一昨日ハーパーの3回目投与が終わりました
現在残っている症状としては、脚の浮腫が、足首回り、脹ら脛が少し、手が指先の痺れ、特に爪先がまだまだ痺れ痛あり
それでもMAXの時に比べると50%位まで軽減された感じではあります
髪の毛は2ヶ月前の産毛状態からあまり進展は無く
ほんの少し伸びたかな?位で、それも斑な感じもあり、生え揃うにはまだまだ時間がかかりそう
眉毛、睫毛も同じくボチボチです
まだまだとは言え、少しずつ回復してきている感じはありますから、身体が楽に動く時は嬉しいです
病気が発覚して10ヶ月、検査、手術、治療と様々な事が怒涛の様に押し寄せてきて、ゆっくり考える間も無く無我夢中で乗り越えるしか無かったこの10カ月
過ぎてしまえばあっという間でもありました。
が、
こんな逃れようの無い現実の状態であるにも拘わらず、今でも
「何で私が乳癌にならなくちゃならなかったんだろう?どうして私なの?」
と鏡に映る自分の姿が悲しく、やるせなく思ってしまう事がある。
きっと癌に罹患した人は皆、最初に思う事ではないなかと思う。
私の家系は癌家系で、両親、叔父叔母も胃癌で亡くなっていて、癌になるとしたら胃癌だと思っていたので、胃の検査はこまめにして、食生活も添加物や発癌性が疑われるものは注意して癌に罹患しないように神経質に排除してきた。
そして、癌に有効性のあるサプリメント等も摂取したりと、お金も時間もそれなりにかけてきていたし、所謂、癌になりやすいタイプに低体温症、免疫力が低くて風邪を引きやすいとか言われるけど、体温も36.5はあるし、風邪もこの10年以上引いてないし病院へも行っていなかった。
だから
「私は癌にはならない!」と変な自信がありました。
それなのに……しかも乳癌なんて想定外
それが、あるドキュメンタリードラマの中で癌患者と医師の会話にハッとさせられました。
癌患者が
「癌になったのは私が暴飲暴食で好き嫌いばかりしていたからで、自業自得なですよ」と弱音を吐くのですが
医師は
「いやそうではありませんよ、癌は交通事故に遭ったようなものです、注意をしていても誰にでも起こりうるのです」と。
癌細胞は誰の身体の中にもありそれが免疫力が落ちた時や、強いストレスを感じた時に癌化するとは一般的に言われている
る事ですが、確かにそれも一因があるかも知れません、でも、それらに該当していない人でも癌に罹患する人も居るのです。
特に若くて罹患した人は、そんな人が多いのではないかなと思います。
罹患する前は、「もし、癌になっても抗がん剤なんて絶対しない、正常な細胞を壊す薬なんて怖い、癌になるのはちゃんとした食生活をしていないから」と思っていました。
でも、そのちゃんとしていたつもりの自分が当事者になり、自分がこれまで信じてやってきた事が無意味に思えました。
しかし、治療計画を医師から説明されても、最初は抗がん剤はしたくないと思ってました。
この時も何処かで食事療法で治るのではと懲りずに思っていました。
しかし、私のタイプは抗がん剤をしなければ命に関わる癌なのだと分かり、標準治療をするしかないのだと、自分の考えがいかに甘いか気づかされました。
何でもそうですが、当事者にならなければ分からない事が沢山あります。
で、結論
気を付けた食生活も、抗がんサプリメントも、交通事故の癌には避けようもなく勝てなかったのです