昨日も色々ありました。大野山ヒルクライムが長すぎますので2回に分けます
Part1で大野山ヒルクライム、その他がPart2です。
昨夜はPart1のテキスト打ちが限界でした。
日曜は出撃できそうにないので無理せず寝ました。
■本日の予定。
今日の予定は4つ
(1)山北駅の桜を撮る。
大野山に上る前と後で山北駅の桜を撮る。
大野山から下りて来たら、SLも見学して、御殿場線の通過も見届ける。
(2)大野山ヒルクライムに挑戦する。
目標は足付きなしで、頂上手前の駐車場ゲートまで走りきること。
時間は掛かってもいいので、走り切りたい。(前回は足付き数度)
(3)大口広場で自転車の写真を撮る。
山北に来たならば寄らずばなるまい、自転車が最も美しく撮れる
場所で記念撮影をする。
(4)K77で篠窪の富士見塚に寄り道する。
今年3度目の訪問になります。
目的は、K77ゴルフ練習場近くからの富士見塚HCの上りを走ること。
この上りはキツイ。
■参考URL
・大野山乳牛育成牧場への交通案内
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f4110/p12196.html
↑★★★分かりやすいマップデータ" 印刷用詳細地図(pdf 221kb)”がDL出来るよ。
・山北ハイキング「大野山コース」マップ Peaceful Paradise Life
http://pepalife.blog33.fc2.com/blog-entry-375.html
↑こちらは、よりリアルな航空写真です。但しハイキング用だよ
・挑戦!大野山
http://www.k2.dion.ne.jp/~denisoba/oonayama.html
・大野山牧場 - 登坂TT
ttp://tohantt.info/climber.cgi/ohnoyamabokujyo/
↑皆さん速すぎです。
■始まりの儀式
本日は今期最早の6:00起きで7:10自宅を出撃。
並々ならぬ意気込みで山北を目指します。
始まりの1枚は近所の公園でパチリ。
最近タイヤを替えてから、ふらつきが激しいので、試しにホイールを
ALEXRIMS-R380からシマノWH-R500に変えてみました。
タイヤとスプロケは同じものを引き続き使うことにし
重量を測ったところ。
ホイールF/Rだけで1.8kg→2.2kgと400g増えてしまいました。
多分車体の総重量は11kg近くなってしまったと思いますが
真っ直ぐ進むことを選択しました。良い結果が出ればいいのだが
走る前はちょっと不安だった。
↑境川CRとの交点「高鎌橋」にて
それではスタートする。
■K22で上北の根まで行き、R246をひたすら西走する。
山北に向かう方法は、何通りも選択可能であるが、今日は早く着き
たかったのでR246での西走を選択。
写真はほとんど省略し、ひたすら走るのみ。
・経過報告
自宅(公園) 0.0km、07:28
名古木 26.8km、09:04
渋沢 33.8km、09:10
籠場 39.4km、09:21
※R246籠場ICを下りてK72を走り、庶子で再びR246に合流。
庶子 41.6km、09:28
↑庶子
↑R246向原あたりから、これから向かう大野山方面を見る。
「な~にも見えんなぁ」
■沢里沢でトイレ休憩
向原でR246からK76に別れ、高松山入口を右折、高速高架下の
トイレで15分くらい休憩。
その後、山北駅前に到着。47.3km、09:54頃。
ちょっと線路脇を通り桜を見ながら、大野山入口方面に進む。
■大野山入口到着
10:12に旧道大野山入口バス停前に到着。48.59km。
乗車時間が2:07’54。
今までなら、自宅を出た直後の時間に、今日は随分遠くに来たもんだ。
↑旧道トンネルを出た所がスタート地点になる。
■大野山ヒルクライムTT開始
大野山入口バス停前から、まきば館入口までの6.3km
を走るヒルクライムのタイムトライヤル(TT)を開始する。
コースは、参考URLに示した「大野山乳牛育成牧場への交通案内」
でDLできる。
”国道246号線から大野山乳牛育成牧場までの車のルート”
と同じルートである。
■経過報告
経過報告は、このルート図の番号を使って行なおうと思います。
このルートマップはポイントを押さえていて良く出来ているなぁ
と思います。
もし大野山ヒルクライムに興味があるなら、見比べながら見て
いただくと参考になるでしょう。
①②開始
スタートしてすぐ急坂となり400mは上りが続く。
ただ勾配は後半に比べたらキツくはない。
進行方向の右手に二人地蔵が現れたら、上り勾配は緩やかに
なります。タイムにこだわるなら、迷わずダッシュしましょう。
↑これは300m付近を坂上から撮ったものです
↑400mくらいで、右に二人地蔵様が見えたら、勾配は一旦緩やかになる。
↑平坦路が600mくらい続くよ。休まないで踏み込みましょう。あとは平坦はないぞ。
③高速高架下過ぎの分岐「都夫良野入口」を直進
1.0kmほどで東名高速の高架下で初めの分岐となる。
左に工場らしき建物、右手に今は珍しい電話ボックスのある所で、
右側直進を選ぶ。電話ボックス横に、大野山への道標あり。
④「大野山登山口」バス停前は右側直進。
50mほどで右に行くと登山道っぽい分岐が現れるが、そのまま
の道を進む。
さらに50mほど進むと、開けた場所となり、左側にバス停が
確認できる。ここも道なりに曲がらずに右側の本線を進む。
⑤ボクシングジムを回りこむ
1.5kmあたりにボクシングジムの黄色い建物が現れるので
回り込むように進む。近くにトイレがある。
このジムは、いろんなブログの大野山記事に登場しているので
帰りに記念撮影する。
↑ジムが見えたら、平坦区間はほぼ終わりと思ってよい
↑”つらい時が登り坂”うーーんどういう意味だろね、「成長してる時はつらいぞ」ってことかな
今の俺にはあんまりはげみにならないなぁ。
⑥ミラーのある分岐(登り口)は左へ
2.0kmあたりでカーブミラーが左側にある分岐が現れる。
大野山は左、直進すると共和小学校方面である。
自転車は左を選ぶ。緩やかな路面はここで終わりです。
ここから勾配はどんどん厳しくなっていきます。
大野山は平坦区間が少なく、上りだすとフロントを変えるチャンスが
ないので早めにインナーに落とす。
私はここで迷わずスペシャルスプロケットの力を借りることに
しました。インナー(1:32)リヤはセカンドのつもりだったんだが
ロー(1:28)まで落ちてました。
(気づかずまだ1つギヤがあると思ってました)
次の分岐までのポイントを紹介する。
・2.2km地点に「明日香沢」なる表示あり、道幅狭く直線の
上り坂である。
・2.6km地点に「馬頭観音」様が左手におりますが、見逃す
かもしれません。小さいですから。徐々に道がうねうねして
きます。
・2.8km地点左側に「延命水」
・2.9km地点右側にお地蔵様(服を着ています)
延命水からお地蔵様の囲いが見えます。
平坦区間はありません。一定の上りが続きます。
⑦直売所のある分岐を左へ
3.5kmほどで直売所がある分岐が現れます。
ここは左を選択します。ほぼここで半分です。
ここでは、分岐を左に曲がった後、直線の上りが目の前に現れる
のですが、明らかに勾配が増しています。
ちょっと気持ちが萎えるポイントですので、気を引き締めて
進みましょう。
↑直売所の前から見える200mくらいの勾配が増した坂、気持ちが萎える瞬間です。
↑3.7km地点、坂をあがれば少し休める。
※ここでリヤをローに落とそうとシフタを操作したら既にローだった
ので、一瞬萎えました。「マジかよっ」
※姿勢と呼吸に注意すれば上れます。
今回のヒルクライムで実践確認しようとしたことが2点ある。
・重心に乗る乗り方(テクニックVOL.7で記事にした竹谷賢二式スタイル)
で大野山は上れるのか?
・出展元を失念したが、「上りの呼吸では、吐ききることに注意する」
(息を吐ききれば、体は自然に吸い込むという理屈)
ここからは、この2つだけを注意して上りました。
姿勢は、私の場合「自然なカーブ」ではなく、や○め式の「丸めないで伸ばす」
を支持しているのでハンドルからは遠くなります。
また、村山利男さんという神のような人の話として、ハンドルは強く
引くな、握るなというのを、誰かのブログで見たので、今回真似てみました。
坂が急だからといって、無理な姿勢で力任せに踏んだらダメってことです。
体は地球に垂直で、体の一部に負担を掛けないで、体全体で負荷を分担する
ように乗る。呼吸は「吐ききる」ことに注意する。
これは後半のつづら折で実証。
ヒルクライムの上り方は今後研究したいテーマとなりました。
⑧共和地区福祉バス待合所のT字路を左へ
4.0kmほどでT字路が現れます。
共和地区の「福祉バス」の待合所が正面に見えます。バスというライトバン
が右側に停車しているポイントです。ここを左に進みます。
⑨共和地区物産品直売所が左にある分岐を直進
長いつづら折を上ると4.3kmほどで左手にテラスのある、一見喫茶
コーナーかと思う建物(実際は物産品直売所)の前で分岐が現れる。
ここは直進して森の中に入っていく。
↑ここは右方向へ直進して森の中へ。勾配もまた上がったように感じる。
↑もう少し暖かくなったら営業するでしょう
ここから400mほど上ったら、きびしいつづら折が始まります。
それまでのつづら折は直線部分が長いのだが、ここから先のつづら折は
カーブ、カーブの連続になります。
つぎの牧場管理事務所まで森の中をひたすら曲がり、上り続けるので
つらいですよ。
※単独走なので、気分がどうしても滅入って来てしまうので、ここでは
気分転換に叫びながら上ってみました。呼吸も吐ききる方が良いと言う
ことなので、今回は叫びながら走ってみました「ヴォーー」とか
「ヴゥァーー」とか腹から声を出すようにしてみました。
声に出す時点で余計な力かもしれませんがね。のどにも悪かった。
それでも、確かに呼吸は吐き出し重視にすると吸い込みは自然に強く
なるように感じます。
「ウヒョ~ー」とか「いつまで続くんだコノヤロ~」とか声を出し
ながら走ったほうが、断然気がまぎれていいように思います。
私の場合は、はたから見るとおかしな人に見えますが。
仲間と一緒に話しながら上ると意外といいかもしれませんよ。
↑前が開けて前上のほうに尾根が見えると4.7kmくらいなので、あと1.5kmです。
↑道は舗装とコンクリートの繰り返しになりますが、○輪っか舗装はありません。
だからといって楽ではありませんよ。
⑩牧場管理事務所前を直進する。
5.5km(残り800m)で右手に赤い屋根の牧場管理事務所を
確認して前の道を進みます。
ここからのつづら折は本当にキツイです。
↑管理事務所前。残り800m
↑左は管理事務所前の直線、こんなつづら折がこのあとづづくのです。
6.0km(まきば館直前の300m)のつづら折あたりで心が
折れそうになるのですが、ゴールはもうすぐなので辛抱で上りましょう。
⑪まきば館
牧場の工場らしき建物を通過して、左手に門が見えたらまきば館です。
道は凸凹な平坦路となり山頂へ続く道となりますが、一旦まきば館
でゴールとします。
・乗車時間=0:34’41
・距離=6.19[km]
・AVE=10.8[km/hr]
・Max=32.1[km/hr]
何気に、物凄い結果になりました。
σ(^_^)のプレスポ滅茶苦茶速いですね。(自分的には出来すぎでした)
実感:竹谷式=や○め式の「重心」で上る「前乗り」が有効です。
プレスポでは後乗り(森・今中式)は合わないと思います。
また、私はダンシングを使わない村山さんの意見に賛成です。
シッティングで一定ペースで上るほうがトータルで早いと思います。
今回ダンシングは一回もしていません。筋力が弱いと言う自分の
特性もあるのですが、F:R=32T:28Tで後半全部ひたすらこぎ
続けました。28Tありがとうですね。こんなにローギヤを使うことは
普段ないです。
○輪っか舗装がないのに、倒れるほどキツイ坂道が大野山の
特徴ですね。あんまり上りたくはないです。
■大野山の頂上は360°霧の中でした。
一応頂上まで自転車で行くことは可能。
本日は、あいにくの天気のため、景色は最悪です。
↑まきば館出てすぐの道ですが、なんにも見えません。
↑頂上直下のゲートを通ります。
↑頂上に上りきりましたが、この状況。静かだったので「人なんておるんかい」(心の声)
意外といるんですね、これが。山に登る人にとっては霧なんて関係ないんですね。
↑頂上で記念撮影。手前のバンビちゃんの向きはこっちかな、逆かなで暫し時間を要す。
一体どっちが正解なんじゃ。お好きなほうでよろしいかと。
景色は期待できないので牛を見に牛舎に行ってみました。お食事中でした。
↑30頭くらいが食事中でしたよ。
もどって、しばらく霧の中で休憩。体が冷える前に下ることにしました。
でもTTの時間が予想以上だったのでウキウキです。
昨年の4月30日に上った時の写真をどうぞ
↑奥に丹沢湖が見える。
↑晴れなら、本来このような写真が撮れます。山北方面
↑尾根沿いに移動した所からの一枚、つづら折がはっきり写ってます。
■下りる途中で、たぬきを偶然見た。
例によって、下りは写真取り捲りで下るので時間掛かります。
まきば館を後にして、300mほどで厳しいつづら折の開始
なんですが、カーブの手前で減速したら、急カーブのところで
なにやらこげ茶色のずんぐりした生き物が、ゆらゆらと歩き出す
ではありませんか。最初猫だと思いましたが、動きがゆるすぎる。
それに頭がない細長いずんぐりむっくりな姿に
(心の声)「タヌキだぁ!」
タヌキは悠然と林に消えていきました。
消えていく場所を凝視する私、当然、無理は承知で消えていった
場所を捜索。
「大野山でタヌキを見る」
なんとラッキーなものを見てしまったんでしょう。
それにしても、タヌキの動きがノロいっす。
■大野山にチャレンジするなら、暑くない時にやるべし
昨日は花冷えの、ちょっと肌寒いコンディションでしたが、汗かきまくりでした。
特に顔の汗はハンパなく、まきば館に到着する頃はサングラスの片側が
汗でぼやけてました。体から湯気が上がってました。
夏には上る気になりませんなぁ。
part1はここまで、大野山以外をpart2で報告します。(^。^;)フウ
ではでは(^0^)/^^^^^

































