売買目的有価証券の決算整理、第二弾チョキ
洗替方式に挑戦ですラブラブ


あらいがえ方式、その違いに熱い視線を送りましょうDASH!


では例題本
売買目的有価証券
帳簿価額1,250円
期末時価1,500円


仕訳メモ
(借)売買目的有価証券 250/(貸)有価証券評価益 250



ん?
ちょっと待ったコ~ルだぁぁベル
これって、前回の切放方式と一緒やんDASH!


(°□°;)
お主、気付いてしまったな。。

はっきり言って、切放方式と洗替方式は同じですパー


じゃあ、何が違うのか。
それは。。


翌期首の仕訳に違いがあります本


一会計期間が終了して、新しい年度、新しい会計期間を迎えたとき、売買目的有価証券の帳簿価額はどうなっていますか?


そう、前期末の時価になっています¥
それを最初の取得原価に戻してあげるのが、洗替方式です。


例題本
期首に前期末の評価差額を振戻した。


(借)有価証券評価益 250/(貸)売買目的有価証券 250



決算整理での評価替えとは、まったく正反対の仕訳。
これで売買目的有価証券の帳簿価額が、取得原価に戻りましたよねニコニコ
収益の勘定科目だけど、借方に表示されているのがポイントですひらめき電球


ちなみに評価損だった場合がどうなるか、想像できますか?

仕訳メモ
(借)売買目的有価証券 250/(貸)有価証券評価損 250


このように、翌期首に帳簿価額に振戻しますラブレター


さてさて、前回の宿題です本

切放方式が何を切り放すのか、分かりましたか?射手座

そう、
取得原価を切り放すのですDASH!


古くなった情報を切り放してしまうから、期首に振戻す仕訳はしませんNG


もうバッチリですねニコニコ


それでは最後に、財務諸表への表示についてです本

複数の銘柄を扱っていて、有価証券評価益と評価損が同時に計上されている場合は、それぞれ相殺して表示します天秤座


例題本
残高試算表
有価証券評価益 500円
有価証券評価損 200円


損益計算書メモ
有価証券評価益300円


こんな感じですねニコニコ
ただし8桁精算表は外部に報告する書類ではないので、その問題では相殺する必要はありません。
注意してくださいキラキラ