今回は久しぶりに外食のお話。
こちらのかぼちゃ、なんとおでんの具なんです。
大阪のおでんなんですけど、初めて食べました。
先日、出張で関西に行ってきたんですが、帰りの新幹線までちょっとだけ時間があったので、梅田へ。
新幹線が通る新大阪駅から、JRなら1駅の大阪駅周辺です。
私、阪急電鉄の大阪梅田駅にある「新梅田食道街」が大好きなんです。
古くて狭くて天井が低くて、レトロ感満載な上に、人情味あふれる感じがいいんですよねぇ。
お好み焼きやたこ焼きなど「ザ・大阪」なお店もあるんですが、
とっても寒かったのでおでん屋さんに入ることにしました。
「日本一 古いおでん屋」「創業1844年」という看板が気になって
「たこ梅」さんにお邪魔しました。
この食道街には今まで何度も来ていますが、おでん屋さんに入るのは初めて。
だって、「おでんなら東京でも食べられるから、わざわざ大阪じゃなくても……」
って思っていたんですよ。
お店のメニューを見たら、クジラの舌や皮っていう珍しいのもあったんですが、
まずは定番の大根、玉子、厚揚げを。
んで、おでんが登場してすぐ、お店の方に一応、
「あの~、写真撮ってもいいでしょうか?」って聞いたら
「はい、どうぞ~!」と、このポーズ。
さすが、大阪!!!
大阪のおでん屋さん、入ってみてよかった!
東京のおでん屋さんとぜ~んぜん味が違う~。東京よりもかなり甘かったです。
もちろん、お出汁がしみしみでおいしかった~。
んで、冒頭に出てきたかぼちゃなんですが、実は最初の大根などと一緒に頼んだんですね。
でも、かぼちゃ(この店ではなんきん)は注文を受けてから煮込むらしく、後から登場しました。
ホクホクしておいしかったですよ~。
かぼちゃに湯葉が巻いてあるところが、なんだか関西って感じがしました。
この他にも、お出汁でサッと煮た「わかめ」や、
紅しょうがが入ったさつま揚げみたいな「ひら天」など、
東京のおでん屋さんでは見たことない具をいろいろいただきました。
そうそう、シメには茹でた細めのうどんにおでんだしをかけた
「おでんうどん」も、おいしかった~。
後で知ったんですが、関西ではおでんのことを「関東煮(かんとだき)」というらしいです。
だから、このお店の赤ちょうちんに「関東煮」って書いてあるんだなぁ。
関西のおでんについて、日経さんの記事がありましたので、リンクをはっておきますね。
関西ではなぜおでんを「関東煮」と呼ぶのか? (2013年の記事です)
今度、大阪に行ったら、クジラの舌や皮のおでんも食べてみたい!