06月23日 ブラジルW杯日本代表のデジャブ、’06ドイツ大会とそっくり! | Cycling Wonder

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06月15日のコラムで、ザックジャパンの姿が、2006年ドイツ大会のジーコジャパンに似ていると書いた。


■2006 FIFAワールドカップ日本代表 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/2006_FIFA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8

8年も経っており、うろ覚えでしかなかったのでWikiを見て確認したら、驚いた。


・第一戦、日本:1 vs 3:オーストラリア(まだAFCではなく、大陸間プレーオフを勝って本戦出場)
 日本が先制するが、逆転されて敗戦


・第二戦、日本:0 vs 0:クロアチア(欧州)
 第一戦負け同士の最下位争い。


・第三戦、日本:1 vs 4:ブラジル(南米)
 日本先制するも、逆転されてボコボコにされる。GL敗退。
 ブラジルは2連勝後の試合、日本は2点差以上での勝利が必要で2トップを変えて臨んだ。

 

★海外の評価

 海外紙から、ワースト4位のチームと呼ばれたジーコジャパン。

 

★ジーコの采配
 オーストラリア戦での選手交代に疑問の声が上がる。
 

★チームの内情
①チームが攻撃(海外組)と守備(国内組)に分かれていて意見がまとまらない。
②レギュラーと控えでモチベーションの違いがあり、チームがひとつにまとまっていない。
③ベンチからチームを鼓舞するベテランが不在(若い選手のチーム)
④協会の見方では、中田英寿選手が他の選手と交流を持つことが出来なくなっていた(孤立していた)

 

※マスコミなどの報道も極端なところはありますが、妥当な見方だと思われる。

これって、2014W杯ブラジル大会のザックジャパンとまったく重なってしまうんですけど
皆さんはどう思います?

ジーコ→サッケローニ
中田 →本田
中村 →香川


※ドイツW杯のジーコジャパンとザックジャパンの相違点
http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140623-00000002-wordleafs-socc
遠藤「ドイツのときと似ている」「僕自身まったく気にしていない」
↑ドイツを知ってる遠藤、似ているけど本当ですとは言えないでしょう。


※ジーコ・ジャパン ドイツへの道「2006年 ドイツW杯総括 ジーコジャパンとは何だったのか。」 2006/07/03 00:00 NumberWeb
http://number.bunshun.jp/articles/-/14073
”当初は、選手を大人扱いしながらも、指揮官はプロとしての厳しさは求め続けていた。
(省略)
プロ意識の未熟さを問う指揮官の対応は、実に適切なものだった。また、2003年キリンカップで、選手が思うようなレベルにないと判断した時には、最終ラインを総取替えした。だがそのドラスティックさが、任期後半は影を潜めてしまった。
きっかけはアジアカップ優勝だっただろう。それ以降、チームは“ファミリー”になり、代表選手の入れ替えは減り、指揮官の中に選手の固定化と序列が生まれた。そして、それが大会での采配に影響した。”

↑↑↑これって、まんま今のザックジャパンでの本田、香川、長谷部、遠藤の固定化と同じです。
大人扱いしたら、堕落する。
なんでなんでしょうね、日本代表はポジションが確定(固定)されると、いつのまにか選手から”アニキ”に変わってしまうみたいですね、それは8年経っても変わらない。ずっと昔からそうだったんでしょうね。
本当の意味の競い合いや、プロフェッショナル精神は日本人選手は持っていないようですね。


※W杯デイリーコラム:ドイツ大会に似てはいるが…
http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140620-00000027-goal-socc
↑表面的には似ているが、当時と今では日本の中身が成長しているから違うと言うのだが
(引用)
”ドイツ大会での日本は自分たちのサッカーをプレーしようとしたが、どうすれば良いかも分からない様子で、完全な失敗に終わってしまった。
南アフリカでは、(省略)日本のサッカーを新たなレベルへ導くことはできなかった。

JFAとザッケローニ監督が現在挑戦しているのは、日本の選手たちにとって最も自然だと感じられるスタイルのサッカーを基礎として、サムライブルーにアイデンティティーを与えることだ。
速いパスをつなぐ、攻撃的なサッカーがそれだ。”


■ブラジル大会のトレンド
しかしですね、世界はさらに先に行ってしまったように見える。
日本のお手本がスペインなら、オランダ戦の大敗をどう見るべきでしょう。
スペインが調子悪いとは思えませんでしたが、オランダの攻撃スタイルは新しく見えました。
5バックのチームを日本のパス攻撃で崩せるようには思えないんですけどね。

 

※なんと1-5・・スペインがオランダに大敗した理由とは
http://soccer-tellrist.net/spain-netherlands/
↑5バックとマンツーマン、攻撃はファンペルシーとロッペンの2人で十分。
確かに速いし、攻撃の手数が少なくて点が入ってしまうんですよね。
オランダのような攻撃は日本には出来ない(ザンビア戦の青山→大久保が似ているけど)


昔のフォーメーションなら4-4-2とか3-4-3とかですね。
日本は4-2-3-1ですね。

今回のオランダ代表は5-3-2です。
 

※オランダ、5-3-2転換の背景 - ブラジルワールドカップ特集
http://brazil2014.yahoo.co.jp/column/detail/201406010002-spnavi
↑華麗なサッカーをやってる場合じゃないんですね。

オランダはカウンター軍団に変わったようです。

ブラジル大会で成功している国はスタイルが似ていると思う。コスタリカもそうだ。

みんな、組織でしっかり守って、ボールを奪ったら少ない手数で素早く反転攻勢をかける。
見方の攻め上がりなんて待っていられない。
「ノロノロすんな!」┌(>0<)┐



■次期日本代表監督
※ストイコビッチ氏がザック監督後任?セルビア紙報じる
http://news.livedoor.com/article/detail/8965655/
W杯も終わってないのに、次期監督の噂話がマスコミから出てしまうのもドイツ大会と一緒なんだよね。

ピクシーにはいつかはやって欲しいが、次の4年でいいのかな、その次の方が強そうな気がするけど。


ではでは( ・_・)ノ⌒●~* ポイ!