■ヒルクライムのシッティングフォーム
平地のポジションのまま上りに入って、辛くなってきたらサドルの
前に座り直す。
私が薦めるエンドバーをグリップ内側に取り付けておくと、ハンドル
(エンドバー)の握りがドロップハンドルのようになり踏み込み易い。
勾配が上がっていくと、背中の傾きはどんどん寝ていく方へ変化する。
■加速時の姿勢
加速する場合は、極端に上体を寝かせて前かがみの姿勢を取り、
上るようにしている。
背中を伸ばしてトップチューブに張り付くように前に倒す。
こうすると重心がより前に移動して、後ろ荷重がなくなるのだ。
想像するより楽にペダリングが出来る。
ペダリングは12時-3時を意識して斜め前に蹴り出すように踏み
下ろすのだが、前かがみなので思いのほか自然に出来る。
そして、一番良いのが腰への負担がとても少ないのだ。
代わりに太ももの筋肉への負担は増すけれど。
(邪道とは知りつつ)ペダルの角度をアンクリング気味にすることで
ハムストリングスが発動して、長く足が使えるのです。
一山越すぐらいなら問題ありません。
■走りのイメージは
走りのイメージは「おばあさんが腰を90度曲げて台車を押して
坂道を上る」ような感じです。
見た目は極端ですが、格好なんて気になりません。
ヒルクライムののぼりは、ダンシングもシッティングも姿勢が
肩-腰-足で常に三角形の前傾姿勢を形成するように走るのが
良いと思います。
※猫背スタイルのシッティングは腰に悪い
腰を起こして猫背になると、後荷重が増して抵抗が増えたように
感じてしまう。ダンシングするか猫背をやめることになる。
猫背スタイルで強くペダルを踏むと腰に荷重が掛かるのがわかる。
距離が長いと、腰が辛くなる。
猫背で坂は上れない。
ではでは(^0^)/^^^^^
