:20] 帰り道開始
(00:30)丹沢湖
(03:10)K76~R246~K22
[18:00] 帰宅
◆実績
・出発時刻-到着時刻(実時間)=04:35-20:50(16:15)
・乗車時間=05:43:35
・距離=122.63[km]
・AVE=21.4[km/hr]
・Max=59.8[km/hr]
・累積走行距離=2928.0[km]
・経過詳細
所要 時刻 ポイント
------------------------------------------------
00:00 00:00 04:35 出発(自宅)
00:00 03:21 07:56 丹沢湖(神尾田トンネル)
08:11 細川橋
08:12 上の原登山口
03:45 00:24 08:20 大室生神社
(駐輪)
08:25 山歩きStart
04:43 00:58 09:18 二本杉峠
(大杉歩道)
05:32 00:49 10:07 千鳥橋
(大又沢林道)
06:05 00:33 10:40 地蔵平
06:29 00:24 11:04 地蔵沢経路
07:32 01:03 12:07 信玄平(登山道復帰)
08:04 00:32 12:39 城ヶ尾峠
昼休み(12:45-13:20)
09:04 01:00 13:39 大界木山
09:44 00:40 14:19 モロクボ沢ノ頭
10:07 00:23 14:42 畦ヶ丸避難小屋
10:45 00:38 15:20 大滝峠上
10:55 00:10 15:30 大滝峠上(戻り)
(大滝沢登山道)
12:15 01:20 16:50 大滝沢登山口
12:31 00:16 17:06 大滝橋
(戻り道:県道歩き)
13:10 00:39 17:45 大室生神社(山歩きGoal)
(駐輪解除)
13:31 00:21 18:06 丹沢湖
14:04 00:33 18:39 山北R246合流
(K76~高松山入口R246~下糟屋~K22)
16:15 02:11 20:50 帰宅
◆見積/実績比較
・見積
①チャリ往路 =03:50
②山歩きタイム=11:05
③チャリ復路 =03:05
④合計 =18:00
・実績
①チャリ往路 =03:45(-00:05)
②山歩きタイム=09:25(-01:40)
③チャリ復路 =03:05( 00:00)
④合計 =16:15(-01:45)
●安物に感謝
今年の春から半年間、私の丹沢山行を支えてくれた靴が破れました。
ホームセンターのワゴンセール最終処分品(売残り)でした。
格安でしたがよく頑張ってくれました。感謝です。
やはり靴は良いものを選ぶべきだと思いますが、私はブランド品には興味がなく、スニーカーでも良いんじゃないかと考えたこともあります。
安物の耐久性のなさが分かって勉強になりました。
●今週末も休養
季節外れの超大型台風が今週末、関東に上陸するかもしれない。
従ってツーリングは今週もお休みです。
次は2回続けて箱根へ行ってみようと考えている。
ヤマビルのトラウマを忘れるために...






























































