1BTC=1000万円超の大相場予見する声相次ぐ、米著名投資家レイ・ダリオも「ビットコインは分散投資の対象になりうると発言。

さて、2021年の仮想通貨投資はどうすればいいでしょうか?

 

1.BTC

アメリカの追加経済対策が続き、世界中のインフレリスクが高まる中で、ビットコインの通貨としての地位は向上すると見られています。

また、決済大手ペイパル(PayPal)の市場参入がビットコイン価格の高騰を後押ししているとの見方を明らかにした。

さらに、テスラ社が15億ドルのビットコインを購入、カナダのビットコインETFの承認、アメリカの大手取引所であるCoinbaseが上場等、

アメリカを始めとする各国の大企業の資金流入等により価格が押し上げられポジティブな動向が続いています。

 

2020年3月以来、ビットコインより大幅に上昇したアルドコインがいくつ存在しましたが、長期的にビットコインを超過するアルドコインは存在しないでしょう。特に、各国大企業の資金が仮想通貨分野に流入し始めたことにより、仮想通貨市場全体が2018年のような爆落を繰り返すことは考えにくくなりました。

 

 

2.DeFi

2020年、分散型金融DeFiが暗号資産業界に一大ブームを巻き起こした。

DeFiの大きな特徴は、取引が全てブロックチェーン上で処理されることであり、すべての取引の記録がネット上で公開され、これまでの金融サービスと比較しても非常に透明性が高いと言える。

DEFIの出来ることは、分散型取引所のDEXや暗号資産を貸し借りするレンディングサービス、保険、決済、ファンドなど多種多様、ETHチェーン上の代表的なプロジェクトUniswapのステーキング金額は70億ドル、24時間取引金額12億どるに達しました。

 

 

一般人でもウォレットをダウンロードしてチャージするだけで簡単に参加できるため、DEFIの市場規模が大きくて、ETHチェーンDEFIのライバルとして、Binanceが運営するBSCチェーン、HuoBiが運営するHecoチェーン、そしてこれから稼働開始するOkexが運営するOKexチェーンなどが続々登場して、2021年4月7日の時点で、DEFI全体のステーキング(TVL)金額が1000億ドルを超えました。

 

ETHチェーンは今のところライバルを圧勝していますが、ETHチェーンのスピード、そして毎回数十ドルの手数料はライバル続出の原因となっているでしょう。これらの課題を解決するために開発されたのが、Layer1であるブロックチェーンとは異なるLayer2に置かれたオフチェーンで取引を実行するという方法です。

 

 

3.ETH&Layer 2 

Layer2とは、ブロックチェーン上(Layer1)に記載されないオフチェーンのことを指す。ETHチェーンの現状は、処理性能の低さを意味するスケーラビリティ問題を抱えている。1秒間に処理できるトランザクションの数が少ないため、イーサリアム上で稼働するアプリケーションが増加するほどネットワークが混雑してしまい、少額な決済(マイクロペイメント)には向かないという弱点がある。「イーサリアム2.0」と称される開発プロジェクトでは、従来のメインネットで主要データだけを計算し、付属データの計算を付属ネットに任せること(オフチェーン)によって、現状のイーサリアムが抱える処理性能の低さを解決することが出来るそうです。


Shardingの実装、シャードチェーンのテスト稼働(2021年3月に実装済み)
シャードチェーンのメイン稼働、PoSへの移行開始(2021年に実装予定)

 

注目すべきのはイーサリアムのEIP1559とPOS制度の導入です。

イーサリアムの数量は無制限、毎年の増発数量は485万枚になり、トーケン価値を長期的に保つには困難と見られています。

EIP1559制度を導入することによって、増発分の50%~70%のイーサリアムが焼却され、インフレを大幅に抑えることが期待出来ます。

また、POS制度の導入した後、マイニングには大量なイーサリアムをロックしなければならなくなり、ETHの流通量がさらに減ってしまい、価格高騰になる可能性が高いです。

 

 

4.DOT

ポルカドット(Polkadot)はWeb3.0という世界の実現を目指すブロックチェーンで、2021年に入って急騰しており、今非常に注目を集めている仮想通貨のひとつです。

ポルカドットは、リレーチェーンを中心に、複数のパラチェーンが一つのネットワーク内で繋がった、シャード化されたブロックチェーン構造を持ち合わせています。これにより、ポルカドットを経由してETHチェーンにBTCを送金、EOSチェーンにETHを送金等、資産や情報を違うチェーンに移動することが出来るようになります。

ポルカドット(Polkadot)にはPoSが採用され、ポルカドットに接続するにもマイニングにも大量のDOTステーキングが必要のため、DOTの流通量がさらに減り、価格高騰に期待出来ます。

※PolkadotテストネットKusamaの通貨KSMは2020年4月以来、価格が既に120倍に上昇しています。

 

 

5.NFT

NFTは一種類の通貨ではなくコンテンツやデジタルアイテムを通貨に記載する分割出来ない通貨の全般です。

技術的な観点では、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)に対し、暗号資産はFT(Fungible-Token:代替性トークン)と分類されている。鑑定書と所有証明書に相当する情報が偽造を許さぬ状態で保管され、いつでも誰からでも参照できるデジタルデータとも言える。

ゲーム分野、コンテンツ・IP活用、資産の追跡&真贋証明などに活躍できるため、2021年に入って注目を集めている。

2月8日には北米男子プロバスケットボールリーグNBAプレイヤーのプレイがデジタルカード化されているトレーディングゲーム「NBA Top Shot」で、そのアイテムパックが発売30分で約2億6,000万円の売上を記録して話題を呼んだ。
そして日本のセクシー女優上原亜衣さんも自身のNFTアートを、NFTの販売サイト「ラリブル」で販売すると、初日に100万円近い売り上げを記録。この盛り上がりは今後、さらにヒートアップすると見られている。
もちろん、NFTが仮想通貨のバブルを牽引する説もあり、ALL INはお勧めしません。
 
最後に、投資は自己責任でお願い致します。