□作品オフィシャルサイト 「グリーン・ゾーン」
□監督 ポール・グリーングラス
□脚本 ブライアン・ヘルゲランド
□キャスト マット・デイモン、グレッグ・キニア、ブレンダン・グリーソン、エイミー・ライアン、ジェイソン・アイザックス、ハリド・アブダラ
■鑑賞日 5月23日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
前作『インビクタス』でいい意味でイーストウッド影響を受けた後、
お馴染みのポール・グリーングラス監督とのコンビ。
『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』に次いでこれで3度目。
イラクを舞台の戦争物は今年まだ記憶に新しい『ハート・ロッカー』があるが、
淡々と爆弾処理をする中で生死を紙一重で対峙する個人の葛藤や仲間との軋轢。
それとは別に上からの指示と言えども、グリーン・ゾーンの中における味方でありながら、
不況和音の連続。 味方といえども信じられるのか、敵ではないけれどイラン人を信用できるのか。
共に生死の狭間で描かれる前線の戦士の苦しみや葛藤は、前者とはまた違った切り口で描かれる。
テンポある展開なれど、映像全体が暗く、やや観ている側が置いていかれがちである。
ポール・グリーングラス監督のテンポには慣れているつもりだったが、まんまと置いていかれた。
実際にジャーナリストなるものが、信念を曲げるぐらいの圧力に屈して、何も知らない一般人がそれを読んだとき、
そのままを受け入れてしまうことは怖いことだし、また上官や本部からの指令が絶対な前線では、
まさしく正しい判断と選択の余地がない窮地であることはまちがいないところだ。
『リトル・ミス・サンシャイン』で甲斐性なしの父親役を演じたグレッグ・キニア、なかなか今回は良かった(笑)
それにしても隠していると思われる大量破壊兵器を追って、最後まで追い詰められるあの人の顔は、
かつて話題の的だった人に似ているのは意図的なものなの(笑)
