05月24日 寸沢嵐の小野林道から牧馬峠の巻き | Cycling Wonder

Cycling Wonder

プレスポで行く神奈川の道

2週連続で週末ツーリング出来ませんでした。
先週は仕事で、今回は雨で見送りです。
日曜日の横浜市西部は弱雨、窓から見ると曇りのようにも感じますが無理に走るような状況ではありません。
梅雨ですからね、こういうこともあります。
普段出来ないことをと考えて、パソコンのデータ整理をしていました。
ハードディスクの空き容量が随分減っていたので、いらないと思われるデータを削除したり、外部HDDに移したりしていたら、結構時間掛かりました。

 

土曜日はサッカー日本代表のザンビア戦をちょこちょこ見ながら作業してました。
TVを付けたら試合が始まっていて、日本の雰囲気が思いっきり悪い。
あっという間に先制点を取られ、思わずTVに毒づく。

「内田!ヘラヘラすんじゃねぇ!」(まぁ、キーパー西川の凡ミスですけどね)
次に見たら2-0になっていました。

「山口中途半端、吉田、おまえはどこにおるんじゃ」(`ヘ´)
「あー、こりゃダメだ」(´ヘ`;)ハァ
 

ということで、パソコン操作に熱中。暫くして試合結果だけでも確認しようと、TVを付けたら3-2で逆転してました。
 

「えっ!」(◎o◎)
「一体どうした?何があったんだ」(O.O;)

何故でしょう、私が見始めると、ザンビアが点を入れる。
3-3。「あらら」
「俺のせいじゃないよ」(-.-;)y-~~~
「引分だな」(=_=;)

と思ったら、大久保のアフリカンなシュートが決まる。
「すっげーな、大久保」W(`0`)W
あの反応は日本人じゃないね、アフリカンだよ。
ザンビアのDF3人を右手でガードしながら、ワントラップでふかすことなくゴールに突き刺す。
「すごい人だ」(^0^)アンタハエライ

 

その後は最後までヒヤヒヤしながら見てしまった。
4-3で日本の勝利ですが、あまり喜べないですね。
 

ノーガードで打ち合うボクシングの試合みたい。

本田の調子が上がりませんね。(とても心配)
香川はちぐはぐ。(動きは良くなってる)
それでも攻撃陣の頑張りは驚異的(脱アジアレベルです)

 

ディフェンス陣はというとボロボロ。
日本が本戦で負けるとしたら右ディフェンスからでしょう。
(右CB=吉田、右SB=内田、右ボランチ=長谷部or山口)
吉田にはホントにガッカリする。チキンヘッド吉田をなんでザッケローニは使い続けるのか私には理解できない。
(吉田の思考、記憶、判断、行動力はにわとりの脳のように小さい脳で行われている)
長谷部の代役山口には運がない(2失点に絡む)
内田は悪くないと思いますけどね。(病み上がりで良くやっている)
 
コートジボワールに勝てるのだろうか?とてもとても心配です。
 
前振りが長くなってしまいました。どうもすみません。
3週間前のツーリング報告をしようと思います。
 
■ねらい
今回は、道志道R413から藤野方面に広がる牧野、寸沢嵐(すわらし)エリア
を次の3箇所にポイントを絞り走ってみようと考えました。
①牧馬峠に向かうK518の途中、新戸(しんど)から石老山の麓の寸沢嵐(すわらし)へ走る小野林道を走ってみる。
②石老山登山道の途中にある顕鏡寺(けんきょうじ)の先に通行止めになっている道があるので行けるとこまで行ってみる。
③K76の藤野やまなみ温泉入口から峰山(みねやま)に上る(押し歩き)
 
■見所
★小野林道
相模原市緑区の林道で、寸沢嵐から青馬橋近くの新戸までをつなぐ林道。
新戸でK518に接続するはずなんですが、採石場の敷地と競合しており、
K518直前で道が途絶えている。未完成の林道です。

 

★石老山顕鏡寺(けんきょうじ)
高野山真言宗。 御本尊は、福一満虚空蔵菩薩。
貞観12年(871年)、源海上人により開山。
京の宮人の息子で岩若丸という方が、僧になり諸国行脚の結果たどり着いたのが石老山。
この岩の多い山を石老山と呼び、自分の身元を意味する鏡を取って顕鏡寺としたという。
寺の参道には伝説を秘めた老杉、古松や石老山縁起に由来する岩窟等が多くある。

 

★峰山
標高570mあり、古くから燃料の宝庫として地域の住民から親しまれてきた山だそうだ。
この山の頂上には、古峯神社が建っている。
峰山には4本の参詣道があり、藤野やまなみ温泉入口バス停から頂上までは40分くらいのハイキングコース。
 
■テーマソング
ナツメロソングです。フレンチポップスなんて聞いた事ないでしょうね。
私が小さかった頃流行ったフランスのポップスです。
 
★愛の休日/ミッシェル・ポルナレフ Holidays/Michel Polnareff
http://www.youtube.com/watch?v=1Ll7whUGqZU
ホリデェ~、イズォー、ホリデェ~ と歌う歌。

 

★シェリーに口づけ/ミッシェル・ポルナレフ Tout Tout Pour Ma Cherie
http://www.youtube.com/watch?v=nJmwUa76E5o
”トゥトゥポマシェリマシェリ(4回繰り返し)、トゥワァ、ヤザァデクヮ・・・”と歌う歌。

ミッシェル・ポルナレフさんは、めがね姿が特徴的でいつも掛けていた。
この2つは忘れないんだよね。
 
■マップ
走行ルートマップを示す。
自宅から宮ヶ瀬の鳥屋を目指すルートは素直に、厚木から飯山、清川村から土山峠越えで行きました。
予定通り、土山峠の上り坂で大汗をかきまくり、ヘトヘトで宮ヶ瀬湖を通過。(-.-;)ツカレタ
鳥屋からK64で道志道へ。
梶野交差点でK518に移り新戸へ。
Map01

↑緑色が予定。赤が往路、青が復路
Map02
↑石老山周辺
Map03
↑寸沢嵐周辺
  
■予定
①K22長後街道を走り、吉岡の信号で厚木方面へ進む。
②藤沢厚木線K43を暫く走り、上河内交差点(十字路)を右折。
 市道を走り、海老名高校前を通過した後踏切をり、再びK43に右折で合流。

③2つ目の信号を左折してあゆみ橋を渡り、突き当たりを右折したら道なりに

 走るとR246の市立病院前交差点に来る。直進してR246を横切る。

 道はR412となり、吾妻団地交差点を左折してK60に移る。
 K60は小鮎川沿いの道を走り、途中飯山観音前を通過する。

④尾崎交差点では直進してK64に合流、土山峠を越える。
⑤やまびこ大橋、虹の大橋を渡り、鳥居原園地で左折。鳥屋を通過して道志道へ向かう。
⑥梶野でR413道志道からK518に移り、青馬橋を渡ると新戸(しんど)に到着。
 採石場の入口から林道までは、採石場敷地内を通るので、業者の事務所に通過を

 お願いしに行く。
⑦新戸から寸沢嵐まで小野林道を走る。
⑧寸沢嵐から顕鏡寺を目指して走る。顕鏡寺で小休憩。
⑨顕鏡寺の先の道を無理せず行ける所まで行って見る。地図を見ると、結構

 奥まで道が続いている。道はピストンなので、来た道を引き返す。
⑩石老山入口でR412に合流したら相模湖リゾートプレジャーフォレスト入口で

 左折K517へ進む。
⑪篠原のK518との分岐では右折してK517を進み、坂道の途中で右に離脱する。
⑫田ヶ岡を通り抜けると、K76の坂沢橋手前に出るので、やまなみ温泉方面に進む。
⑬やまなみ温泉入口バス停から峰山ハイキングコースへ移り、峰山を目指す。
⑭峰山を下山したらK76を南下、菅井トンネル手前で道志川沿いに向きを変え、

 バカンス村入口からR413道志みちに出る。
⑮梶野からは来た道を戻り、帰り道となる。
 
 
■実走結果と感想
本日の感想は?
満足(-_-;)・・・
満足0つです。

 

途中でアクシデントがあり、予定のコースは切り上げて牧馬峠経由にコースをショートカット。田ヶ岡や峰山には行けませんでした。
全体的に満足感(達成感)があまりない走りとなってしまいました。
 
■実走詳細
(01)ツーリング仕様
今回は、ゆっくりツーリングで終始するつもりなので一番重い装備となっています。
モンベルのフロントバッグをサドルの後ろにぶら下げる自作のキャリアとモンベルバッグに普段携行する主要なものを入れると。自転車の総重量が12.6kgほどになります。

(耐パンク性のある重いタイヤでプレスポ単体が10.9kg、携行品が1.2kg、ボトルが500g)
01-01 01-02
持ち上げると重いですが、体に身に付ける荷物が、地図とかカメラ携帯くらいしかないので気持ちは非常に楽です。
08:49いつもの公園を後にしてK22長後街道に出る。

01-03
 
(02)尾崎まで
厚木から小鮎川沿いを走り、飯山観音前を通過して尾崎交差点へ向かう。
何度も走っているので、走りづらさは感じない。
案外尾崎交差点までは上り勾配は感じない。
01-04

09:51、あゆみ橋を渡る。

01-05

10:20、飯山観音前を通過。

01-06
10:33、尾崎交差点を通過する。

 

(03)土山峠を上る。
清川村役場近く煤ヶ谷の谷太郎林道への分岐点を過ぎた辺りから、上り坂がきつくなる。 ここにくる随分手前で一台のローディに抜かれており、抜いて行ったローディがちょい先にいた。
平坦路では全く話にならないスピード差があるが、上りになると差が縮む。
とは言っても、私も目一杯なので、どちらもゆっくりと上っている様な感じ。

コンビニ前で休んでいた別のローディが、スカッと私を追い抜いていった、前のローディも抜かされた。 抜かされたローディはムキになって追いすがる。
2台のローディが視界から消えた。(とても私には出来ない。無理しない)

土山峠のバス停がもうすぐの辺りまで来たら、追い抜いて行った2台目のローディが下りてきた。

結構なおやじに見えたが、体は締まっていて、見るからにレーサー。
どうも、ヒルクライム練習に尾崎のちょい先から峠までを繰り返し走っているようだ。
01-07

10:52、土山峠を通過。

01-08 01-09
↑宮ヶ瀬湖の水位が下がって、昔の峠道が現れました。貴重です。
  

(04)新戸で困ってしまう
天気もよく、タイムもまったく気にしない走りなので気持ちよく宮ヶ瀬湖を抜ける。
01-10

11:20、鳥居園地手前の信号のない曲がり角を左折。

01-11
 
01-12
↑道志道との合流ポイント
01-13
↑牧馬入口。
11:33、梶野の牧馬入口でR413を離脱K518に移る。
ここから一気に下るのだが、道の途中で、道志川の対岸の斜面を横切る道路らしきものを見る。この道が小野林道である。
01-14

林道への入口が、採石場の敷地に被さるので、素直に行けるかどうか分からない。
今回の不安ポイントである。
もし、採石場を横切るようなら、近くに事務所があるだろうからお願いしてみようと思う。

02-02 02-01
11:38、新戸に到着。
現場で不安的中。やはり採石場をちょこっと横切る必要がありそうだが、関係者以外禁止の表示あり。

「困った」
道路の反対側にある建物に行き、事務所を訪ねてみたのだが、ドアノブは固く、誰も今日はいないみたい。採石場は本日(土曜日)お休みらしいが、事務所に誰かいるだろうと思ったけど誰もいない。

 

採石場も停まっているので、通り抜けるだけ許してもらおう。
しかし、ゲートは頑丈で横を通るのは難しい。通り抜けもダメか。

あきらめかけたら、ゲートの右側の下が大きく開いているのが見えた。
02-03
↑緑のところがちょうど通れた。

 

「通り抜けられた」
11:58、ゲートからくの字に曲がるように100mほど進み、採石場の場外にでた。
そして事実上の林道終点である。

02-04

↑この先から道は続くが、林道としては途絶えている。

 

(05)小野林道
小野林道の終点から起点に向かうように今回は走った。

02-05

↑路面そのものは舗装路で走りやすい。
02-06


道はほぼ舗装路になっていたのだが、採石場近くで行き止まり状態なので、道は荒れ放題が続く。 落石が多かった。通行する人も車もないので、落石は落ちたままの状態である。 石に乗り上げないよう慎重に進む。
02-07
02-08

02-09
あまりきつくない上りを進み尾根を回り込むように進むと、途中の路面から車の通った後のような跡を感じるようになる。(寸沢嵐側は定期的に車が入っているようだ)

02-10
↑路面を見ると車の通った後のよう。

02-11

02-12
12:34、小野橋を通過。
小野橋を過ぎると林道ゲートは近い。

02-14 02-13

12:39、起点表示を確認して林道ゲートに到着。

02-15

 

(06)顕鏡寺
林道ゲートを出て暫く走るともう一つのゲートが現れた。

03-01
03-02

03-03
ゴミを捨てる車が入れないようにゲートが追加されたようだ。
この先は、初めての寸沢嵐なので、地図を見ながらの走行となる。
03-04

目印があると助かるのだが、と思っていたら帝京大のグラウンドが現れた。
分かりやすい目印である。これを頼りに先のコースを予想して進む。

03-05 03-06

03-07
13:07、見覚えのある赤い橋を渡り三つ角に出た。

03-08 03-09
もうこの先は地図がなくても分かる。(こうなっているのか)

03-10
13:15、顕鏡寺に到着。

03-11

03-12 03-13

 

03-14

↑顕鏡寺から津久井湖方面を望む

 

(07)なぞの道を行く
顕鏡寺に向かい道はその先も続いているのだが、通行止めになっている。
Google,Yahoo!の地図で見るとその先は道が随分続いているように見える。
行ける所まで行ってみようと先に進んでみた。
道はすぐダートに変わり、荒れた道となる。

04-01 04-21

 
04-31

13:40、600mほど進んだところで再びゲートが現れた。

04-34 04-35
ゲートの先を見ると草に覆われた荒れ道が続いている。
最近人が通った感じがしない、まさに獣道である。単独で進むには危険すぎる。
もう十分すぎたので引き返すことにした。
 

上りの時には気にならなかったが、下りで気がついた。
途中に水源のような場所があった。

04-06
この付近の水源地なのだろう、それで通行禁止になったと思われる。
人通りが途絶えたので道の保全も止めてしまって荒れ放題なのではないだろうか。

 

(08)牧野へ向かう
顕鏡寺前に戻り着た道を下り続けた。
14:02、石老山入口でR412に出た。
05-01

相模湖リゾートプレジャーフォレスト入口前の交差点を左に進みK517に入る。

05-02 05-03
↑K517でお気に入りの撮影ポイント。竹林。
05-04
↑石老山から下山する人を多数見かけた。
05-05
14:23篠原のK518との分岐点に到着。

 

(09)アクシデント発生。
それまでハンドリングに引っかかりを感じ、妙な違和感があったので、ステムの締め具合を調整しようとステムを固定するネジを緩めてみた。
そしたら、ステムをコラムに固定するステムのネジ山が1つダメになってしまった。
ネジが締まらなくなってしまったのだ。

 

シートクランプのねじ山を締めすぎで壊すことはあったが、ステムのねじ山がつぶれるのは初めてだ。
さすがにステムの固定がネジ1つだけでは、非常に不安である。
 

14:50、この先の予定は諦めて、帰ることにした。

ステム03
↑コラムに固定する上のネジのネジ山が締まらなくなった。

 

(10)牧馬峠越え
帰り道として牧馬峠を越えていく。

05-06 05-07
05-08
15:00、峠を越えた。

 

05-09
途中で昨年行った牧馬大滝の位置がK518上で確認できないか、確かめてみたのだがはっきりとは分からなかった。

05-10
↑青野原キャンプ場
05-11
05-12
↑このコーナーの所が牧馬大滝の一番近い場所のはずなんだが?
05-13
↑この下が大滝の場所ではないか?

15:30、小野林道に入る採石場の前を再び通過する。

 

(11)帰り道は予定外のルートを通る
予定では、帰りは遅くなるので、朝来た道を逆に辿って帰ろうと考えていたのだが、早く戻ってきたので帰り道を考える。
06-01
06-02
15:53、鳥屋に戻る。

予定外に早い時刻に戻り道を開始したので、ちょっと遠回りで帰ることにした。
06-03
↑関交差点
06-04
↑小倉橋

 

串川橋で左折後小倉橋前からK511を昭和橋まで走る。
06-05
↑見えている橋はR129の新昭和橋
06-06
↑昭和橋を渡る。

 

17:20、鵜野森でR16に合流。
海軍道路、環状4号線を走って横浜市泉区へ帰る。

06-07
↑海軍道路
06-08
↑海軍道路の街路樹から見えた富士山と夕陽。
 
06-09

↑いずみ野の定点観測ポイント


■本日のデータ
・出発時刻-到着時刻(実時間)=08:45-18:55(10:05)
・乗車時間=07:08:57
・距離=127.14[km]
・AVE=17.7[km/hr]
・Max=55.6[km/hr]
・累積=1980.5[km]
 
■参考URL
※1.高塚山
http://yuhoyuyu.sakura.ne.jp/course/cn376/
↑遊歩悠々さんのハイキング報告(2008年6月頃)、行き先は石老山のとなりの山(高塚山)ですが
入り方が変わっている。山の麓の林道が小野林道です。

 

※2.顕鏡寺
http://www3.ocn.ne.jp/~m-coffee/no14fudasho.html

 

※3.2014.05.14 石老山顕鏡寺 花子とアンの蓮子様 ( 柳原白蓮 ) の菩提寺
http://www.youtube.com/watch?v=37IWKQKlAEo
↑見出しに反応してしまいました

 

※4.藤野町南部のかわいい峠
http://homepage3.nifty.com/tougepal/fujinona.htm

 

※5.峰山コース
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kankyo/shinrin/hiking_fu/022321.html
↑相模原市のHP

 
■まとめ
 小野林道は、思っていたよりも見所がなく、あまり楽しい道ではなかった。
 走行記念として1回はありだが、今後は小野林道を走ることはない様に思う。
 石老山は人里に近く、簡単に走れるような気がしていたのだが現実は違った。
 意外と未開の山に思えた。獣も多くいそうな感じがする。
 私の動物的な勘では気軽に奥へ入るのは危険な気がした。
 峰山に行けなかったのは残念である。またコースを見直して走ってみようと思う。

 

ではでは(⌒O⌒)