秋刀魚と化粧 | 美味と物語 ~ライターびんこのブログ~

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山形生まれなのに、いきなり沖縄に15年住みました!
その後やってきた大都会の東京は、いろいろタイヘン!!
元・琉球放送報道部リポーターのびんこがお届けする、
おいしいもののブログです♪

 

先日、なじみの居酒屋さんが秋刀魚を焼いてくれました。しかも、炭火で。

秋刀魚はサンマで、まだ焼けてもいないのに、

七輪の上にあるだけで、なんでこんなにおいしそうに見えるんでしょうねぇ。

 

このお店では毎年、秋刀魚の季節になると、

店内にあるグリルでこんがりと塩焼きにしたものを出してくれます。

でも、今年は周辺のお店と協力して屋外にテントを張り、ちょっとしたイベントみたいなことをしたので、

その一環として、秋刀魚をグリルではなく、七輪を出して炭火で焼いてくれたんです。

 

ビールを飲みながら、しばらく待っていたら、

「おまたせしました~!」

とスタッフさんが持ってきてくれたのが、こちらの秋刀魚の塩焼き。

ジャーン!

 

 

こんがり焼けて、おいしそう!

……と思ったのですが、なにかが違う。

「なにが違うんだ??」

と去年の秋刀魚の塩焼きを思い出してみると……

 

 

そう。盛り付けてあるお皿が違うんです。

今年の秋刀魚の塩焼き(写真上)は、屋外で焼いたので、安全第一でステンレス製のトレイにのせています。

でも、去年までは屋内で焼いていたので、陶器のお皿にのってるん(写真下)です。

秋刀魚のサイズも少し違いますが、大きな違いはそれだけ。

お味は、どちらもおいしかったです。

むしろ、ステンレス製のトレイにのってる炭火焼きの方がおいしかったかも。

 

でも、陶器に盛り付けた秋刀魚の方が、おいしそうに見えますよね。

 

ああ、これって、ニンゲンもそうだなって思いました。

どんなに中身がよくても、どんな洋服を着ているか、きちんとお化粧をしているか、

つまり第一印象がとっても重要。

外見にばかり気を使って、中身を伴わないのは本末転倒ですが、

やっぱり、お化粧やおしゃれは大事なんだなぁ。