こんにちは、Leeです、

最近本業が忙しくてあまり記事を書く時間がなくなりました、でもどうしても書きたいことがあって、今日は朝から資料を調べながらこの記事を書き始めた。

書きたいことはビットコインが上がったことではなく、最近凄く話題になったイーサリアムのFomo 3Dゲームです。ゲームのルールがシンプルですが、参加者が多くて大量なETHが流れ込んでいるため、このまま発展するとイーサリアムブロックチェーンが危険になるかもしれませんと言われています。

 

ゲームサイトはこちら:https://exitscam.me/play (宣伝ではありません)

 

このゲームを徹底分析すると記事が長くなりますので、3篇に分けて書かせて頂きます、まずはゲームルール:

1.誰でもETHでキーを買ってゲームに参加出来る、キーの価格がだんだん高くなる。(現在のキー価格は0.0054ETH)

2.キーを買った資金(ETH)はマネープールに集める。(今のところ、マネープールには21000個(約10億5000万円)以上のETHがあります)。

3.最後にキーを買った人(優勝)はマネープールにある資金の48%がもらえる。(2%を運営者、50%を先にキーを買った人に配当する)。

4.24時間カウントダウン制度。(キーを買って24時間経過しても新しい参入者がいなければ優勝、その間にキーが買われるとタイマーが30秒延長する)。

 

 

◆ このルールから分かったこと

先にキーを買ってゲームに参加した人達が、後に入った人の資金の50%を山分けするため、参入は早ければ早いほど配当金を多くもらえる。

 

遅く入った人は配当金を狙うではなく、最後の優勝を狙う。ただし、優勝賞金は1万個のETHとしたら、キーの価格が数百ETHまで上がっても買う人がいるでしょう、現在のキー価格は0.00546ETH。

 

キーの数は無限、且価格がだんだん高くなるため、マネープールの資金が増え続ける。もちろん優勝賞金も多くなりまして、参入者が止まらないかもしれない。今のところ、大体5分以内に必ず新しい参入者がいる。

 

このゲームの人気がなくなって23時間を経っても新しい参入者がいないとしてもこのまま終了するとは思えない、最後の1時間あるいは最後の10秒にはキーの注文が殺到するはず、そうするとイーサリアムブロックチェーンの負担が一瞬で重くなり、システム障害になる可能性が高い。

◆ Fomo 3Dゲームの特徴:

このゲームが人気になる理由といえば、ルールがシンプル、誰でも参加出来るほかに、ブロックチェーン技術を利用して、すべてのルールはスマートコントラクトで設定され誰でも改ざんすることが出来ません、そして資金の配当もスマートコントラクトに自動的に行われるため、中心化ゲームより信用出来ると思われています。

ゲームサイトのドメインはexitscam.me、直訳すると詐欺から脱出する私、汗。開発者が自分の作品を詐欺プロジェクトで命名したいではなく、資金ゲームだから多くの人に詐欺プロジェクトだと思われ話題になるかもしれないので、このドメインを使用して更に話題を呼ぶためでしょう。

ただし、ゲームのルールと資金を自動的に管理するスマートコントラクトのソースは全て公開されているので、誰でも調べることが出来ます:https://etherscan.io/address/0xa62142888aba8370742be823c1782d17a0389da1

 

◆ 最後に

このゲームはイーサリアムのヴィタリック・ブテリンにも注目されました、ヴィタリック・ブテリンがツイッターでETHがこれ以上ゲームに利用されると残りのETHを値上げすべきだと発言した。

 

更に、ゲームの開発者チームが数日前にもツイッターでイーサリアムブロックチェーンには攻撃されやすい重大な抜け穴を発見した、少し相談しませんか?とヴィタリック・ブテリン氏に呼びかけたようです、本当かどうか分かりませんが、ゲームの宣伝手段の一つではないかと言われています。

 

 

このゲームはいつ終了するか、どういう方法で終了するかに凄く興味がありますね、もちろん、今から参加すると配当金が少なく、リスクが高いのでお勧めしません。次回の記事でこのゲームの裏側について少し話ししますね、それでは、また明日。