ようこそ~ムーン♪の独り言の世界へ。 探し物……それは【臓器提供カード】 お財布にずっと入れていたはずなのに見当たらない(^_^;A ふと思い出して探し出す。 どうしたんだっけアレレレ!?(・_・;? σ(゚・゚*) エート・・・ 捨てちゃった? どこかにしまっちゃった? (それだと意味ないじゃん!) ( ̄^ ̄;)ウーン 当時のことを思い出す。 大きな病院の受付に、 何気なく置かれていた【臓器提供カード】 「こ!これは!死んだ後も人様のお役に立てる魔法のカード」 うきうきと全部に丸をつけ、 署名寸前に我に返る。 ムーン♪の血液は人様のお役には立てない。 その血液にどっぷりつかっていた臓器だから お役に立てる可能性はかなり低いけど、 お役に立てるなら幸せなことこの上ない。 けれど……死後の体って自分のものなのかしら? 体って生きている間も家族の物っぽいところあるよね? 死んで後も片付けてくれるのは家族だよね? やっぱりここは一言許可を取るべきだよね? ムーン♪の怪しい脳内会議の結果! まずは一家の主である愛するパパにご相談♪ ムーン♪「パパ~これにサインしても良い?」 パパ「ああ~?……何だこれは!」 絶句するパパ。 ムーン♪「死んだ後も人様のお役に立てる魔法のカードだよ♪」 パパ「お前なぁ~だめに決まってるだろう?」 ムーン♪「だめなの?」 パパは無言でカードを返してきた。 その後ムーン♪をぎゅっと抱き締める。 「そっか、だめなんだ」 死んだ後でもムーン♪の体が切り刻まれるのが嫌なんだね。 回想終了。 ( ̄^ ̄;)ウーン やっぱりどっかにやったような気がする。 基本パパの嫌がることはしたくないムーン♪ 取り出して……その後どうしたかな? 最近ね、思うのよ、パパ。 これが逆の立場だったらムーン♪は嬉しいよ。 死んだ後もパパの体の一部は、 取り出された臓器の数だけ、 知らない人の体の中で生き続ける。 大切な人を亡くしたことがある人なら思うよね? もっと生きていて欲しかった。 もっと一緒に過ごしたかった。 できることなら何でもしたかった。 変われるものなら変わりたかったって…… そんな悲しい思いをする人が減ったり、 少しでも大切な時間を増やすことができるのだとしたら、 お役に立てるのだとしたらやっぱり嬉しいよ。 それでね、 サインはせずに持っておくことに決めました。 サインがあれば鮮度の良いうちに速やかに取り出されて、 保存されて手術を待つ人達の元へ送られる。 判断が遅くなればなるほど、 お役に立てる確率も減ってしまうけど、 パパに任せることにしました。 持っていることに気がついてくれれば、 きっとパパならわかってくれるよね。 それにしても……どこにやったのかな? 決心がつくまでって思って、 パパの眼の届かないところにしまった気がするんだけど。 もらって来た方が早いかな?